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発熱と発疹、大人で疑われる病気とは | 鳳凰の羽

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発熱と発疹、大人で疑われる病気とは

      2021/05/08

発熱と発疹、大人で疑われる病気とは

幼い子供は様々な病気を経験します。乳幼児は免疫力が低いので感染症にかかりやすいのですが、それは人間の成長過程で必要なことともされています。感染することで徐々に免疫をつけ丈夫になっていくんですね。しかし、発熱と発疹の兆候が大人にみられた場合は注意しなければならないようです。

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大人の発疹、自己判断せず医療機関の受診を!!

皮膚に現れる肉眼的変化を総称して発疹(ほっしん)といいます。皮膚自体の病気、皮膚以外の病気、薬物、心因性によるものなどさまざまな原因で起こり、かつ発疹の種類も非常に多彩です。原因によって治療法も異なりますので、発疹ができたら早いうちに皮膚科を受診することが必要です。

引用元-発疹が出た 症状から病気を調べる 病気事典[家庭の医学] -メディカルiタウン

発熱を伴う発疹で疑うべき病気の種類

発熱を伴う発疹ですが、このような病気はたくさんあります。ひととおり代表的なものをあげてみますと、麻疹(はしか)、水痘(水ぼうそう)、突発性発疹、風疹、伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、溶連菌感染症といった病気があります。この他にも簡単には診断のつけられないような、さまざまなウイルス感染症(カゼの一種と考えてよいもの)で発熱を伴う発疹がみられます。
発疹が体のどの部分から始まって、どこに広がっているか、発疹の形はどうか、発疹と発熱との関係はどうなっているかなどを確かめていくことが必要です。

引用元-発疹

大人なのにかかる?発疹と発熱を伴う病気

・風疹
春から初夏にかけてもっとも多く発生。飛まつ感染し、インフルエンザよりも感染力が強いといわれている。症状は軽い風邪のような症状からはじまり、発熱。翌日くらいに小さくて赤い発心が顔から出始め、全身に広がる。大人の患者の約3割に、39度以上の発熱があったという報告も。
風疹にかかっていない、もしくはワクチンを受けていない場合は予防接種をするといい。妊娠を望む女性と妊婦を妻に持つ男性を対象に費用の補助をしている自治体もあるので確認を。

・はしか
春から初夏にかけて多く発生する。飛まつ感染、空気感染、接触感染し、風疹と比べても感染力が非常に高い。症状はまず発熱やせき、鼻水、結膜炎のような症状が現れ、38〜39度の熱が2〜4日続く。その後、口の中に白い斑点や、全身に赤い発疹ができる。妊娠中にはしかにかかると、流産や早産を起こす可能性も。
有効な予防法としてワクチン接種がある。平成2年4月2日より前に生まれた人は、ワクチン接種が1回のみの場合が多く、免疫が弱くてはしかにかかる可能性があるそう。

・水ぼうそう
冬〜春に多く発生し、2〜5年おきに大きな流行がある。飛まつ感染、空気感染、接触感染など非常に感染力が強い。大人が感染した場合、発疹が出るよりも先に熱が出ることがあり、重症化しやすく、子どもに比べて3〜18倍入院しやすく、11〜20倍は胃炎になりやすいと言われているそう。
子どもの場合はとくに治療しなくても自然に治っていくが、大人は重症化する可能性があるため治療が必要。
あらかじめワクチン接種をしておくと安心。とくに妊娠を控える女性は、妊娠してからワクチン接種をすることができないので、水ぼうそうの抗体検査をおすすめする。

引用元-大人こそ要注意!大人がかかると重症化する子どもの病気

近年流行の「大人の風疹」

厚生労働省が注意を呼びかけるなどニュースでもたびたび話題となっている「風疹」。一般的には子どもがかかるとされる病気ですが、免疫を持っていない大人もかかることがあり、その場合重症化する恐れがあります。
他にも、「水ぼうそう」や「はしか」「おたふく風邪」などの“子どもの病気”は、子どもがかかると軽くすんでも、大人がかかると命の危険にさらされる場合が!

引用元-大人も要注意!風疹、はしか、水ぼうそう、おたふく風邪|ヘルスケア情報|eo健康

風疹と聞くと、「うちの子どもは予防接種をすませているから大丈夫!」という方が多いのではないでしょうか?
実は、今年2014年の風疹発生動向調査の報告数(国立感染症研究所)では、20歳以上の大人の発症が7割近くを占めています。特に20代から40代までの方は要注意です。
さらに「子どもの頃に風疹にかかったことがある」と記憶をお持ちの方の半数は、実は風疹の免疫ができていなかったというデータもあります。

引用元-風疹 ~大人にも予防のためのアクションが求められる感染症~|病児保育の資格「認定病児保育スペシャリスト」の(財)日本病児保育協会

風疹は一度かかると生涯かかることはありませんが、「子どもの頃に風疹にかかった」「予防接種を受けた」と家族に言われても、『記録』が無ければ医療機関に相談してください。
すでに風疹にかかったと『記憶』のある人たちに血液検査を行ったところ、約半数は記憶違い、または、風疹に似た他の病気にかかっていたというケースがあるそうです。

引用元-大人の風疹

ぜひ予防接種を!!大人こそ打つべきなんです。

風疹は、ワクチンによる予防効果がとても高い病気です。
1回の予防接種で約95%が免疫を獲得すると言われています。
更に、2回のワクチン接種を受けることで、約99%に上がります。
この効果は、他のワクチンと比べても非常に高く、1回の接種であっても流行を防ぐことができます。

引用元-風疹は予防接種でどのくらいの確率で発症を防ぐことができるの? | 予防接種の総合情報サイト

妊娠中の女性が風疹に感染すると赤ちゃんに障がいを残すことがありますが、ワクチンで免疫をつけておけば、ほぼ100%予防ができます。
風疹のために障がいを持って生まれる赤ちゃんをゼロにするために、成人男性は風疹含有ワクチン(MRワクチン)を接種しましょう!
もちろん、妊娠する可能性がある女性は当然です。いつ妊娠するかは誰にもわかりませんから・・・。

引用元-風疹が大流行! 成人男性も予防接種を – gooヘルスケア

まとめ

大人になると多少の発熱や発疹に対して軽視しがちな方も多いはず。特にお仕事をお持ちの方はついこれぐらい・・・。と頑張ってしまうでしょう。でも中には重症化を免れない類のものや近年流行の風疹のように家族や職場でも多大な影響を与えてしまうものも少なくありません。自分のカラダに起きていること常にチェックし早期対策をとることが必要ですね。

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