ブレーカーが頻繁に落ちるようになった!原因と対策は?
2019/12/30
ついうっかり電気を使いすぎると落ちてしまうブレーカー。夜の暗い時間に落ちてしまうと復旧も大変です。頻繁にブレーカーが落ちるようになったという方も少なくないようです。ブレーカーが落ちる原因とその対策を調べてみました!
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落ちるようになったブレーカーはどれ?
ご家庭のブレーカーは大抵高いところに設置されているため、まじまじと見たことはないという方は多いかもしれません。とりあえず大きなスイッチが下がっていればそこを上げて復旧すればいいと思っている方もいるのではないでしょうか。実はブレーカーには「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」の3種類があります。どのブレーカーが落ちたのかよって原因も対処方法も違います。
一般的にこれらのブレーカーは分電盤という一つの箱に収まっており、一番大きいのがアンペアブレーカーです。漏電ブレーカーは、横に赤と黄色のライトのようなボタンがついていることが多いです。複数並んでいる小さなスイッチが安全ブレーカーです。落ちてしまったブレーカーを復旧する際、原因を探るためにはこれらのブレーカーを細かく確認する必要がありますので、踏み台があるといいかもしれません。
アンペアブレーカーが落ちた場合
電気の使いすぎで落ちるのがアンペアブレーカーです。リミッター、メインブレーカーと呼ぶこともあります。突然家全体が停電してしまうもので、ブレーカーといえばこのイメージが強いかもしれません。アンペアブレーカーは、電力会社と契約しているアンペア以上の電流が流れたときに自動的に作動します。一度に使う電気の量が多いことが原因ですので、それまで使っていた電化製品のスイッチを一度切ってから、下がったスイッチを上に戻しましょう。
アンペアブレーカーが落ちたときと同じ電気の使い方をすると、またブレーカーが落ちてしまうので気をつけましょう。あまりにも生活に支障が出る際は、電力会社との契約を見直す必要があるかもしれません。契約しているアンペア数はアンペアブレーカー付近に記載されていますので、各電化製品のアンペア数から合計を計算してみると、アンペアブレーカーが落ちるのを防いだり、電気の使いすぎに気づくきっかけにもなります。
安全ブレーカーが落ちた場合
安全ブレーカーも、アンペアブレーカーと同じく落ちる原因は電気の使いすぎです。単にブレーカーと呼ぶこともあります。家全体で契約している電力量を管理するアンペアブレーカーに対して、安全ブレーカーは対応する部屋やコンセントごとに分かれており、配線の許容量以上のアンペアや、電化製品・コードのショートなどのダメージから家の中の配線を守る役割があります。
安全ブレーカーだけが落ちた場合、どこか一部屋、または一ヶ所のコンセントで電気を使いすぎたことが原因ですので、電気の使い方を見直してみましょう。復旧の手順はアンペアブレーカーと同様です。ちなみに、一般的なコンセントは15Aまで使用することができます。一つのコンセントからたくさんの電化製品を使うことは避けた方がいいでしょう。
漏電ブレーカーが落ちた場合
漏電ブレーカーは、その名の通りどこかで漏電が起こると作動し、電気を遮断します。漏電遮断器とも呼ばれます。漏電は電化製品の故障だけでなく、感電や火災を引き起こしかねない危険なものですので、漏電ブレーカーが落ちた際には慎重に対処する必要があります。漏電ブレーカーが落ちたときは、まず、アンペアブレーカーと安全ブレーカーを全て下げます。
次に、アンペアブレーカーを上げて、漏電ブレーカーの周囲を確認します。赤いボタンと黄色(白色)のボタンがあることが多いですので、その場合は黄色の「復帰ボタン」を押してから操作を開始します。漏電ブレーカーのスイッチを一度完全に下げてから上にあげ、安全ブレーカーをひとつずつ上げていきましょう。すると、どこかで漏電ブレーカーが落ちるはずです。その安全ブレーカーに対応する箇所で漏電が起きているということになります。
原因のコンセントがわかったら、電化製品のプラグをコンセントから抜き、対応する安全ブレーカーをもう一度上げてみます。漏電ブレーカーが落ちなかったら、原因は使用していた電化製品です。原因の電化製品はコンセントから抜いておき、買い替えや修理を行いましょう。
一方、コンセントに何も繋がっていないのに漏電ブレーカーが落ちてしまった場合は、配線そのものに原因があります。電気工事店などの専門家に頼りましょう。漏電の原因の電化製品や安全ブレーカーを切っておけば、それ以外の電気は自由に使うことができます。
頻繁にブレーカーが落ちるようになったら?
ここまで、それぞれのブレーカーが落ちる原因について説明してきました。原因がわかれば、頻繁にブレーカーが落ちるようになったときの対処法も見えてくるはずです。例えば、アンペアブレーカーや安全ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、同時にたくさんの電気を使っていることが原因です。
夏や冬に入ってエアコンを使うようになったり、アンペア数の高い電化製品を導入したりした場合はブレーカーが落ちやすくなります。同時に使う電化製品のコンセントの位置をばらけさせたり、アンペア数の高い電化製品を使うときは他の電化製品は使わない、使用時間をずらすなどの対策を行いましょう。
もしも漏電ブレーカーが頻繁に落ちるならばそれは大問題ですので、一刻も早く電化製品を買い替えるか、専門家の手を借りましょう。しかし、稀に原因がよくわからないのにブレーカーが頻繁に落ちてしまうこともあります。ブレーカーそのものに不調が起こっている可能性が高いですので、そんなときも専門家に見てもらいましょう。
まとめ
ブレーカーが落ちる原因は、電気の使いすぎだけではないことがわかりました。特に漏電ブレーカーが落ちたときは怖いですね。しかし、漏電ブレーカーは私たちの安全を守ってくれるものでもあります。漏電ブレーカーのそばに赤いボタンがあるなら、それは漏電ブレーカーのテストボタンです。定期的に押してみて、漏電ブレーカーがきちんと下がるかどうか確認しましょう。