男だって自分で作る楽しい料理！

最近は男性でも料理を作る方が増えてますよね。ある調査によると約８割の男性が週に１度は料理をするとか。女性の多くがはたらきに出るようになった昨今、家事や育児の分担が当たり前になり、男性も料理をするようになった事もあるようですが、どうもそれだけではない様で、例えばキャンプやバーベキューなどのアウトドアブームの加熱や、登山愛好家の間ではやっているヤマメシなる山ご飯など、趣味が高じて料理の楽しみを知った男性も多いのでは。今回はそんな楽しい料理について調べたものをまとめてみました。

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趣味で作る料理と家事で作る料理

ワタシ自身も実は料理男子。趣味の登山ではヤマメシを作ることに情熱を注ぎ、今までにもアヒージョや鯛の炊き込みご飯、カオマンガイなど様々なレシピを妻や友人に披露してきました。そんなワタシもつい最近まで家では皿洗い担当。頭のどこかで山でつくる楽しい趣味の料理と、家事としてしかたなく作る家での料理を分けて考えていて、なかなか家では料理をすることがありませんでした。それがあるテレビドラマの主人公の男性が夕食作りに対し、「やっかいな案件をキレイに落着させたくらいの充実感が一日一回味わえる夕食作りは偉大だ。」と言っているセルフを聞き、「たしかにそうだ！」と強く感銘し家での夕食作りをし始めたら、今では夕食作りに見事にはまってしまいました。

なぜ？楽しいと思える趣味の料理

趣味で作る料理では美味しいのはもちろん、どれだけ華やかなモノを作るかにみなさん力を注いでいると思います。たとえばキャンプ料理では、ダッチオーブンを使った「鶏まるごとローストチキン」など家ではほぼ見ることのない豪華な料理がずらり。登山における山ご飯においても程度は違うかもしれませんが、「こんなすごい料理が山でできるの？」ってびっくりする様な料理をみなさん作られています。最近のアウトドア用の道具は家の調理器具並みに便利なモノがたくさんあります。山においても軽量で特殊な調理器具が勢ぞろい。とは言え水がたくさん使えない事や、もっていく食材が限定されるなど、少なからず制約がありますよね。でも実はその制約こそがアウトドア料理の最後のスパイス。みなさん制約を乗り越えてつくる事でより趣向をこらし、楽しく美味しいと思いながら味わえているではないでしょうか。いつもと違う自然の中で、仲間とワイワイ楽しみながら味わうからこそ、どんな料理もいつもより美味しい楽しいと感じるのは当然。それに合わせてワタシたちは、潜在的に制約された環境を乗り越えることに充実感をおぼえ実は楽しんでいたりして。

家事で作る料理だからこそ制約が

では、家で作る家事としての料理はどうでしょう。これこそ制約ばかりだと思いませんか？お金に糸目をつけないご家庭は別として、たいていのご家庭では月の大体の予算を決めているはず。予算と時間、この２大制約の中で作るのが家事としての料理です。限られた予算と時間の中でいかに美味しいものを作るか。でもこれって、考え方によっては前述したドラマで言うところの「やっかいな案件」と同じだと思いませんか？限られた予算と時間の中で美味しい料理を作らなければいけないという大きな仕事を見事片付けた時、会社で大きな仕事をやり遂げた後に感じる充実感と同じくらいの充実感を味わえる。そうマインドチェンジをすれば、あなたも「この充実感を夕食作りをすることで一日一回味わえるのは偉大だ！」と感じ、夕食作りを楽しいと思えるはずです。

ネット動画で楽しい料理

とは言え、「アウトドアの心置きなくじっくり作れる気ままで楽しい料理は得意だけど、毎日のレパートリーも沢山必要で、手早く作らなきゃいけない家庭料理なんて、今まで作ったことないから逆にハードル高いよ。」と思っている男性も多いかと。そんな時はネットの料理サイトが便利です。まずはネット料理サイトの老舗「cookpad」。料理研究家から一般の方が作る料理まで、ものすごいたくさんのレシピが掲載されています。ワタシもヤマメシを作り始めた時からこのサイトには本当にお世話になりました。さらに最近主流なのは、見ているだけで楽しい作り方動画がある料理サイト。さまざまなサイトがありますが、ワタシのお気に入りは「DELISH KITCHEN」や「クラシル」、「macaroni」あたりです。

毎日作るのが楽しいと思える

動画サイトのメリットはなんといってもその分かりやすさ。見たまんまの手順で見たまんまの材料を投入していけば、ほぼ間違いなく美味しい料理のできあがりです。結構慎重派なワタシは、はじめの頃はまず動画を見て、材料を見て、作り方を読んでからもう一度動画を見て。ようやくその後再度作り方を見ながら料理を作る様にしていましたが、最近では材料を見て、合わせ調味料など先に混ぜてから一度動画を確認し、手順を頭に入いればそれから一気にささっと作れる様になりました。よほどの事がなければ味にハズレもないですし、知らず知らずの間に包丁さばきも手際もよくなり、かなり手早く数品作れるようになります。またさらに手慣れてくると、レシピにある材料が無くても他の材料を合わせて作った場合の味や組み合わせの良し悪しも分かるようになってきたり、自分なりに味をアレンジしたりと、こうなると料理が楽しいと思えてきます。そして買い物も自分でするように。まさに限られた予算と時間の中で美味しい料理を作るという大きな仕事を見事片付けた充実感を味わえます。

まとめ

仕事以外で一日に一回ほぼ必ず達成感と充実感を味わえる。そんな風に考えられれば家での食事作りも楽しくなるのではないでしょうか。人によってはそこに生きがいも感じられたりして。よく考えれば子供の頃からプラモデルを作ったり秘密基地を作ったり、何かとモノを作る事が好きな男性には、料理という創作活動は結構向いているのかもしれませんね。