「本当の意味は何？」年末調整には住民票の住所を書くワケ

年末調整時に会社に申告する書類に記入するべき住所をご存知ですか？記入する住所は『住民票』と同一の住所である必要があるのです。今回は、年末調整時に住民票と同一の住所を記入する意味について調べてみました。

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年末調整時の住所｜住民票と違う住所

年末調整の住所について質問です。
私は会社に申告している住所＝住民票の住所〈祖母の家、以前在住〉
で、現在は家族で祖母の経営する少し離れたマンションで暮らしています。

その場合、住所は現在の住所で書くのか、会社へ申告している住所で書くのか、どちらが正しいですか？
転職前は現在の住所で書いていて、問題無かったのですが、転職した会社では、住民票と同じ住所が常識と言われました。

引用元-年末調整の住所について質問です。私は会社に申告している住所＝住民票の住所〈… – Yahoo!知恵袋

住所とは、住民基本台帳（住民票）に記録されている市町村になります。住所とは、本人の生活の本拠をいい一人一カ所に限られています。
住民基本台帳法では、住所＝住民票の場所が一緒でなければ、ならないのですが、貴方の場合、一緒では無くなっている状態です。
本来なら届出をするべきなんですが、このような方は、たくさんおられます。（本来あってはいけませんが）
ですので、会社は、住民基本台帳法に基づいて、住民票と同じ住所が常識と言われたんだと思います。
今の状態で言いますと、あなたの住所は、「祖母の経営する少し離れたマンション」が住所になります。
ただ、住民基本台帳法に違反している状態です。

引用元-年末調整の住所について質問です。私は会社に申告している住所＝住民票の住所〈… – Yahoo!知恵袋

年末調整とは｜住民票の住所を記入

年末調整は雇用主が従業員の一年間の給与から税金を計算し、すでに給与から天引きしている所得税額の合計額から精算することで納税が完結する仕組みをいいます。
したがって、サラリーマンの多くは年末調整で納税が完結しますので、確定申告をする必要はありません。
ここで、「なぜ毎月税金を天引きしているのに、あらためて年末に計算をする必要があるの？」と疑問を抱く方もいるでしょう。
なぜかといえば、ほとんどの場合、天引きした所得税額の合計額はその人が本来納付しなければならない所得税額と一致しないからです。
たとえば毎月天引きをする所得税額は、年の途中で扶養家族が増減してもそれ以前の月に遡って修正しません。また、生命保険料や損害保険料などの控除額は毎月の天引きの際に全く考慮されないのです。
したがって、毎月天引きされていた所得税額はあくまで”概算”にすぎず、年末に計算をし直して精算をする必要があるのです。

引用元-年末調整ってなあに？ – MyKomon会計事務所の会

住民票に書かれている住所を年末調整の関係書類に書きます。
市区町村は納税者の勤務先から送られてきた給与支払報告書をもとに住民税を算出・徴収するため、年末調整に現在住んでいる住所を書いたときには、現住所が属する市区町村が住民税を徴収するわけです。
あとで問題が起こることを避けるためにも、引っ越した場合には、できるだけ早く住民票を移動させ、年末調整で記す現住所と住民票に記載されている住所を一致させるようにしましょう。

引用元-年末調整で住所に変更があった場合｜給与計算の基礎知識

年末調整で住民税を計算｜住民票の住所で決まる

・会社員やアルバイトの場合、年末調整のときに、書類に記入する住所の役所から住民税の徴収があります（住民票の有無は住民税とは直接関係はありません）。
・年末調整のときに、書類に記入する住所で、住民税の支払い先の市町村が決まります。

引用元-Q.住民票を移していない場合、住民税はどこの市町村に支払うのか教えて下さい。

住民税額の決定には、年末調整が重要な役割を果たしています。
年末調整は、毎月の給与・賞与などから源泉徴収されている税額と、その年の給与などから所得税額を算出し、比較し、過不足額を精算するために行います。
各会社は、年末調整の作業とあわせて、税務署に提出する「源泉徴収票」と、従業員が居住する市町村に提出する「給与支払報告書（個人別明細書）」を作成しています。
「給与支払報告書（個人別明細書）」は、「源泉徴収票」と書式が非常に似ており、一年間の支払金額の総額や給与所得控除後の金額、所得控除額の合計額、源泉徴収税額などが記載されています。
各市町村は、この「給与支払報告書（個人別明細書）」をもとに住民税額を計算し、「特別徴収税額通知書」を発行しているのです。

引用元-年末調整と住民税の関係｜給与計算の基礎知識

年末調整で住民税を決定｜住民票の住所が大切なワケ

住民税とは、住所地の都道府県と市区町村に納める2つの地方税を合計したもの。
毎年1月1日〜12月31日の1年間の所得に対して課税されますが、実際に納めるのは、翌年の6月からになります。
そのため住民税は、その年に課税される『所得税』と違い、前年度分の所得に対して課税される“後払い方式”になります。

引用元-引越し後、住民税を納めるのは、旧住所？新住所？｜引越し見積りサイト【引越し侍】

住民税は、その年の1月1日に住民票がある自治体から、前年の1月1日〜12月31日までの1年間の所得に対して課税されます。
そのため、1月2日に引越しをした場合でも、旧住所の自治体から、住民税を請求されることになります。新住所の自治体に支払うのは、翌年からになります。

引用元-引越し後、住民税を納めるのは、旧住所？新住所？｜引越し見積りサイト【引越し侍】

引越し後、住民税を旧住所の自治体へ納めている年度は、新住所から請求されないため、“二重払い”になることはありません。
住民税は基本的に住民票のある自治体から請求されるため、引越し前後で市区町村が変わっていた場合でも、転出・転入届の手続きを済ませていない場合は、旧住所の自治体から請求されることになります。
そのため、引越し前後で市区町村が異なる場合は、転出・転入届を早めにおこないましょう。

引用元-引越し後、住民税を納めるのは、旧住所？新住所？｜引越し見積りサイト【引越し侍】

年末調整時にどっちの住所？｜住民票の住所を記入

■パターン1）2015年1月1日以前に、A県A市→B県B市に引っ越した場合
2014年の年末調整の書類には、B県B市の住所を記載してください。
万が一、年末調整の書類にA県A市の住所を記載して提出してしまった場合でも、書類を受け取った役所(A県A市の役所)は、その人がどこに引っ越したかがわかるので、引っ越し先の役所(B県B市の役所)に送ってくれることが多いです。
ただ、決して全ての役所がこのような良心的なことをしてくれるとは限らず、前の住所の役所(A県A市の役所)が送り返してくる可能性もあるので、できる限り、B県B市の住所を書くようにすることをお勧めします。

■パターン2）2015年1月2日以後に、A県A市→B県B市に引っ越す場合
2014年の年末調整の書類には、A県A市の住所を記載してください。

引用元-引っ越しをした際、年末調整に関する書類記載で注意したい変更点まとめ

「住民税の決定通知書」は5月に役所から会社に送られます。
年末調整をした翌年は、他の市町村に転居してもその１年分は課税された市町村に納税することになっているのでお気をつけ下さい。

引用元-引っ越しをした際、年末調整に関する書類記載で注意したい変更点まとめ

まとめ

役所と会社と従業員の一人一人を結ぶのが確定申告時に記入する住所となり、住民税の計算をする基礎となります。引っ越しをしたら、住民票も移して正しく納税しましょう。

twitterの反応

マイナンバーって、税務署の収入補足以外に何がメリット有るんだろう？
会社側はマイナンバー経由で住民票の住所とか引っ張り出せるようなので
確定申告とかの書類作るのは楽になる？みたいな話は有るようなんだけど・・
(他に何の情報引き出せるのか気になりますね。これ。。

— close_yutori (@kimukou2628) November 12, 2016

そうか、バイト先には住民票のあるところで住所登録してるから確定申告の書類の送付先は名古屋の税務署になり、還付金があった場合の書類は実家に届くのか。これは面倒な事になるな((

— しなさぎ (@Shinasagi) January 13, 2016

確定申告書にマイナンバーが書かれてなくても、住民票記載通りの氏名、住所が書いてあれば、税務署が住基ネットとか使ってマイナンバーを取得できる日も近いと思うよ。

— 黒田充＠マイナンバーこのままで良いの？ (@mitsuru_kuroda) December 12, 2015

よくある質問『住民票と住んでる場所が違う場合、確定申告はどこですればいいか』

税法では「提出時の納税地を所轄する税務署」となってとります。
難しい！
つまり、
『納税地→住所地→住所→生活の本拠→住んでる場所』
住んでる場所で提出します。住民票の住所は関係なし！

— さんきゅう倉田（元国税調査官 ∪ ＦＰ） (@thankyoukurata) April 23, 2016

ほぼ12月中にやらなければいけないことのリスト。意外と大変。

・都内から実家への住民票異動
・健康保険の切り替え手続き
・国民年金への加入手続き
・障害者手帳の住所変更手続き
・引っ越し
・失業保険の受給手続き
・確定申告 (来年)

— megrepper＠双極性障害II型 (@megrepper) December 5, 2016

確定申告、結局最終日な上に時間外提出で終了(笑)
住民票の変更が今年入ってからだから、前の住所のままだよなーって勝手な勘違いしてた(^_^;)

落ち着いて考えれば、そりゃこれから税金払うとこに出さないとだよなー(￣▽￣)

— いっしー (@isshie_css) March 15, 2016

源泉徴収票の住所から引っ越した証明に、確定申告書類に加えて住民票の写し持っていったら、担当のおにーちゃんがグッジョブです！ってさわやかに受けとってくれた。

— アイビス（寸劇の窯玉） (@1010ibis) March 14, 2016

確定申告の準備で住民票等を取りに。母の住民票住所が知らん間に移動していた時期が発覚！転出（両親の家）→転入（知らん住所）→転入（元の両親の家）っなっているのだが身に覚えなく聞かされてもなく。時効？とやらで古い書類は廃棄されているので謎のまんま。一定期間、わたしは父子家庭だったのね

— とらこ (@Ryoko108) February 9, 2016

某社からの支払調書が、６年前に住んでた旧住所記載で現住所に届いて驚き、確定申告に使用できないって連絡したら、現住所登録にa,身分証と公共料金支払票か、b,住民票を送れと言われた…。
なぜ今それがいるのか…？

— さくら恵理 (@sakueri) February 2, 2016

年末調整の○フ住所は住民票の住所。高額医療控除は確定申告書で。配特は申告必要なければ提出しなくてよいφ(．．)メモby総務

— trefoil (@livefortoday_M) November 25, 2015