人間って怖い・・背筋が寒くなる小説5選
2017/09/12
寝苦しい夜、読書をして過ごすという方もいるかと思います。そんな時、人間の心理を描いた怖い小説はいかがでしょうか?今回はそんな背筋が寒くなる小説を調べてみました。
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人間の心の闇が怖い小説・・貴志祐介「黒い家」
保険会社の主任社員の若槻(わかつき)は、ある日菰田(こもだ)という客に呼ばれて菰田家に行くと、そこは異臭が漂っていた。家長の重徳(しげのり)が義理の息子の和也(かずや)のことを若槻に「そこの部屋にいるから呼んでくれ」と言われたので部屋に入ると、そこにあったのは——首を吊った小学生の少年の死体だった。あまりにも和也の保険金の支払いを強請ってくる菰田夫妻に対して、若槻はこれを保険金目当ての殺人事件だと確信するが警察も決め手に欠けているので逮捕出来ない。そのために保険金の支払いを渋る会社の方針によって毎日窓口にやってくる重徳だが、若槻に対してどんどんエスカレートして行く、ストーカーじみた行為の数々……。人は、金のためにどこまで残酷になれるのか。第4回日本ホラー小説大賞・大賞受賞作!
引用元-黒い家/貴志 祐介: ライトノベルな日常
さすがにホラー大賞を受賞したこっちの方が「えぐい」というか、怖いですね。つか、こっちはパニックホラー系と言っても過言ではないかと思います。
引用元-黒い家/貴志 祐介: ライトノベルな日常
半沢直樹でおなじみの池井戸潤の怖い小説
ようこそ、わが家へ
ある夏の日、倉田太一は会社帰りに混雑している駅のホームで、割り込み乗車の男を注意した。バスを乗り継いで帰宅の途中、その男に尾行されていることに気が付く。冷や汗をかきながらも何とか巻いて帰宅するが、その翌朝から倉田家に対する執拗な嫌がらせが始まった。エスカレートする嫌がらせに、警察に被害届を出し、防犯カメラも設置する。しかし、空き巣の痕跡を見つけ、さらに盗聴器まで見つかった。
一方、営業部長の不正を疑ったことから、勤務先でもトラブルに巻き込まれて行く。
引用元-ようこそ、わが家へ – Wikipedia
人間の心が読める怖さ・・筒井康隆「家族八景」
概要
テレパス(精神感応能力者)の少女を題材とした、SF小説。1970年に『小説新潮』『別冊小説新潮』で掲載された1話完結・全8編の短編小説である。続編にあたる「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」と合わせて『七瀬シリーズ(七瀬三部作)』とも呼ばれる。
「家族八景」のタイトルは、作中で主人公・七瀬が家政婦として全部で8軒の住居を転々とする事から。
1972年には文庫化を果たし、その後も何度か再版を経ている。
引用元-家族八景とは (カゾクハッケイとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
七瀬の住み込み先で登場する平凡な家族達の、深層に秘められた心理描写を抉り出すようなストーリー展開は評価が高く、誰もがおそらく一度は考えたであろう「他人の心の中を読んでみたい」という願望が必ずしも幸せを、望む結果をもたらすのかという点について考えさせられる事は請け合い。
引用元-家族八景とは (カゾクハッケイとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
家庭がじわじわ壊れていく怖い小説・・雫井脩介「火の粉」
概要
冤罪の可能性がある被告人「武内」に無罪を言い渡し、そののちに退官した裁判官の「勲」。数年経ったある日、武内が突然隣に引っ越してきたことをきっかけに、勲の家庭にヒビが入り始めます。おすすめポイント
最期の最期までハラハラする犯罪小説です。特に中盤からはもどかしい思いでいっぱいになり、ページをめくる手がとまりませんでした。サイコパス的な狂気を感じるところもありますが、グロテスクな描写はないので読みやすいと思います。
引用元-【最高の胸糞悪さ】書評:火の粉/雫井脩介 – ネットワーク的読書 理系大学院生がおすすめの本を紹介します
人間の狂気が怖い・・ジャック・ケッチャム「隣の家の少女」
女子高生コンクリート詰め殺人事件、北九州監禁殺人事件が好きで好きでたまらない方や、詳細が知りたくて知りたくてたまらない方は読むと良いだろう。
普通の方であれば、自分自身の安全な場所から怖い物を見たいというスケベ心と下卑た期待を満たす為にこの本を読んだ事を後悔するだろう。
引用元-胸糞の極み【隣の家の少女】 – ホラー小説のすすめ
人間の狂気と保身、集団心理の醜さの塊
物語は、アメリカの田舎に住む12歳の少年の隣に、14歳の美少女が引っ越してくる所から始まる。凄く平和そうな雰囲気が漂う。でも全然そんなんじゃない。希望は打ち砕かれるためにある。
隣に引越してきた少女が近くに住む大人に虐待されている事を知っていても、見ているだけしか出来ず、無力な少年である自身もその虐待に加わっていく。虐待に携わるメンバー、虐待される本人の精神状態がひたすらリアルに描写されている。物語が進むにつれての皆の心情の変化、特に一人称で描かれる少年の心情を疑似体験する小説である。
これは海外小説なので、この冒頭の平和的な部分での文化の違いや台詞まわしのせいで感情移入が出来なくなってしまい、読むのをやめてしまう方もいるかもしれない。
でもこのくらいの距離感がないと、この小説は耐えられない。原文で読めてしまう方は不幸である。
引用元-胸糞の極み【隣の家の少女】 – ホラー小説のすすめ
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した小説は「怖いけれど面白い」ためにぐいぐい読んでしまえる物が多いと思います。是非、眠れない夜などにお試しください。
twitterの反応
https://twitter.com/fpo_smncp397/status/754222381464367104
夏になると涼を取る為かやたら心霊系のホラー番組増えるけど、やっぱり生きてる人間が1番怖いよね的なじっとりした薄気味悪い小説も背が薄ら寒くなって良いと思います。
— 躑躅 (@himawari570) July 15, 2016
知り合いの坊さん曰く「死人より幽霊より生きてる人間が一番怖い」だそうですが、本当に事実は小説より奇なり。生きてる人間の中にはこちらが想像もつかないひどいことをする人もいます。「因果応報。やったことは本人に返る」とも言ってたけどね。#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
— やじゅ (@yaju_jjg) July 13, 2016
https://twitter.com/yumaru001/status/750639983971606528
https://twitter.com/kagyu_dame30/status/749952490276212738
https://twitter.com/haruhakuto/status/743723201327292417
3.黒い家
角川ホラー文庫。色々ホラー文庫読んだけど未だにマジで怖いと思う小説です。ほんと。最終的に幽霊とか怪奇現象とかより人間の悪意が一番やばいんだなと教えてくれるヤツ。— 蓮杖=Sophia=綾姫@PPP始めました (@SophiaFNB) June 11, 2016
京極夏彦が文章書いた「いるのいないの」という絵本は絵も怖いです。加門七海の「鳥辺野にて」もホラーだったような。宮部みゆきの「あやし」(時代小説短編集)も怖かったり切なかったりでオススメです。あと人間怖い系だと「生きながら火に焼かれて」とか「魔女の鉄槌」とか。
— りつか (@lapeirousia) June 8, 2016
https://twitter.com/Asa0_41/status/739129006763560963