病気で性格が変わる？考えられる5つの病気とは

今まで温厚だったはずの家族が急に怒りっぽくなったり、暴力的になった・・そんなことが起きたらびっくりしてしまいますよね。実はその性格の変化、なんらかの病気の症状の可能性もあるんです。今回は急に性格が変わる、という症状がある病気について調べてみました。

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女性によく起きるヒステリーへの性格変化、更年期障害かも？

更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少することから、心身にさまざまな負担がかかるものと考えられています。
誰でも疲れている時やストレスが溜まっていると、怒りっぽくなることはあると思いますが、中にはわがままで攻撃的な性格に変わる人もいるようです。
これまでおとなしくて、穏やかな性格の人が、更年期になると急にわがままで攻撃的な性格に変わったり、イライラ感、ヒステリーになったかと思えば、鬱になり、ふさぎこんでしまうなど、感情が著しく変化するケースも少なくありません。
周囲からは、「気性が激しい人」と思われることもあれば、「わがままな人」と思われることも出てくるでしょう。このようなことから、人間関係に支障をきたしてしまうと、本人にとっては大変つらいことです。周囲の人が理解してくれると良いですが、自分でもなぜこのようにイライラして怒りっぽくなるのか、コントロールがきかなっていることもあるので、心を穏やかに保つように心がけるとともに、周囲への理解を求めるようにしましょう。

引用元-更年期障害の症状 性格の変化・わがままで攻撃的な性格に変わる？

うつ病で性格が怒りっぽく変わる可能性も

私たちは仕事でミスをすることもあったり、人間関係で悩むことがあったり、あるいは恋愛関係でうまくいかなかったら、気分落ち込んだり憂鬱になるものですが、普通の場合には、自然と立ち直るものです。
しかし、そこで落ち込んだまま立ち直れず、仕事もやる気がなくなるし、外出するのさえおっくうになることがあります。
このように生きるためのエネルギーがだんだんと減少するようになれば、「うつ病」の始まりというわけです。

引用元-うつ病は誰がなってもおかしくない心の病〜現代人に多い「うつ病」とはどんな病気なの？〜うつ病の診断・原因・症状・治療と接し方

気分の落ち込みは、意欲の低下だけにとどまらず、性格の変化として現れることもあります。
慎重で計画的だった人が、突然無謀な行動を起こしたり、穏やかな性格だった人が一転して無愛想になり、
怒りっぽくなったりするケースもあります。
うつ病による感情障害は、必ずしも「悲しい」とか「楽しくない」といった訴えばかりではありません。
「この人にらしからぬ行動」もうつ病のサインのひとつです。

引用元-うつ病は別人のように性格が変わることも〜うつ病のワンポイント・レッスン〜うつ病の診断・原因・症状・治療と接し方

脳の損傷で性格が変わる病気になることがある？

高次脳機能障害とは、脳の一部が損傷されたために失語症（他人の言葉を理解できない、自分でうまく表現できない）、記憶障害（さっき言ったこと・言われたことを忘れるなど新しいことを覚えることが難しい）、注意障害（注意を向ける体力がなく、ものごとに集中できない）など、脳の高度で複雑な機能に障害が起こるものです。
一見したところ、手足の運動機能障害のように明らかな変化として見えないために周囲からはわかりにくいのですが、今までには見られなかった上記のような症状が突然あらわれ、まるで性格が変わってしまったような反応が周囲の人たちを戸惑わせてしまうことがあります。

高次脳機能障害には、上にあげた以外に次のような症状があります。これらがすべてあらわれるわけではなく、脳のどの部分を損傷したかにより、症状は異なります。

・易（い）疲労性：急性期に多く見られ、精神的に疲れやすい。日中でも眠りやすく、起きていてもボーッとしている。
・発動性の低下：自ら動き出すエネルギーがわかず、ものごとを他人から言われないと始められない。
・脱抑制・易怒（いど）性：あとさきを考えず行動してしまう。いわゆるキレやすい。
・判断力の低下：ものごとを自分では決められない。
・遂行機能障害：行動が行き当たりばったりで、計画して実行することができない。
・失行：手足は動くが、指示された動作や意図した行動がとれない。
・失認：身近なものの色や形、親しい人の顔が見分けられない、体を認識できない。
・見当識の障害：時間と場所の感覚がない。
・病識の欠如：自分自身の障害が認識できず、障害がないかのような言動を見せる。

引用元-高次脳機能障害をご存じですか？ – gooヘルスケア

脳卒中の後に病気で性格が変わってしまう場合も

脳血管性認知症とは？
脳卒中（脳出血、脳梗塞）などの脳血管障害によって出現する認知症を脳血管性認知症と言います。
単発で脳卒中を発症したからといってすぐに認知症になるわけではありません。再発を繰り返したり、脳への血流が悪い状態が続くことで認知症は進行します。
また、多発性ラクナ梗塞（無症状である小さい脳梗塞が多発した状態）でも認知症は出現します。小さい脳梗塞では麻痺などの症状がないため気づかないことが多いです。

引用元-脳梗塞後遺症には認知症もある？予防は？リハビリで回復する？ | 脳卒中に関する悩みを解決するブログ

脳血管性認知症は「まだら認知症」とも呼ばれ、認知機能の中でも良いところと悪いところが散在しています。

「物忘れが多い反面、理解力や判断力は問題がない」
「記憶はできるけど判断力に欠け、怒りっぽい」

など。

引用元-脳梗塞後遺症には認知症もある？予防は？リハビリで回復する？ | 脳卒中に関する悩みを解決するブログ

性格が急に変わる・・若年性認知症（ピック病）かも？

前頭側頭型認知症(ピック病)では、主な症状として、人格変化が見られます。
脳の前の方にある前頭葉と側頭葉を中心に萎縮が起こるために発症する認知症が、前頭側頭型認知症です。その中で代表的な病気としては、ピック病が知られています。
前頭側頭型認知症はケースが少なく、詳しい原因は、よく解っていない状況です。
症状は、もの忘れよりも人格変化や言語障害が目立つことも多いのが特徴です。
人格を司る前頭葉に障害が起こるために、感情のコントロールができない、だらしない行動をとる、反社会的な行動をとるなどの人格の変化が症状として出てしまうのです。
その他、言語障害が現れる理由は、言語中枢が前頭葉や側頭葉にあるためです。
前頭側頭型認知症(ピック病)の特徴をまとめると・・・

・初老期に発症する傾向がある
・特有の人格変化（感情のコントロールができないなど）
・言語障害
・少しずつもの忘れの症状も出てくる
・病識はない

人格の変化に、周囲は驚き、そして疲弊していくことも多いと思います。

引用元-ピック病は人格が変わるって本当？ | 介護のプロ道場

まとめ

病気で性格が変わってしまう場合、怪我や脳卒中など「症状が出る前に脳に何らかのダメージが起きている」場合と、ピック病のような原因不明な場合があるようです。家族の性格の変化で不安がある場合は、他に症状がないかを確かめたうえで病院を受診した方がよさそうです。

twitterの反応

性格が変わるほどの病気ってスゴイな…こわいな…

— つくこ (@2_kuko) September 8, 2016

医者だって全部の薬を自分で飲んだわけでもないのに、人に勧めてるのに、それはいいんだから病人も勝手だよね。病院の薬で性格も変わる。これは事実。ウツになるのも病院薬の副作用。病気を苦にしてのｼﾞｻﾂ、じつは副作用のことが多い。医者は言わないけどね。飲んで欲しいから。

— 家出ババあん＠ｸﾙｸﾙﾊﾟｰ (@vivian5163) September 4, 2016

認知症という病気の難しさがよく分かってきた。感情のコントロールがしにくくなって、その人の性格の感情的な部分が全面的に出てきてしまう。それによって関わり方も関係も変わる。それを受け入れられて無かったのは自分の方だったと気づいた。

— Uno (@uno_right) August 14, 2016

病気で人の性格は変わるから、病気の時の性格は病気のせいだという事実を受け入れて、恨むならその人ではなく病気を恨んでほしい。

— 川添 (@KAWAZOI) July 26, 2016

https://twitter.com/_mikeneko_2/status/712548082903293953

今日で主人の頭の放射線治療がすみました、副作用らしきものが出現私の母と娘に八つ当たり今現在も鬼のような顔つきをしてます、呼吸器の先生が言われました、脳転移の場所が性格を変貌させると、ここまで人格が変わると…びっくりです、娘は、元々自律神経の病気があったので、最近ひどくなりました⤵

— m.r.k. (@48913Hitomi) February 22, 2016

脳の病気ってこわいよな～。脳ってすごいんだなって思う。脳の一部分が病気になるだけで性格も変わるし、色々できなくなったりで、脳って偉大だよな～

— りっかちゃん (@mrn_aie) August 22, 2015

便微生物移植（健康な人の便に含まれる微生物をセットで移植する）で投薬治療が不可能な病気が完治とか、腸内細菌で性格も変わるとか…腸…腸すげえな！！

— ひろき (@hirokis00) February 22, 2015

ピック病は性格が１８０度変わるからなぁ…
授業でビデオ見たときは
本気で目を疑った

— 蜜柑飴/miele@固ﾂｲ最新歌練習配信 (@cafe_de_orange) August 7, 2014

昔聞いた話だけどある奥さんが50を過ぎてから突然悋気がひどくなって、毎日ご主人を（浮気の影もないのに）口汚く罵るのでご主人が離婚を思いつめ知り合いに相談したところ「更年期障害では」と言われ、病院で投薬開始したらぴたっと元の性格に戻ってめでたしめでたし、らしい。性格変わるとか怖い。

— maki555 (@maki555) May 30, 2014