子宮体がん検診、受けるべき年齢とは?
2017/09/12
子宮体がんは最近増加傾向にある女性の病気で、子宮がん全体の2〜3割が子宮体がんと言われています。がんは早期発見が大切なため、がん検診を受けている方も多いかと思いますが、婦人科系のがん検診はどのくらいの年齢から受けるべきなのか悩みますよね。今回は子宮体がん検診を受けるべき年齢に関して調べてみました。
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最近増加傾向のがん、子宮体がんとは?
子宮は妊娠した時に胎児を育てる部分と分娩の時に産道の一部となる部分に分けることができ、それぞれを子宮体部、子宮頸部といいます。子宮体部に発生するがんが子宮体がんで、最近我が国の成人女性に増えてきているがんのひとつです。そのほとんどは、子宮体部の内側にあり卵巣から分泌される卵胞ホルモンの作用をうけて月経をおこす子宮内膜という組織から発生し、子宮内膜がんとも呼ばれています。
引用元-子宮体がん(子宮内膜がん):病気を知ろう:日本産科婦人科学会
子宮体がん、どんな症状があるの?
子宮体がんは閉経後の方に多いのですが、主な症状は出血です。
閉経後で出血がみられた方は子宮体がんの検診も受ける必要があります。
また、子宮体がんにもがんになる前の段階として、子宮内膜増殖症という良性の病気があります。
これは子宮の内膜が厚くなる状態で、月経やおりものの量が増えたり、月経が長引いたり、月経時以外に出血が見られたりします。このような症状があれば婦人科で診察を受けてください。血縁に子宮体がん・卵巣がん・乳がん・大腸がんの方がいたり、高脂血症・高血圧・糖尿病・肥満の方、妊娠経験の無い方は、そうでない方に比べて子宮体がんになりやすいといわれていますので、症状が無くても年に1回子宮体部のチェック(超音波検査や細胞診)を受けることが望ましいと思われます。
引用元-阿倍野区の婦人科 子宮頸がん検診はなかおかレディースクリニックへ[昭和町駅]
思い当たる人は検診を!子宮体がんリスクが高い人は?
好発年齢は40〜50代の閉経前後。原因として一番大きく関係しているのは、女性ホルモンのバランスの変化です。卵巣から出ている2種類の女性ホルモンのうち「エストロゲン」は子宮内膜を分厚くする作用を持っていて、もう1つの「プロゲステロン」は内膜をはがして子宮の中をお掃除する作用を持っています。この「エストロゲン」が「プロゲステロン」よりも過剰に働いてしまうと、内膜の細胞が増えすぎて癌になりやすくなるんですよ。
子宮体癌のリスクが高い人は、
「妊娠・出産をしたことがない人」
「多嚢胞性卵巣症候群で月経不順の人」
「閉経が遅い人」
「乳がんのホルモン治療を受けている人」
「更年期の治療でホルモンを1種類のみ補っている人」
「肥満の人」などです。子宮体がんの症状で最も多いのが「不正出血」です。特に閉経後の方で不正出血が続く場合は注意が必要ですね。
他にも、おりものが増えるという症状で見つかる方もいらっしゃいます。
子宮体がんも、発見するには子宮体がん検診を受けるしかありません。子宮頸癌の検査と違って、子宮の奥の方まで細胞を擦り取る細い器具を入れなければいけないので、多少痛みを伴うのが難点なんですが、40歳以上でリスクが高い方や不正出血がある方はきちんと検査を受けておいた方がいいでしょう。
引用元-横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック 〜ビバリータ〜
子宮体がん検診、受けるべき年齢はと検査方法は?
・40代以上の人
・年齢にかかわらず月経不順の人、子宮内膜増殖症(しきゅうないまくぞうしょくしょう)と診断された人
・不正出血があった人(とくに閉経後に不正出血があった人は必ず検査を)
引用元-子宮体がん検診 | よくわかる健康診断|+Wellness プラスウェルネス
●子宮体がんの検診方法
引用元-がん検診│ 琴似産科婦人科クリニック
1.超音波検査
不正出血など、何らかの異常症状があって婦人科を受診する事が多いため、まず超音波検査をうける事が殆どです。
その際、子宮内膜(超音波で子宮の真ん中付近で白く見える所)が、異常に厚かったり、形がおかしかったりすると注意が必要な時があります。
引用元-がん検診│ 琴似産科婦人科クリニック
2.細胞診検査
子宮の中に検査の器具を入れて、子宮の内面の細胞をとり顕微鏡で検査を行うものです。
子宮の中にブラシのついた検査器具などを入れ、表面の細胞の検査をします。
引用元-がん検診│ 琴似産科婦人科クリニック
3.子宮内膜組織検査
子宮の内側(内膣といいます)の組織を切り取ってくるものです。
切り取り方によっては痛みがあるため、麻酔をかけて検査をすすめられる時もあります。
引用元-がん検診│ 琴似産科婦人科クリニック
4.子宮内視鏡検査(子宮鏡検査)
子宮の中、子宮体がんができやすいところを内視鏡で見る検査法です。
子宮内膜組織検査で同じ検査効果があるとも言われています。
引用元-がん検診│ 琴似産科婦人科クリニック
検査対象年齢じゃない人も。子宮体がんの予防方法は?
子宮体がんの予防法は、「適切な体重を保つ」「月経不順を放置しない」「脂肪の多い食事を摂らない」「低用量ピルを飲む」などです。
脂肪の取りすぎや肥満はすぐにでも改善できるはずですから、心当たりのある方は生活改善を心がけてください。
低用量ピルは、元々避妊のために開発された合成ホルモン剤ですが、子宮内膜を非常に薄く保つ働きがあるので、子宮体がんのリスクをかなり下げてくれるんですよ。低用量ピルを10年間飲むと子宮体がんのリスクは2割程度まで低くなるというデータもあります。特に、月経不順の人は子宮体がん予防のためにもピルで月経サイクルを整えておくことをお勧めします。
引用元-横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック 〜ビバリータ〜
まとめ
ちょっとした生理不順があっても産婦人科を受診することに抵抗があって、病院には行きたくない。忙しくて時間が取れないという人も多いかと思います。が、生理不順が原因でがんなどの重大な病気を引き起こすことも多いようです。生理に関する気にある症状がある時は、できるかぎり病院を受診し、検査を受けましょう。
twitterの反応
https://twitter.com/manana_honoji/status/735223124803739650
https://twitter.com/noabluesky/status/735118466240286720
ちなみに通常というか、助成金みたいなのが出るから受けます、っていうのは大抵『子宮「頸」がん』で、この話のは『子宮「体」がん』。
子宮頸がんは性交渉が少なからず関係しますが、子宮体がんは性交渉とは無関係に発病します。
『未経験だから検診しなくていいや〜』と思ってると落とし穴です。— 柿ピー (@crimson_69) May 24, 2016
私の住んでる市は、若いと子宮頸がんは補助の対象だけど、子宮体がん・乳がんの検診は30代後半とかじゃないと受けられないはず…そういうので見逃すこともあり得るよね
— ケイカ (@keika_aot) May 24, 2016
今日も病院行ってきた。ホルモンや甲状腺に異常は見られず。更年期でもなかった。あとは子宮がん…初めて子宮体がん検診した。痛くはなかったけどかなりな違和感と検査後が大変だね(;´д`)相当な出血…( ̄▽ ̄;)
— 美乃(みの) (@suekumi) May 20, 2016
https://twitter.com/mi_ho_April/status/722642302640988160
https://twitter.com/naruyouninaru49/status/720232400932855808
https://twitter.com/3and7ch/status/712240639304343553
https://twitter.com/mike_ki3/status/700333487920848897
母が子宮体がん検診をしてから風邪だかインフルエンザだかわからない高熱を出し、病院に行ったんだけれどちっとも治癒せず。私に感染しないからおかしいなと思っていたら、検査した箇所から細菌感染をして炎症している様子。体調が悪い時には子宮体がん検診は見送るのがマストです。
— まりのすけ。 (@marinosuke_1984) February 14, 2016
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