現金を普通郵便で郵送すると法律違反になるってホント？！

入学祝いや結婚祝いなど、お祝いのギフトとして現金を贈ることがあるかと思います。その時、ついそのまま封筒に入れて普通郵便で郵送してしまっていませんか？実はソレ、法律違反なんです。今回は現金を郵送する方法について調べてみました。

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注意！現金を郵送するように依頼する振り込め詐欺が増加中

最近、非常に厳しく言われていることですので、多くの方はご存知かと思います。
詐欺などで騙されて、大金を小包やレターパックで送り、騙し取られる事件が多発しているのです。
レターパックなどですと、ポストに投函ができますし、ゆうパックも、ラベルに虚偽の内容物を記載してあれば、疑いもなく引き受けてしまいます。
郵便物の中に、何が入っているのかを確実に把握することは、現状、不可能なのです。
その辺りに付け込んだ詐欺ですね。
そういった事件の被害や相談が相次ぎ、郵便局は警察と提携して、ポスターを貼ったり窓口で呼びかけたりと、未然に防ぐための取り組みをしています。
実際に現金を送ってしまった送り先なども、提示されていました。

引用元-郵便物、ゆうパックに現金を入れることはできません。 – 神様にだってマナーは必要です！〜ポチケットのスゝメ〜

現金を普通郵便で郵送。実は法律違反なんです

普段郵便を使用しない人にも知っておいてほしいのですが、現金を普通の封筒に入れて郵送を行った時は、場合によっては処罰されます。
郵便物も、中に現金が入っている、またはその可能性が高い時は、郵送をとめて調査します。
調査の結果、現金が入っていた場合は、差出人に問答無用で返します。

ただ返すのではなく、最寄の管轄局へ返送後、差出人に連絡を取って取りに来てもらいます。
その際、職員から厳重に注意を受ける事になります。
その時、どうしても送りたいって人は、現金書留での郵送手続きを行います。

引用元-現金郵送禁止！｜風の落とし言

現金の郵送方法は法律に規定があります

郵便物については、「郵便法」という法律が定めています。
　同法によれば、現金や貴金属、宝石などの貴重品を郵便物として出すときには、書留にしなければならないと定められています

引用元-普通郵便で現金を送れる？ | 法、納得！どっとこむ

よって、現金を送るのに現金書留を利用せず、普通郵便で出す行為は、郵便法17条に違反する行為ですが、罰則は定められていないので、処罰されることはありません。
　ただし、普通郵便に現金を入れて送った場合、郵便会社が配達途中に郵便物を紛失してしまったとしても、損害賠償を請求できません（内国郵便約款153条3項）。

引用元-普通郵便で現金を送れる？ | 法、納得！どっとこむ

法律違反にならない現金の郵送方法、現金書留とは？

現金書留は郵便局でしか送れない
現金を郵送するには、郵便局の現金書留を利用します。郵便局以外の場所では現金書留は使えないので、まずは最寄りの郵便局へ。
郵便局へ行く時は、二度手間を防ぐために以下のものを持って行きましょう。印鑑を忘れてしまった場合には直筆の署名でも代用できますが、印鑑があるほうがスムーズです。
・送りたい現金（のし袋ごと送れます。手紙の同封もOK）
・印鑑（シャチハタでも可）

引用元-現金書留の送り方。入学祝いやお年玉用の現金はどうやって送る？

窓口で現金書留専用封筒を購入
郵便局へ行ったら、窓口で現金書留専用の封筒を購入しましょう。封筒には通常サイズと大型サイズがありますが、封筒代は通常サイズも大型も同じ21円（税込）です。

引用元-現金書留の送り方。入学祝いやお年玉用の現金はどうやって送る？

現金書留を送る時に必要な料金
現金書留を送るのにかかる料金は次のとおり。
・基本料金　…　82円
・現金書留封筒　…　21円
・現金書留料金　…　最初の1万円まで430円。以降5000円ごとに10円

例えば入学祝やお年玉用に現金1万円を送りたいという場合、現金書留を送るのに必要な料金は82円＋21円＋430円＝533円になります。
※同封する内容によってはこの料金になるとは限りませんので、あくまで参考料金として見てください。

引用元-現金書留の送り方。入学祝いやお年玉用の現金はどうやって送る？

参考：宅配便のメール便で現金を送るのも法律違反！

ヤマト運輸にはクロネコメール便や宅急便、佐川急便には飛脚メール便や飛脚宅急便などの発送方法がありますが、残念ながらヤマト運輸と佐川急便を利用して現金（お金）を送ることは出来ません。
もちろんヤマト運輸や佐川急便の方は梱包されているものを空けて中身を確認することはないので、現金以外の荷物と同封し一緒に送る場合など現金以外のものを品名に記載し、現金を送ることを黙っていれば送ることは出来ます。
その際、配送事故や盗難などにより、送った荷物が紛失してしまった場合、その現金が戻ってくることはありません。

引用元-ヤマト運輸と佐川急便から現金を送ることが出来ない理由 | 通販と宅配便の情報サイトとりせどどっとこむ

現金を送ることが出来ない理由
ヤマト運輸のクロネコメール便や宅急便の送れないものとして現金が真っ先に記載してあるのですがこれにはちゃんとした理由があります。
それはヤマト運輸と佐川急便だけでなく、はこBOON、西濃運輸、福山通運など、どの宅配会社にも適応される郵便法の存在です。
郵便法は国による郵便事業の独占を目的とし定められた法律で、その第十七条には「現金又は郵便約款の定める貴金属、宝石その他の貴重品を郵便物として差し出すときは、書留（第四十五条第四項の規定によるものを除く。）の郵便物としなければならない。」とあります。
ヤマト運輸では過去に同じ郵便法で送ることが禁止されている信書を宅急便とクロネコメール便で送ったとして送った人とヤマト運輸が郵便法違反として書類送検される事件が発生しています。
これによりヤマト運輸では内容物を口頭で確認したり、信書に関する注意事項を出荷票に追記したりという措置を取りました。
つまりヤマト運輸や佐川急便から現金を送ることは上記の信書と同じ事件に巻き込まれる可能性があるということです。

引用元-ヤマト運輸と佐川急便から現金を送ることが出来ない理由 | 通販と宅配便の情報サイトとりせどどっとこむ

まとめ

現金を現金書留で郵送した場合、郵便事故が発生した時に最大50万円まで補償してくれる損害要償がついています。万が一の時も大事なお金を守ってくれる現金書留。現金を郵送する時は必ず利用しましょう。

twitterの反応

https://twitter.com/aosa03192001/status/763044574851850240

昔、高校生くらいの子とお取り引きしたときに｢手数料が思ったよりかかるので郵送で現金送っていいですか？｣って聞かれて大慌てで｢それは法律違反なので！！｣って返したことありましたね･･･( ˘ω˘ )

— れんたま (@lentama) July 5, 2016

現金をポストに投函して郵送したら法律違反なのも初めて知ったわ。
窓口でしか郵便させないんなら土日でも送れるようにせんかい！
土日開けないんならせめて平日夜遅くまで開いとかんかい！

— Luna (@twi_light7) June 17, 2016

https://twitter.com/46kami_YU/status/706836829455015936

友人に現金入りの封筒を私の家に郵送してもらったのですが届かない…
お金の郵送はしてはいけないのだと最近気づきました(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
違反だから処分されてしまったのでしょうか…??
知っている方教えていただけませんか(>人<;)

— Amallia@オルクス (@amallia_0117) March 2, 2016

https://twitter.com/nyokinyokifit01/status/696623140382728192

前の職場が給料明細を郵送したというのになかなか届かないなぁ…と思ったら、一緒に郵便法違反のもの(現金)が入ってるらしく、郵便局に来るようにお達しが…。おいおいおいおい…現金送ったらまずいでしょうが、たかが１００円ちょっとの精算分の交通費に無駄な労力だよ！！！！

— しずく (@5050_sizuku) January 14, 2016

「隠し送金」とは、<b>封筒に直接お金を入れ、現金書留などの所定の手続きを踏まず、普通郵便などの一般的な郵送方法で相手にお金を送ること</b>
郵便法第17条に違反します

— ちょこころねーしょん (@u5rn_teru) January 11, 2016

【寝屋川市で振り込め詐欺】最近、寝屋川市内で、証券会社を装い株の購入の話を持ち掛け、お金を郵送させる事件が発生しています。『現金をレターパックやゆうパックで送れ』は法律違反！１００％詐欺です！騙されないで！

— 大阪府警察安まち情報 (@OPP_seian) November 27, 2014

https://twitter.com/natsupipi626/status/535443519448420352