猫と死別。悲しくても最後の挨拶をしましょう。
2019/11/18
かつてはペットといえば犬が代表格でしたが、最近では飼われている数は猫が犬を上回っています。大切な家族の一員として暮らしていた猫が他界してしまったとき、その悲しみからペットロスになる人も多いのではないでしょうか。突然の出来事に気が動転しているでしょうが、お別れの最後の挨拶はきちんとしておきましょう。
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飼われている猫の現状について
猫の魅力は何といってもそに姿と仕草、自由気ままに動き、飼い主に対してもツンデレな態度をとることではないでしょうか。現在飼われている数は犬を超え人気ペットの一位に君臨しています。小さいので食費がかからない、散歩などの手間がかからないというのがその理由のようです。猫の平均寿命は15年を超えました。
かつてはネズミを捕るなどという役割を持って飼われていたのですが、住宅環境や人の家族形態の変化、獣医療の進化や様々なペットサービスの出現によって、愛玩動物へとその存在意義が変わってきています。人と共に暮らすコンパニオンアニマルとしての生活が主流になってきています。かつては犬は犬小屋で、猫はその辺をうろうろしながら自由に家の中外を出入りしており、死ぬ姿を見る機会も少なかったように思います。
自然の本能が強く残っている猫は体調が悪い場合、暗くて静かな場所に身を潜め、回復を待つ習性があるといわれており、そのまま息絶えるということがその理由のようです。もしその姿を見つけたら裏庭や山の中に穴を掘って埋めていました。それも一つの供養の方法ですが、最近では葬儀社に依頼し、火葬をするケースも増えてきています。
猫の死と最後の挨拶
突然飼っていた猫が死んでしまったら、気が動転して大きな悲しみの中に突き落とされてしまうでしょう。しかしその中でも大切な家族の一員を心を込めて送る準備をしなくてはなりません。先ず、家の中の明るく涼しい場所に小さな箱を用意します。タオルなどを敷いた上に猫の亡骸を横たえて姿を整えてあげましょう。
好きだった食べ物や写真、お花などを添えてあげるのもよいでしょう。そして、お別れをして欲しい人に最後の姿をみてもらい、きちんとお別れをしていただきます。現在ではペット葬儀社もたくさんあり、心を込めて送りだすお手伝いをしてもらえます。事前にもしもの時にどうするか、情報収集をしておくのがよいのですが元気な時は気に留める人は少ないようにも思います。
火葬を希望する場合、合同火葬(これはお骨は拾えません)、個別火葬があり、ペットの霊園にお骨を納めることもできます。自分のお墓に一緒に入りたいと願う人もおられますが、それは自分が亡きあとに入るお墓の宗派によって異なります。合同葬の際は火葬前が最後のお別れの時となるので、悔いの残らないように最後の挨拶をして送り出しましょう。以前のように庭に穴を掘って埋葬することも選択肢の一つです。
猫が他界。虹の橋のお話
天国の少し手前に虹の橋があるといいます。この世界で誰かと親しかった動物は死後この橋にたどり着きます。亡くなった動物もここでは元気な姿に戻り、十分は食事や水もあり、野原が広がっており、充実した毎日を送ることができるといいます。
そして、飼い主がやがてこの橋までやってきたときに共に天国にわたっていくというポエムです。作者も不明であり、北欧の神話をもとにしているという見方もあるようですが、詳細はわかりません。ただ、ここでまた飼い主に会えるともう離れることはないという内容です。ペットを失った悲しみの中で心の支えになるポエムだといわれ、近年多くの人の気持ちを和らげています。
ペットロスのお話
長い間生活を共にしてきた猫と死別し、悲しみのどん底にいる飼い主は時として心身の変調をきたすことがあります。悲しみや混乱、罪悪感、否認等、様々な感情が入り混じり、食事がとれなくなったり、うつ状態に陥ることもあります。このような状態をペットロス症候群と呼んでいます。
この状態から抜け出すにはまず、ペットがいなくなったという現実を認めることです。悲しい気持ちを隠すことなく、悲しんで、泣けるだけ泣きましょう。そして、それまで過ごしてきた日々を思い出しながら、悲しみがありがとうの感謝の気持ちに変わっていくまで待つしかありません。周囲の人はその悲しみの感情を否定せず、同調しながら聞いてあげることが大切です。
最後の挨拶を後悔なくするために
猫を飼うということは飼い主にとってのメリットだけでなく、猫にも幸せな時間を提供することが大切です。猫は犬のように指示に従ったり飼い主の反応をうかがったりということはないかもしれません。甘えたいときにすりよってきて、飼い主が近くにいたいと思ったときに逃げていったり、その気ままな生き方が魅力の一つでもあります。飼い主は猫の健康管理にも配慮しなくてはなりません。
健康診断や予防接種を受けること、必要なら避妊手術を受けるのもその一つです。亡くなったときに、あれをしておけばよかった、こうすればよかったと後悔することのないように日ごろから気に留めたことは実行していきましょう。そして最後の時には悲しみや後悔ばかりではなく、ありがとう、幸せだったねと言って送り出せるようにすることが飼い主の務めではないでしょうか。
まとめ
日ごろからの愛猫との生活で、何が幸せなのかということを時に立ち止まって考え実践することが、互いの幸せにつながるのではないでしょうか。