部屋が暖房で乾燥する理由とは？

寒い冬の時期には暖房はすごく助かりますよね。しかし暖房を使うと困るのは乾燥です。部屋が乾燥し風邪をひいてしまう原因にもなります。なぜ暖房を使うと乾燥するのか調べてみました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

気づかないだけで部屋が乾燥していることも

ヒトは湿気に鈍い上、湿度って定義が難しい

さて実験の前に、知っているようで知られていない「湿度」の話をしよう。まず第一は、湿度に対するヒトの感覚が極端に鈍いということ。気温なら「今日は昨日に比べて寒いから15℃ぐらいかな? 」なんて感覚的に分かるだろう。数℃の違いこそあれ、気温15℃を25℃に感じたり、5℃に感じたりと±10℃以上ズレることはあまりない。

しかし湿度はどうだろう? 手元に湿度計があるヒトはぜひ試してみて欲しいが、±10%以内で湿度を言い当てるのは、ほぼ偶然に近い。つまりヒトの感覚器官は、ほとんど湿度を捉えることができず、蒸し暑いのが分かる程度で、他に湿度を知る手段は、のどが渇く、肌がカサつくという現象で初めて知る程度だ。

そして湿度をややこしくしている原因がもう1つある。湿度とは、空気にどれだけ水蒸気が含まれているか? という指標だ。でも空気が含める水蒸気の量は、気温が高いとたくさん水蒸気を含めるという性質がある。

ここで気温20℃でコップ1杯の水蒸気を含んだ状態を湿度50%としよう。つまり20℃の空気には、コップ2杯の水蒸気を含められる(飽和水蒸気量)が、実際にはコップ1杯しか含まれていないので湿度は50%ということになる。

引用元-【藤山哲人の実践! 家電ラボ】第20回：エアコン暖房ってホントに石油ファンヒーターより乾燥するの? – 家電Watch

なぜ暖房を使うと乾燥するのか

エアコンを使うと空気が乾燥する仕組み

エアコンを冬場に暖房として使うと空気が乾燥してしまうから、使わない。という人も多いようです。たしかに、エアコンを使って暖房をすると部屋の湿度計も下がってきます。エアコンを使うと空気が乾燥するのは間違いないようです。
しかし、実は乾燥の原因は「エアコン」にあるわけではありません。実は「温度」にあるのです。空気はそれぞれ水分を含むことができる量が決まっています。これを「飽和水蒸気量」と呼びます。

湿度というものは、この飽和水蒸気量を100%としたときの空気中に含まれている水分量です。そしてこの飽和水蒸気量は気温が上昇するほどアップするという特徴があります。

仮に、飽和水蒸気量が空気に対して10だったとしましょう。この時水蒸気が3ある場合湿度は30%になります。しかし、暖房により空気の温度（気温）がアップすると飽和水蒸気量が空気に対して12に上昇します（仮に）。この場合でも空気中の水蒸気量は変化しませんので、12に対して3のままです。この場合の湿度は25%になります。水蒸気の量は変化していないのに温度が上昇することにより湿度が下がるのです。

人間は部屋が乾燥している潤っているというのを絶対的な水蒸気量で感知するのではなく、基本的には相対値で感知しています。（空気中の湿度が下がることによって、人間の粘膜などの水分はより乾燥しやすくなります。喉は渇きやすくなりますし、皮膚などの水分も蒸発しやすくなり乾燥します。）

引用元-エアコンで空気が乾燥する理由と対策

部屋を乾燥させないために

エアコンの乾燥に対しては、どのように対策していけばいいでしょうか？
まず、加湿をしましょう。加湿器があるのであればそれを使うのも良いです。

もし、加湿器の購入を考えているのであれば、加熱式のものを選びましょう。
気化式の加湿器は、加湿するときに、内部の菌などを一緒に放出してしまう可能性があるのですが、加熱式であれば一度水を沸騰させるので、安全です。

但し、倒れれば熱湯が零れますので置き場所などに注意してくださいね。もし、加湿器なんて買う予定はない！という事であれば、見の周りにあるもので加湿をしましょう。

例えば、沸騰し沸かしたお湯をやかんに入れて蓋を開けておく
とか、

洗濯物を室内で干す
とか、

お湯をためた洗面器にタオルを半分浸し、置いておく
など、

実は加湿器がなくても加湿をする方法はありますよ。ただちょっと手間がかかる、という欠点はありますが…。洗濯物を室内で干すだけでだいぶ変わりますのでやってみてくださいね。

引用元-赤ちゃんが暖房で乾燥！？エアコンの対策は？乾燥しないものは？ | ハッピーでグッドな生活！

暖房時の乾燥には湿度が重要

冬の病気といえば、風邪とインフルエンザが代表的。とくに、インフルエンザは11月から4月にかけて発症することが多いため、この期間は要注意だ。これらの病気にかかる原因は「冬の寒さ」ではなく「乾燥」が大きな因子だ。これは、のどの粘膜が乾燥により損傷してしまうことで、風邪やインフルエンザのウイルスに感染しやすくなってしまうというもの。冬の間は、暖房によって部屋の温度を上げすぎて空気を乾燥させてしまいがち。そのため、風邪とインフルエンザの予防には乾燥対策が必要なのだ。

冬の暖房時、エアコンの設定温度は20℃程度が望ましいとされている。そしてもう一つ重要なのが湿度だ。インフルエンザウイルスの生存率の時間変化と湿度との関係を見てみると、インフルエンザウイルスは湿度が35％以下と湿度が低い状態では1日が経過してもまだ生存しているが、湿度50％の環境では約10時間後にほぼ全滅するという。冬の病気から身を守るには、適度な湿度のコントロールが必要だ。

窓を締め切ったままエアコンで暖房し続けると、乾燥してのどを痛めてしまうことになるため、1時間に一回は換気をしたり、加湿器などを上手に使って湿度50％以上を保つことが大切だ。

引用元-暖房との賢いつき合い方で冬の病気をガード！ | 仕事ものしりコラム ｜転職ならDODA（デューダ）

部屋が乾燥するときは加湿器

１：部屋の広さに合わせたものを選ぶ
6畳用、８畳用など部屋広さに合わせたものを選ぶことが前提です。加湿しすぎると住宅の耐久性や衛生面で問題が起こってくるため、設定は適正湿度の範囲内である40〜50％やセンサー自動運転がオススメです。手動の場合は湿度計を見ながらこまめに調整を行ってください。

２：湿度が高すぎず、低すぎない場所に置く
置き場所は普段自分が過ごすところでOKですが、湿度が低く検知されやすい暖房器具の近くや、加湿器自体が熱くなってしまう直射日光が当たる場所は避けた方がいいでしょう。逆に窓際で空気が冷たい場所も湿度が高い状態として検知されてしまうため、加湿効果は薄れてしまいます。

３：水道水を使用する
ミネラルウォーターや浄水器の水を使わないよう注意が必要。塩素分がなく雑菌が繁殖しやすくなってしまうため、必ず水道水を使ってください。またタンクの水を途中で継ぎ足すのも雑菌が繁殖する原因となります。タンクの水は使うたびに全部入れ替えるようにしましょう。

引用元-風邪やカサカサ肌を撃退！ うるおいを保つ、乾燥ケア｜大人の心得帳｜B-style[ビースタイル] produce by Bunkamura｜楽しむ｜フレッツ光メンバーズクラブ｜フレッツ公式｜NTT東日本

まとめ

暖房を使う肌が乾燥したり風邪をひいてしまう原因になるかもしれないので、加湿器を置く、もしくはコップに水を入れて置いて置くだけでも効果があるので、しっかりと湿度を保ちましょう。

twitterの反応

冬の季節、お肌の乾燥に注意！！冬の空気は乾燥していて、エアコン暖房している部屋はなおさらです。一般的に湿度が５０％以下になると、乾燥注意ゾーンです。

— CosmeticArt (@CosmeticArt) March 16, 2016

【乾燥肌にならないために】 ・部屋の湿度を６０パーセント程度に保つ 寒いから暖房をかけっぱなしにしている… 皮膚の水分が蒸発して肌が砂漠化している恐れがあります… 加湿器を使って部屋の湿度を上げましょう！ 加湿器がない方はコップに水を入れ部屋においておくだけでもOK ,

— きっと健康綺麗になる♪ (@jumpuppop) March 16, 2016

https://twitter.com/nupi_com/status/710053839085428736

肌にとって適した湿度は６０～６５％。暖房のかけ過ぎは室内の湿度を減少させるので気をつけましょう。部屋が乾燥しているときは、加湿器を使う、濡れタオルを干すなどで対応してください

— 悩める女子から愛され女子に♡美容情報♡ (@beauty_bot_sara) March 16, 2016

https://twitter.com/u__ng/status/709730937811042305
https://twitter.com/ym_n_sou0/status/708384582995877888

エアコンで暖房やると部屋めっちゃ乾燥して喉死ぬから加湿器ほしい

— りょうすけ (@k_p_r_a_m_g) March 11, 2016

https://twitter.com/__anikas/status/708195620410888192
https://twitter.com/beeleb/status/707727734370242560