くも膜下出血の後遺症で性格が変わってしまうことがある?
2020/05/09
くも膜下出血の後遺症というと、体の麻痺などの身体に影響が出ることを想像しますが、後遺症で性格が変化したように見えることがあるようです。今回はくも膜下出血の後遺症で性格が変わったように見えてしまう現象に関して詳しく調べてみました。
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まずは基礎知識:くも膜下出血とは?
脳の表面は3層もの髄膜で覆われていて、そのうちの2層目のくも膜と3層目の軟膜との間のくも膜下腔には髄液が循環しています。そして、そのくも膜下腔に出血が生じた状態をくも膜下出血と呼びます。
くも膜下出血の原因の8割を占めるのが、脳動脈瘤の破裂によるものです。稀なケースとしては、頭部外傷や脳動静脈奇形、また、脳腫瘍や脳動脈解離の破裂などがあります。
引用元-くも膜下出血の主な原因は高血圧・喫煙・飲酒と言われています。 |脳の病気チェックドットネット
脳動脈瘤は、脳の血管にできるコブのことですが、今のところどうしてできるのかはっきりとした原因は分かっていません。ただ、遺伝的な要素や先天的なものが影響するということは知られています。
脳動脈瘤は、だいたい血管の枝分かれの部分にできることが多いのですが、このコブができただけでは特に問題はありません。しかし、このコブが大きくなっていくと破裂する可能性が高くなってしまいますから用心が必要です。
実際のところ、人口の1〜3%ほどの人が脳動脈瘤を有していると言われています。そして、脳動脈瘤を有している人のうち、くも膜下出血を発症する人はそれほど多いわけではありません。1年間で1%ほどだと言われる統計もあるくらいです。
引用元-くも膜下出血の主な原因は高血圧・喫煙・飲酒と言われています。 |脳の病気チェックドットネット
くも膜下出血の後遺症で性格に変化が出るの?
元々の性格が関係している場合もありますが、心の変化もくも膜下出血の後遺症の一つです。感情のコントロールが上手にできない感情失禁と呼ばれる状態に陥り、小さなことでも激しく泣いたり笑ったりするなど極端な感情表現がみられたりします。以前から生真面目なタイプだと頑固な性格や几帳面な部分が露骨に強くなったりしたり集中力の欠如といった状態が起こる場合などもあります。
引用元-くも膜下出血の後遺症
くも膜下出血後に性格が変わってしまう原因は?
くも膜下出血後に性格が変わってしまう原因として以下の2つが挙げられます。
・高次脳機能障害:脳のより高次な機能(記憶・注意・言語・行為・認知)が低下し、社会や日常生活への適応が困難となる障害
・認知症
高次脳機能障害は、脳実質内への出血や脳血管攣縮による脳梗塞で前頭葉が障害されたり、頭蓋内圧の亢進で前頭葉が圧迫されることで生じます。認知症は正常圧水頭症を合併した際に生じる三徴(認知症、歩行障害、尿失禁)に含まれます。
引用元-くも膜下出血の後遺症|高次脳機能障害で人格が変わる?元に戻る? | 脳卒中に関する悩みを解決するブログ
後遺症で性格が変わってしまう原因、高次脳機能障害とは?
高次脳機能障害とは、脳の一部が損傷されたために失語症(他人の言葉を理解できない、自分でうまく表現できない)、記憶障害(さっき言ったこと・言われたことを忘れるなど新しいことを覚えることが難しい)、注意障害(注意を向ける体力がなく、ものごとに集中できない)など、脳の高度で複雑な機能に障害が起こるものです。
一見したところ、手足の運動機能障害のように明らかな変化として見えないために周囲からはわかりにくいのですが、今までには見られなかった上記のような症状が突然あらわれ、まるで性格が変わってしまったような反応が周囲の人たちを戸惑わせてしまうことがあります。
高次脳機能障害には、上にあげた以外に次のような症状があります。これらがすべてあらわれるわけではなく、脳のどの部分を損傷したかにより、症状は異なります。
・易(い)疲労性:急性期に多く見られ、精神的に疲れやすい。日中でも眠りやすく、起きていてもボーッとしている。
・発動性の低下:自ら動き出すエネルギーがわかず、ものごとを他人から言われないと始められない。
・脱抑制・易怒(いど)性:あとさきを考えず行動してしまう。いわゆるキレやすい。
・判断力の低下:ものごとを自分では決められない。
・遂行機能障害:行動が行き当たりばったりで、計画して実行することができない。
・失行:手足は動くが、指示された動作や意図した行動がとれない。
・失認:身近なものの色や形、親しい人の顔が見分けられない、体を認識できない。
・見当識の障害:時間と場所の感覚がない。
・病識の欠如:自分自身の障害が認識できず、障害がないかのような言動を見せる。
引用元-高次脳機能障害をご存じですか? – gooヘルスケア
後遺症で性格が変わってしまう原因、正常圧水頭症とは?
脳と脊髄には脳脊髄液(髄液)が満ち、毎日入れ替わっている。正常圧水頭症は、髄液の体内への吸収が悪くなって脳室という部分などにたまり、脳を圧迫してさまざまな症状を起こす病気だ。そのうち原因が不明なものを特発性正常圧水頭症と呼ぶ。約31万人がかかっているといわれ、60〜70歳代で最も多く見られる。
この病気は次の三つの症状が特徴的だ。「認知障害」はアルツハイマー病より全般的に軽いが、物忘れから始まり、作業や反応速度の遅れが出て、やがて無関心、無言状態になる。「歩行障害」はほぼ全員に最初から表れる。歩幅が狭く脚が上がらなくなるが、パーキンソン病とは違い、外股で足を左右に開いて歩き、バランスが悪い。三つのうち最も遅く表れるのが、夜間頻尿や尿失禁などの「排尿障害」だ。
引用元-【健百】認知症と間違いやすい正常圧水頭症、多くは手術で改善 | あなたの健康百科
まとめ
くも膜下出血発症後はリハビリを受けることになりますが、リハビリしても自分が思っているほど回復していない、ということで鬱状態になっていく等の感情の変化はほとんどの人が経験することのようです。しかし「あれ?この人、こんな性格だったかしら?」と少しでも疑うような状況があれば、今回ご紹介したような後遺症が残っている可能性があるようです。そんな時は医師に相談することをお勧めします。
twitterの反応
https://twitter.com/tgm2asb/status/586578297640722432
https://twitter.com/necodakakaricho/status/282303053913260034
@makonomamadayo 役立つ事必要とされてこそ人はシャンとするものの様です。QT:人に必要とされるって大事ですよね。六年前にくも膜下出血で倒れた私の母、後遺症で少しぼーっとするような性格にになってしまいましたが、去年から私と妹に次々子供が産まれてからは孫の世話で大覚醒
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) November 13, 2012
私の周りでも、くも膜下出血になられた方がいて、幸い命は助かりましたが、しばらくは後遺症でろれつが回らなかったり、顔や手足の麻痺等、、リハビリでなんとか今は普通の生活をなさってますが、生活は一変しましたね。その方は睡眠も不規則で、性格的にも神経が細かい方で、ストレスもかなりでした。
— まぽろん (@mapo_ron) October 25, 2011
元々の性格が悪いのか、高次脳機能障害なのか、認知症なのか、全部当てはまるのか。ワガママすぎてやってられないわ。
あー、嫌だ嫌だ嫌だ— yukkiy (@yukkiynyan) November 21, 2015
@pales_castle 二重に見えるとかって…脳梗塞とか脳腫瘍があったんですかね。そのあたりに起因する高次脳機能障害で性格が攻撃的に変化してる可能性はあるかもですね…。
— やっくる (@yackru) May 20, 2015
https://twitter.com/lily0fdavalley/status/565690506462908417
@toranokotyan 大変ですね…。高次脳機能障害、場所や範囲によって症状は様々ですね。新しいことが覚えられなくなる記憶障害、あるいは性格が怒りっぽくってしまったりするケース、その他いろいろです…。どうか障害を残すことなく元気になられるよう祈ります。
— 眠る羊 (@sleep_sheep2010) December 27, 2014
https://twitter.com/RyotaTakimoto/status/517415277479223296
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