うつ病の診断、脳波を調べる場合があるのはなぜ?
2017/09/12
うつ病のような症状がある場合、精神科や心療内科を受診すると思います。その際病院によっては脳波を調べることがあるようです。なぜなのしょうか?今回はうつ病の診断時に脳波検査をする理由に関して調べてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
重曹を置くだけでなぜ消臭できるの?計り知れない重曹パワー !
お掃除の定番アイテムの一つになっている重曹。テレビや雑誌、コ...
-
目がゴロゴロする時の対処方法!
ふとした瞬間に目がゴロゴロすることありませんか?目にゴミが入...
-
作るのが楽しい料理なら盛り上がりもUP!鉄板料理はコレ!
料理は女性がやるものという認識が薄れてきている昨今ですが、料...
-
ポリエステル素材の洗濯方法は?ドライクリーニングに出すべき?
ポリエステル素材の洗濯はどのようにされていますか?扱いやすく...
-
エビ水槽の掃除の仕方 !
エビに限らず、どんな生き物でも水槽で飼育している以上は水槽の...
-
「シワアイロン 顔用」とは?使い方やおすすめなどについて !
シワアイロンと聞いて一番に思い浮かぶのは衣服に使うアイロンか...
-
日帰り登山であったら便利なおすすめグッズをご紹介!
登山専門店をのぞいてみると様々なメーカーから登山につかえる便...
-
ブレーカーが頻繁に落ちるようになった!原因と対策は?
ついうっかり電気を使いすぎると落ちてしまうブレーカー。夜の暗...
-
余ったシチューやカレーの保存方法とリメイク料理!
小さな子供からお年寄りまで、幅広い年代層の人に人気のあるメニ...
-
男だって自分で作る楽しい料理!
最近は男性でも料理を作る方が増えてますよね。ある調査によると...
-
トイレ掃除はどこからすると効果的なのか?!
みなさんはトイレ掃除、どこから掃除していますか?実はトイレに...
-
観葉植物でおしゃれ部屋を作る! 初心者向けの種類と方法!
つい人を呼びたくなるような、自慢したいほどおしゃれな部屋って...
-
色々な作業に音楽を聴いて集中する方法!
作業ってなかなか長くできるものではないですよね。数十分・数時...
-
猫と死別。悲しくても最後の挨拶をしましょう。
かつてはペットといえば犬が代表格でしたが、最近では飼われてい...
-
腹痛、しかも激痛・吐き気もある。どんなことが考えられる?
「おなかが痛い」という経験は誰しもあるはずです。食当たりかも...
-
癒しを与えてくれるメダカ。その産卵時期はいつ?
かつては小川によく見かけられたメダカですが、今ではその姿を見...
-
点滴でできたむくみを簡単に解消する方法!
点滴を受けた後に、むくみができて、体が重くなったりしたことは...
-
郵便局に転居届を!一人暮しの第一歩
家を出て一人暮しを始めるのは不安と期待が入り混じっているので...
-
排卵日・高温期の数え方って?
赤ちゃんが欲しい方にとって一番気になるのが排卵日ではないでし...
-
「好印象がキー」履歴書の封筒の住所や番地まで手を抜かない
履歴書は特別なものです。入社への一歩目です。封筒の住所の番地...
スポンサーリンク
現在増加しているうつ病、症状と診断は?
抑うつ(よくうつ)気分や興味または喜びの消失に加えて、様々な症状を呈します。例えば、食欲の減退や増進、不眠や睡眠過多、精神運動の制止や強い焦燥、疲れやすさ、集中力の低下、自殺への思い、などです。例外はありますが、これらの症状が2週間以上続いたときにはうつ病とされます。この抑うつ状態の期間を、専門用語では大うつ病(だいうつびょう)エピソードと呼びます。
頭痛、口渇、便秘・下痢、呼吸困難感、心悸亢進などの身体症状を伴うことも多く、うつ病患者さんの実に6割以上がまず内科を受診するとのデータもあります。ただしこれは、まず身体的に問題がないことを確認してから、精神神経科の診断と治療が開始されるという観点からは望ましいことです。
また、慢性疾患にはうつ病が合併しやすいことが知られています。がんの約20〜38%、糖尿病の約25%、冠動脈疾患の約16〜19%にはうつ病が発症します。
几帳面・完璧主義・真正直、がんばり屋で自分の中に閉じこもる方が、うつ病になりやすいと言われます。
症状が重くなると、妄想を持つことがあります。その内容は自分が病気であるというもの(心気妄想、しんきもうそう)、お金がないというもの(貧困妄想、ひんこんもうそう)、何か罪を犯してしまったというもの(罪業妄想、ざいごうもうそう)、の3つが代表的です。
近年うつ病の概念が広がり過ぎたことも指摘されています。双極性障害(後述します)やパーソナリティ障害など他疾患との鑑別も大切です。
引用元-気分障害|慶應義塾大学病院 KOMPAS
うつ病は様々な種類があり判断が難しい病気です。
現代には、さまざまな神経的病気や、神経病らしい症状であふれています。しかし、すべての神経の異常現象を、うつ病と診断するわけにもいきません。
引用元-ストレスやうつと脳波について||明晰脳の開発|各種専門家の見地から鬱(うつ)や不安を分析する
うつに似た病気に、「心身症」と診断される病気もあります。心身症は、ストレスなどの心理的な原因で自律神経に不調をもたらして、体の諸器官に病的な症状が見られるようになります。
うつ病も心身症も、ともに心因によることは共通しており、また症状も似たところがあるものの、もともと器質的に不調があったのか、それとも心因によってもたらされたのか、違いを見つけることは困難ですが、その対処方法に違いがあるため、区別が必要となります。
ストレスの蓄積が関係して起こる主な病気を大別すると、以下の3つが挙げられます。
・ うつ病
気分障害の一種であり、抑うつ気分や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠症などを特徴とする精神疾患・ 心身症
過度なストレスや本人が気付かない心の病に抵抗しきれずに、体の部位に発症するもの・ 神経症
基本的に強い不安が根底にあり、その不安を解消できないことから、心身の機能障害が起こる病気
引用元-ストレスやうつと脳波について||明晰脳の開発|各種専門家の見地から鬱(うつ)や不安を分析する
うつ病、他の病気が原因で起きている場合もあります。
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、アルツハイマー病、脳腫瘍、頭部外傷などの脳の器質的*な病気によってうつ症状が現れることがあります。特に、高齢者のうつ状態は、脳血管障害や認知症との鑑別が難しいことがあります。その他、甲状腺機能低下症、クッシング症候群などの内分泌系の病気、全身性エリテマトーデスなどの膠原病、インフルエンザなどの感染症、悪性腫瘍、糖尿病などもうつ症状を伴うことが知られています。
これら身体の病気との鑑別診断のため、脳波検査やCT*、MRI*、SPECT*、PET*などの脳の検査や血液検査、尿検査、心電図、肝・腎の機能検査、甲状腺機能検査などのさまざまな身体検査が必要に応じて行われます。
引用元-うつ症状を呈する身体の病気との鑑別診断 | どのように診断されるの?/鑑別診断と合併症 | 診断する | うつ病 | メンタルナビ
うつ病の診断で脳波検査、他の異常がみつかった例も
ウツ病と、脳波異常もあった者です。
引用元-脳ドックで分かること – メンタルヘルス 解決済 | 教えて!goo
ウツ病は脳内のセロトニン、ノルアドレナリン、メラトニン等の脳内にある神経伝達物質の異常といわれています。
が、実際にはウツ病=脳波に異常値がでる、ということはないといわれました。あくまでもセロトニンなどの物質量の問題なので、直接脳波に響くことは無いようです。脳波はそれらを反映することはなく、別の要素で影響が出るようです。私の場合は、途中途中で記憶がなくなるという、記憶障害をもっていたので、脳波をとることになりました。MRIは、脳に直接的な原因(腫瘍とか、事故の時の傷とか)があるかどうか、調べる為に検査を受けました。
その時にきいたのは、通常のウツ病の検査ではこのような(脳波測定・MRI)は行わないだろう、ということでした。実際、今まではありませんでした。
自分の場合は、普通のウツ病だけでは説明がつかなくて、医師が脳波に理解があったことから、検査して脳波異常が認められました。(いままで沢山のお医者様にかかりましたが、脳波を深く理解できる精神科医は、てんかん専門を除いてはすくないです)そういう意味では、受けて、もしなんらかの異常が見つかれば、見て一発でわかります。
うつ病の診断で脳波検査をする意義はあるのか?
うつ病が疑われた際には脳波検査をするケースもあります。実はうつ病の際には脳波はほとんど変化しないことがわかっており、脳波によってうつ病である、そうでないと判断することは出来ません。それでも脳波検査を行うのはなぜでしょう。それはてんかんと区別するためなのです。ではそのてんかんとはどのような病気なのでしょうか。
脳波検査をするのはてんかんと併発していないか調べるため
てんかんは反復性の発作を伴うもので、年齢に関係なく発症します。てんかんは時にはうつ病と併発する場合もありますから、うつ病の検査の際には、このてんかん検査のために脳波検査をするケースが多いのです。てんかんが疑われるようならば是非ともこの脳波検査も受けてみましょう。
引用元-【うつ病?てんかん?】精神科で脳波検査をする意味 | ライフスタイルのことならキャリアパーク
まとめ
うつ病の診断は基本的に医師によるカウンセリングがメインになっていますが、最近、頭の血流を測定して客観的に判断するという光トポグラフィー検査が一部病院で始まりました。これからは総合的な検査で心の病気を診断する時代になるのかもしれませんね。
twitterの反応
https://twitter.com/hirokun15/status/712239985412321281
https://twitter.com/PhotoArtgray/status/662207423625588736
【そう・うつ病】…随分前にNHKで脳波検査(科学的識別)による診断の番組を観た。…そう患者へのうつ病薬,うつ患者へのそう病薬の誤投薬防止が出来るという内容だった。…以前、そう・うつ病の診断はカウンセリングで行っていたが、脳波検査による診断に変更されたのだろうか?
— Mark (@greenfieldlane) April 1, 2014
https://twitter.com/RB79_BALL/status/307770605976031232
@uchu_ghost MRIなどの画像診断で判るのは、アルツハイマー病や脳腫瘍・出血・梗塞等による精神症状です(脳器質精神病)。脳波と症状で判るのがてんかん精神病。最近は、確実ではありませんが光トポグラフィー(NIRS)でうつ病、双極性障害、統合失調症の鑑別も試みられています。
— 精神科医 片山信吾 (@Katayama007) January 9, 2013
脳波?でうつ病の診断ができるって聞いたんだけど受けてみたい…今朝はひどかった…。昼までひどかった。泣き叫びたいのにできない…。ここ半年くらい調子良かったんだけどなー。
— まつ@一生ホンダ党します!! (@massan_727) August 8, 2012
最近では、うつ病を問診ではなく、脳波をはかり診断できる。怖いのはうつ病と診断された人の4割が躁鬱病。つまり誤診です。薬に頼らず脳に強力な磁気を充てるという治療もあります。
— 命の詩 (@jisatustrong) April 5, 2012
https://twitter.com/Saico0720/status/168725541858443264
うつ病が脳機能の障害なら脳波測定とかで診断できんのかなぁ~
— 。IKANATO (@IKANATO_tw) February 9, 2012
- PREV
- ウォンバットに会いたい! 日本で見られる動物園は?
- NEXT
- 夏生まれの赤ちゃんに必要な服や肌着は?