女装とは違う!!男性のスカート・ファッションは勇気がいる！

「そんなにスカートが好きなら、あなたもスコットランドに行ってキルトでもはけば?!」スコットランドまで行かなくても、日本では近ごろメンズスカートというファッションのジャンルがあるそうです。女装とは違い男性がファッションとしてスカートをはくということなのですが、それで外出となると色々な意味で勇気がいるのではと余計な心配をしてしまいます。そこで今回は、男性のスカート・ファッションについて調べてみました。

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男性も女性もはいていたスカートの歴史

スカートは現在ではおもに女性の服装として広く定着していますが、１７世紀ぐらいまでは、男女問わずスカートをはいていたようです。

その後、動きやすさの面で男性がズボンを取り入れたことにより、スカートはおもに女性の服装として残ったようですが、その一方で当時のスカートは現在のスカートからは想像も使いないような大きな裾幅を持つ鳥かごのような形の「パニエスカート」が流行していました。現在でもこの形はウェディングドレスなど特別な機会の場合には登場することもありますが、日常生活を送る女性などが普段着用するスカートの形としては、動きづらく仕事にも向かない形でしたので、次第に淘汰され、２０世紀頃には現在の主流である「フレアスカート」や「タイトスカート」を中心とした形に落ち着き、スカート丈の変化も時代毎に長短を繰り返しながら、現在に至っています。

引用元-スカート百科事典 -スカートの歴史-

女装ではない！メンズスカートは男性のファッション

メンズ・スカート（英: men’s skirts）とは、男性のファッションの一種で、欧米においては、1980年代に登場した。伝統的に女性用の衣服とされているスカートを男性が穿くことである。男性がスカートをはく理由としては、女装のためという理由が圧倒的に多く本来はメンズ・スカートは女装とは区別されるが、簡易女装であるとも解釈できる。男性がファッションやアクセサリーとして穿くスカートそのものを指すこともある。

引用元-メンズ・スカート – Wikipedia

メンズ・スカートはファッションであるので、流行があり、愛好者が存在する。 ファッションの場合、モード系（ハイファッション）で、用いられることが主である。
現在の所一般に販売されているスカートは全て女性用のみなので、基本的に女性的な装いにまとめるのが良い。そのため、女装と混同される可能性が決して低くない。そのために、ファッション・デザインを犠牲にしても、女装とは違うものであると明示するため、特殊なスタイルの衣服着用となる場合がある。また、ファッション・デザインとスカートのどちらも両立させたいという愛好者や、女性用スカートの着用は抵抗があるという愛好者もおり、男性用にデザインしたスカートもある。

引用元-メンズ・スカート – Wikipedia

ファッションとはいえ外出には勇気がいる！

メンズスカートファッションに興味を持ち、家の中ではメンズスカートファッションになれる男性も、その格好のままでドア一枚、外に出るとなるととても仕切りが高いことに気付くことと思います。本来、メンズスカートファッションは、法律で禁止されていることではないので、そのままドアの外に出ても警察に捕まることはないのです。しかし、多くの男性が前段でも触れたように、世間体や社会を気にするため、外出ができないと想像できます。
そのため、いきなりドアの外に出ることはかなりの勇気が必要と思われますので、次の例のように段階を踏んで、外出してみてはどうでしょうか？

第１段階：深夜にドアをゆっくりと開けてみる。
時間的には午前０時を回る過ぎがいいお思いますが、世間が寝静まったと思われる時間帯にメンズスカートファッションのまま、ドアを開けてみるのです。

引用元-Men’s Skirt Fashion (MSF) HomePage

第２段階：深夜、駐車場からドアまでをスカート姿のままで歩いて家にはいる。
一度ズボン姿のままで、車で外出し、場所を見計らって車の中でスカート姿にはきかえます。そして、同じく午前０時を回りましたら、スカート姿のままで帰宅し、駐車場から玄関までそのままの姿で家にはいります。

引用元-Men’s Skirt Fashion (MSF) HomePage

第３段階：深夜、車で外出し、人がいない山の中や、公園で歩いてみる。
自分の家の近くでは、あまり長い時間、スカート姿でうろついていると誰かに見られるという可能性はあるため、世間体が気になると思います。そのため、次は少し場所を変えて、自分の知っている人がいない 山の中や、公園へ出かけて、そこでスカート姿になったまま、歩いてみてください。

引用元-Men’s Skirt Fashion (MSF) HomePage

勇気を出してスカートで外出１－女装と間違われる

女装と言われるのがとにかく嫌いな和美さん。

すね毛をそらないのは女装と間違われないため。
ひとたび女装と言われれば、「私を女装と一緒にするな！！！！！」 「女装と一緒にされるのはごめんだ！！！」とわめき散らす。
ついには「女装という言葉は差別用語だ！」 と女装趣味者の気持ちを考えない自己中主張までする始末。
和美さんの女装と言われないための努力は 自分が女装に含まれないように、 都合で勝手に「女装」の定義を変える必死さにも見て取れる。
化粧をしていないからメンズスカート、でも化粧をしても女装ではない？
必死。とにかく必死です。

引用元-メンスカ和美まとめ – 女装とメンスカ

世間では、男性がスカートを穿くだけで女装と見る人も少なくないと思います。
これも思い込みではないでしょうか？
メンズスカートと女装の違いというのは、本当に微妙で本人の考えや想い一つだと思うのです。
しかし、微妙とはいえその違いは雲泥の差である事を訴えたいのです。

引用元-メンスカ和美まとめ – 女装とメンスカ

女装とメンスカの違いは、スカート外出する人の想い一つではないでしょうか？
又、その想いが相手に伝わるか否かだと思います。

引用元-メンスカ和美まとめ – 女装とメンスカ

勇気を出してスカートで外出２－恋人に嫌われる！

雑誌などで「おしゃれ」だといわれていても、実際に着ている人を見ると疑問を抱くことはありませんか?　芸能人ならともかく、一般人には着こなすことが難しい洋服もありますよね。今回は、一緒に歩きたくない恋人のファッションについて、読者734名に聞きました。

引用元-一緒に歩きたくない恋人のファッション1位「スカート男子」｜「マイナビウーマン」

マイナビウーマン調べ

Q.一緒に歩きたくない恋人のファッションを教えてください(複数回答)
1位　スカート男子　38.4%
2位　アニマルプリント　38.3%
3位　ペアルックを要求　37.9%
4位　上下のコーディネートがおかしい　30.1%
5位　原色メイン　27.7%

■スカート男子
・「男は男らしい服装がいい」(24歳女性/生保・損保/営業職)
・「都会ではあるかもしれないけれど、田舎では変な人だと思う」(27歳女性/電機/技術職)
・「自分もズボンかもしれないのにスカートはちょっと」(31歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

引用元-一緒に歩きたくない恋人のファッション1位「スカート男子」｜「マイナビウーマン」

1位は「スカート男子」でした。どんなにおしゃれだといわれても、受け入れられない女子が多数。
自分がジーパンなのに相手がスカートを履いていたら、余計目立ってしまいます。

引用元-一緒に歩きたくない恋人のファッション1位「スカート男子」｜「マイナビウーマン」

勇気を出してスカートで外出３－職質に痴漢、トイレは?!

・一部の心ない人が、女性の衣服を盗む犯罪を犯すことがあり、また露出プレイ目的や、女性トイレなどの、基本的に男子禁制の場所に入ることを目的として、スカートを穿いて女装する者もいるため、メンズ・スカートの愛好者が警察に不審者であると誤解され、職務質問や任意同行を受けることがある。

引用元-メンズ・スカート – Wikipedia

・男性のスカートというものに抵抗を持つ人、偏見を持つ人が一般で、そのため、いじめや嫌がらせ、好奇の対象として扱われることがある。
・また、痴漢は女性がされる事が多い事から、女性に対しての物のみに問題提起が行われる事が多い事を悪用して、またメンズ・スカートや女装をする男性に対しての蔑視から、これらの男性には痴漢を行っても罪にならないと曲解する者が一部で存在し、これらの男性を狙って身体を触る、スカートをめくるなどの痴漢行為を行う者が存在する。

引用元-メンズ・スカート – Wikipedia

・また実際的な問題として、男性がスカートを穿いて外出する場合、トイレの利用に困難を来たすことが多い。これは女装する人にも当てはまることだが、服装だけを見て利用者の間で混乱を招くこともある。

引用元-メンズ・スカート – Wikipedia

勇気を出して最後に質問－キルトってメンズスカート？

答えから言いますとNOです。

キルトは一足型のボトムスではありますが、日本人の袴をハカマ スカート、着物を（スカート）ワンピースやガウンと呼ばない様に、キルトはあくまでキルトです。スカートでもメンズスカートでもありません。そしてキルトは100%男性用のもので、女性は着用しません。女性用のタータン柄のものはキルト スカートと呼ばれ、一足型という意味で形状こそ似てはいます。しかしキルトにはその背後に戦いの歴史と共にスピリッツや哲学があり、キルトとキルトスカートとは似て非なる別物です。また、キルトは自由と伝統、反逆のスピリッツが織り込まれた男性衣装であり、現代の女装趣味的（ユニセックス的？）メンズスカートではありません。

引用元-What is KILT?　キルトってメンズスカートなの？ | キルトスカートの通販ならBritish Highland

まとめ

いかがでしたか？現在のメンズスカートは、老若男女を問わず受け入れてもらえない現状に置かれているようです。でもメンズスカートが市民権を得て、街のあちこちでスカートをはいたオシャレな男女の姿が見られる日がいつか来るのかもしれません。

twitterの反応

https://twitter.com/EgEg53139372/status/809036936744554497
https://twitter.com/thumbday/status/793758499469611008
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https://twitter.com/pole_dance_love/status/782098708741500929
https://twitter.com/Eizingand/status/772692006174765057

ファッションの延長として男性がスカート着用するのと、女装したいからスカート着用するのとではまた違いそう

— ガショウ (@gasyou) August 17, 2016

https://twitter.com/jahahdee_T/status/764799542009077761
https://twitter.com/onizuka_ayame/status/758674667913654276

29歳男性が堂々とスカート穿いたりショーパンニーソ穿いたりして普通に出かけられてるのでファッションは年齢や性別ではなく【TPOとその服装が似合うための努力や心掛けを常日頃からしていること】が重要なんですよ( ˘ω˘ )

— シロヤん＝クローバー (@garnet4clover) July 20, 2016

https://twitter.com/Nxchtxgxll/status/748887591982731264