郵便局に転居届を！一人暮しの第一歩

家を出て一人暮しを始めるのは不安と期待が入り混じっているのではないでしょうか。これからは自分の行動に責任を持たなくてはなりません。先ず、役所や郵便局に転居届を出すことから始めましょう。

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一人暮しを始めるたら先ず何をする？

一人暮しを始めるために、住む所も決まりガスや水道・電気なども使えるようになりました。部屋にカーテンも取り付け、引っ越しの準備も整い、これからは一人の自由な生活が始まります。ここで注意すべきは目先のことに目を取られがちですが、加えて大事なのは各種手続きです。役所に転入届を出すのは皆さん忘れることはないでしょうが、同時に郵便局にも転居届を出しておきましょう。こうすることで、旧住所宛に送られた郵便物が新しい住所に転送してもらえます。また車の免許を持っている人は警察で住所変更を、銀行やガード会社、加入している人は各種保険会社にも住所変更の連絡を入れておくことが大切です。これを忘れると大切な書類が手元に届かないということも出てきます。

郵便局の転居届って何？

住所が変わると役所で転出・転入届を行い、住民票を新しく作ることになります。ここに届けられた住所がその人の正しい住所ということになります。例えば同じマンションの別の部屋に移ったという場合でも、住所に部屋番号まで記載しているなら、それは必要になってきます。郵便局の転居届は合は「郵便の転送サービスを利用する」ための手続きです。実家から出て一人暮らしを始めた等という場合は大きなトラブルにつながることは少ないでしょうが、賃貸住宅から引っ越した場合など、この手続きをしていないとトラブルの原因にもなりかねません。今では様々な手続きがネット上でできる場合も多くなっており、簡略化しているので確実に行いましょう。

郵便局の転居届、どうやって行う

手続きは簡単です。郵便局に申し込み用紙が置いてあるので記入し窓口で手続きをします。記載するのは新・旧の住所など簡単なものです。手続きに際してはその申し込み用紙と免許証やパスポートなど身分証明のできるもの、印鑑が必要になります。またこの手続きは代理でも可能なのですが、同居家族が行う場合、提出する人の印鑑と身分証明書があれば本人と同様な形で手続きができます。住所や名字が異なっている場合は委任状が必要になってきます。直接窓口に足を運ぶのが面倒であったり時間的に無理な場合、専用の葉書が郵便局においてあるので記入してポストに投函すればよいのです。後日郵便局の方で確認を調査を行うようです。最も簡単なのは「e転居」というシステムがありネットで申し込む方法です。パソコンで申し込みのページを開き必要事項を記入しながら電話で申し込みをします。パソコン、メールアドレス、電話があれば申し込みができます。転居届を出しても手続きに１週間程度かかるとみておいた方がよいでしょう。もう少し早く開始される場合もありますが。転居する場合はそのあたりの事を考慮して提出のタイミングをはかりましょう。

転居届を出していないとどうなる？

転居届を出していないと郵便物は旧住所に配達されることになります。旧住所が実家ならば「来てたよ」と家人が連絡をしたり郵送すればすればすむ話ですが、旧住所が賃貸の場合、新しい住人が入っているかもしれません。自分宛てでない郵便物が配達されたら近くのポストに投函しておけばよいのですが、面倒だからと廃棄されるかもしれません。個人情報などが記されている郵便物なら悪用されることもあるかもしれません。自分の関係している住所変更の必要なものはリストアップして確実に住所変更を済ませておきましょう。普段郵便物が来ることはないと思っていても何らかの連絡が来るかもしれません。転送サービスは申し込み日から一年間です。それを過ぎるた郵便物は差出人に戻されることになります。ついうっかり住所変更をしていないものがあるかもしれないと思ったら、転送サービスを再度申し込みすればよいのです。一年単位で何回でも申し込むことができます。また届けた日を忘れるということもあるでしょうが、郵便物には転送期間をスタンプしたシールを張り付け転送してもらえるので、その日が近づいたら延長するかどうか判断しましょう。

一人暮し。家を空ける時はどうする？

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一人暮しだと出張や入院、旅行などで家を空けることがあるかもしれません。小さな郵便ならポストの中にたまっていくだけですが、カタログなど大きなものが加わるとポストの受け口から郵便物がはみ出し、外部から留守だとわかってしまいます。そのことが何らかのトラブルにつながっていく可能性もあります。長期間不在になる場合は郵便局に不在届を提出しておきましょう。３０日を限度として預かってもらえ、帰宅した後に配達してもらえます。いつまで不在か日にちを指定しておけばよいのです。また、それ以上の長期になる場合、例えば入院なら住所を病院にして転居届をだしておくこともできます。

転居届を出しても届かない郵便物もある？

郵便物の中には転送不要と印字したものを見たことがありませんか？これは転居届を出していても転送はされないものです。配達先の住所に本人が住んでいない時には転送しないで差出人に戻すという意味を持っています。これらの郵便物には重要なものが多く、住所確認の意味合いも持っているのです。他人が勝手に悪意を持って転居届を出すなどすることをて防ぎ、大切な個人情報を守るためでもあります。例えば金融機関の差し出す郵便物や、クレジットカードやキャッシュカードの入った簡易書留の類、税金や国民健康保険の納付書等が挙げられます。

まとめ

一人暮らしを始める時は、転居届を出し郵便物を転送してもらうと同時に、自分に関係している諸機関の住所変更をしておきましょう。