鼻を骨折。手術ではどのようなことをするの？

スポーツをしている時の強打などで簡単に折れてしまう鼻の骨。鼻の骨の骨折は放置しておくと大変なことになることもあるようです。今回は、鼻を骨折した時に行われる手術について調べてみました。

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鼻の骨折、早めの治療が大切です。

鼻骨は、いわゆる頭蓋骨にくっついている骨の部分で、普通の骨と同様の固さです。場所でいいますと眼の中央から少し下あたりの部分です。
その部分を強打することにより、圧迫されて折れるのが鼻骨骨折です。

バイクや自転車、車の事故で損傷する場合がほとんどです。また、スポーツでは激しくぶつかるケースの多いサッカー、ラグビー、バスケットボールなどで頻繁に起こります。その直後は鼻血が出ると同時に痛みや腫れも相当になります。

引用元-鼻を骨折した時の症状について！治療方法は手術なの？ | Hapila（ハピラ）

鼻骨骨折は顔面骨骨折の中では最も多く認められる骨折です。
人に殴打されたり、ものがぶつかって受傷することが多く、その３兆候は鼻出血、疼痛（圧痛）、外鼻変形です。レントゲン写真を撮れば鼻骨骨折という診断が確定します。

患者さまが小児の場合、完全に折れてしまうことは少なく、生木を折ったような骨折（若木骨折）になることが多く、変形があまり無ければ治療の必要がありません。というのは若木骨折では成長に伴う自然矯正力が働いて、ほぼ元の形に戻るからです。

中高生以上の患者さまで外見上鼻筋がひどく左右に歪んでいたり、レントゲン上骨折部が完全にずれている場合が治療の対象になります。ただし顔面骨の血行は非常に良好なため鼻骨骨折をそのまま２、３週間放置すると、変形したままで治ってしまい治療が難しくなります。

引用元-整形外科疾患シリーズ㈯”鼻骨骨折”について

鼻の骨折に気づいた時の対処方法は？

直後は頭部も含め、強打してますから、安静が大事です。また、出血を止める必要がありますので、その応急処置を行います。
骨自体は、複雑な骨折以外は手術も必要なく傷の手当て後、数週間で治ります。

ただ、強打の度合いによりますが、腫れているとどのように折れているかの判断ができないので、レントゲン、CTスキャンでの確認が必要です。
この場合、骨が曲がっているとそのまま骨がくっついてしまいますので、骨の矯正が必要です。ひどい場合は手術をして治します。

事故直後の対応として、鼻をかむのは危険です。鼻汁が他の器官に流れ込み炎症などの元になります。また、空気が入り込み、鼻の回りや目の回りが空気の影響で膨らむ可能性も出てきます。

また、目の見え方が正常がどうかも確認する必要があります。大き目の病院へ行けば一緒に診療をしてくれると思いますが、ものが二重に見えるなど、眼底に異常が発生している場合の恐れもあります。

引用元-鼻を骨折した時の症状について！治療方法は手術なの？ | Hapila（ハピラ）

鼻の骨折の手術、どのようなことが行われる？

折れた骨を放っておくと、そのままの形で癒合してしまいます。そうすると、見た目が悪いだけでなく、時には鼻の通りも悪くなってしまいます。通常1週間から2週間で癒合してきますので、その前に、なるべく早めに折れた骨を元の位置に戻してやる必要があります(腫れが強い場合は少し待つこともあります)。

手術は、成人の場合通常、局所麻酔（鼻の部分的な麻酔）でおこないます。麻酔薬を浸したガーゼを鼻の中に入れ、30分から1時間待ちます。十分に麻酔が効いたところで、鉗子という器械で骨を外から挟んで元の位置に戻します。戻ったら鼻の中にガーゼをパックします。更に鼻の外側からギプスを当てます。皮膚や粘膜を切ったり縫ったりする必要はありません。大体10分から20分くらいの短い手術です。
なお、鼻の粘膜は痛みに非常に敏感な部分です。
お子さんや神経質な人の場合は全身麻酔が必要になることもあります。

手術が終わったら、1時間ほど休んでいただいた後、帰宅してもらいます。
その日は少し痛むこともありますが、痛み止めで十分対処できます。
パックしたガーゼは3、4日経ったら抜き、ギプスは1週間で外します。

引用元-日本形成外科学会 > 会員の方へ > 形成外科で扱う疾患 > 顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷 > 鼻骨骨折・鼻篩骨骨折

鼻の手術のギプス、今はマスクで隠せるものも

鼻の手術のギプス固定と言うと、
「大変な手術で隠しようがない・・・不安だわ・・・」
って思う人が多いことでしょう。
しかし、意外に身近なところでも鼻のギプスは使われています。
それは、形成外科や耳鼻科で日常的に行う“鼻骨骨折の治療”の時です。
鼻の骨はちょっとした衝撃で簡単に折れてしまいます。なので、鼻のギプスをしている方は意外にもたくさんおられます。

引用元-鼻の手術後のギプス固定が不安な方へ・・・ | 樹のひかり形成外科・皮ふ科【奈良】｜美容整形・美容皮膚科クリニック

「ギプスなんて極力見られたくない」という人のために、当院では目立ちにくい特殊なギプスを使用していますし、ギプス自体のサイズを極力小さくして目立たないように工夫しています。そのため、マスクをしてもらえれば、ほぼ全体が隠れてしまうので、それほど目立つものではありません。

引用元-鼻の手術後のギプス固定が不安な方へ・・・ | 樹のひかり形成外科・皮ふ科【奈良】｜美容整形・美容皮膚科クリニック

鼻の骨折、放置すると他の病気の原因にも

鼻骨骨折を放置した場合、変形があればその変形した状態のまま骨がくっついてしまうということが考えられます。くっついてしまった後から変形を治す治療は大変なものになると言います。
また、鼻を骨折すると鼻の通りが悪くなってしまうことも考えられます。骨折した際の変形などによって、鼻の穴を圧迫してしまうことがあるのです。こちらは、様々な病気の原因となることもあります。いずれにしても、鼻骨骨折を放置しておいて良いことはありませんから、なるべく早めに病院へ行きましょう。

引用元-鼻骨骨折とは？原因・症状別の対処方法と応急処置の仕方！どんな症状なら病院へ行くべきかを徹底解説！｜welq [ウェルク]

まとめ

鼻の骨折は軽いものであれば30分程度の手術、数回の通院で治るようですが、ギプスをしている間にちょっとした衝撃で更に鼻の骨を折ってしまい、再手術、入院になったというケースもあるようです。ギプス装着中は手や足の骨折同様、安静にするのが大事なようです。

twitterの反応

父の友人が熱中症で倒れ、顔面から倒れてしまったため鼻を骨折して手術…まじかよ。

— ばたこ (@realjaian) June 18, 2016

https://twitter.com/ayacheer0515/status/743388616798265344
https://twitter.com/ogasariku/status/739801635002585089
https://twitter.com/PinkPonchi/status/733905376404328448
https://twitter.com/kanro1987/status/728981375743762432

やっぱり鼻骨折してたー
軽い手術で治ったけど手術クソ痛え笑

— こーた (@mwam69_kk) April 11, 2016

https://twitter.com/skmi970120/status/717381577865453569

@ahya_drive 昔鼻骨折してしまってそのせいで鼻腔が狭くなってしまって呼吸がうまくできてなかったんですよ。そのせいで頭痛したり日常生活に支障をきたしてたから手術しました。

— テンレック (@TakaIlluten) March 3, 2016

https://twitter.com/0110_baseball/status/666612596317929472

結局祖母は鼻の付け根を骨折。何かリアルホラーで（見た目も何も）勘弁してほしいってのが本音…鼻の付け根を骨折すると（折れ方にもよるけど）鼻をかんだら目の中のものが鼻側に出てきてしまって失明するとか…本当は手術すべきだけど高年齢だからできない…もうこの時点でホラー的にムリ

— 陸にゃご (@riku79g) July 16, 2015