飛行機のエンジンは2つ？3つ？それとも4つ？

いきなりですが、飛行機を頭の中で想像してみて下さい。

その飛行機にはエンジンがいくつ付いていますか？

４つですか？

飛行機のエンジン数の違いとそのワケを見てみましょう。

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エンジンの数の違いはなぜあるの？

まず、近年の飛行機業界の大型機エンジン搭載の型には大きく二つあります。
双発機とは、左右の主翼に１基ずつのエンジンを搭載したジャンボ機、４発機とは、左右の主翼に２基ずつ計４基のエンジンを搭載したジャンボ機となります。

2008年現在、４発機としては３機種が活躍中。
ボーイング７４７（ジャンボ機の愛称でおなじみ）、A３４０（エアバスの長距離路線用機材）、A３８０（エアバスのオール２階建て機）が未だ現役です。
また「４発機は、安定感が違う。」と、実際操縦するパイロットは言っています。

しかし、時代の流れは４発機から双発機へ。エアライン業界の中で主流が移ってきているのも事実です。
それは、未だ燃料費の高騰が続き、エンジンの数が多ければ多いほど、燃費や整備コストがかさむと言う理由が大きいです。
また、エンジンにもハイテクが導入されて進化した結果、従来は３基か４基が必要だった大型機でも、２基で必要な推力が得られるようになってきました。

引用元-−-航空券.net

4つエンジンが着いた飛行機が今でも現役な理由

理由の一つは、双発機は長時間の洋上飛行が禁止され「常に60分以内の場所に代替着陸場のある経路を飛行しなければならない」という規定があること。現在は信頼性が実証されれば「60分」という時間を最大「207分」に延長することが認められ、双発機でも大西洋や太平洋を横断する路線にも投入されるようになりました。しかし、たとえばフライト中に片方のエンジンにトラブルが発生した場合に、定められた制限時間内に速やかにどこかの代替空港に着陸しなければなりません。そうなれば利用者の旅のスケジュールが大幅に狂うことになり、またエンジンに大きな損傷が見つかれば、その場で別のエンジンに交換しない限り再び目的地へ向けて飛び立つことはできないのです。

その点、エンジンを4基搭載している機種であれば、半分の2基が機能しなくなるというケースは極めて低い確率になります。4発機ならたとえエンジン1基が停止しても、残っている3基のエンジンでそのまま目的地に向かうことが可能です。4発機に対するコクピットクルーたちの評価が高いにも、そこに大きなメリットと信頼性を感じているからでしょう。

引用元-−-All About

今は貨物便として活躍！エンジン3つの飛行機

KLMのMD-11は11月11日のアムステルダム・スキポール国際空港発着の遊覧飛行3往復を以って完全に勇退します。同社のMD-11の20年という短い生涯は、ボーイングB747シリーズやボーイングB777シリーズの陰に隠れ、あまり華々しいものではありませんでしたが、それでも名バイプレーヤーとして大西洋路線、中南米路線を中心に、たまに中東やインド、極東アジアにも足を伸ばし、大きな事故なく勤めを終えたその活躍ぶりには敬意を表したいものです。

最後になりましたが、全ての旅客型MD-11へ、今までのお勤めありがとうございました。これからは貨物機として、無事故で世界中の空を飛び続けてください！

引用元-−-SKE48とエアバスA380超絶推し男のblog

 

エンジン2つはやはり燃費がいい

マクドネルダグラス社のMD-11は、ジャンボほど高需要ではない区間の需要に対応する、経済的な旅客機として登場した。かつてのベストセラー機であるDC-10の発展型であり、エンジンが両翼にひとつずつと尾翼にひとつ、計3つある3発機である。日本航空では「Jバード」を愛称がつけられ、国内線・国際線の両方で使用された。

777は一流エアラインの証

しかし、この後すぐにより優れた旅客機をボーイング社が製造する。777型機である。777型機は、ボーイング社がユーザーである航空会社の意向を取り入れる「ワーキング・トゥゲザー」のコンセプトで開発された旅客機。双発機としては画期的なサイズと推力、それに燃費効率を有した。
ボーイング777-200。巡航速度905km/h、航続距離4,740km。座席数389席。機体ごとに「シルウス」や「アルタイル」といった星の名がつけられた。「7」が3つ、縁起の良さを連想させる機材でもある
直径が小型のボーイング737型機の胴体部分に匹敵するほど巨大なエンジンは、従来はなかった強い推力と効率の良さを生み出した。燃費の良さに加え、騒音も従来機に比べると大きく抑えられたため、「環境にやさしい」という後の旅客機開発には欠かせないコンセプトを成功させた機材でもあった。
こういった多くの優れた性能を持つ777型機は、当初の200型と後に開発されたより大型の300型とともに、「777を保有していることがすなわち一流エアラインの証」とまで言われるほど高い信頼性を持っており、今日でもその評価は変わっていない。

引用元-−-マイナビニュース

エンジンの数＝操縦士の安心感

双発機には「常に６０分以内の場所に代替着陸場のある経路を飛行しなければならない（＝長時間の洋上飛行を禁止）」という規定があります。
もっとも、上記はまだ、エンジンの信頼性低かった時代に制定された規定であり、現在は「６０分⇒最大２０７分（信頼性の実証がなされた場合）」に延長可能となっています。
しかし、認められたとはいっても、双発機にはやはり洋上飛行の時間的制限が存在し、必ずしも万能ではないのです。
以上の事から、大陸間を長距離移動するには、やはり４発機である必要があります。

ここで、もしも…の可能性を例に挙げますと、
双発機がフライト中に“どちらか１基（片方）”のエンジンにトラブルが発生した場合
↓
定められた制限時間内に、どこかの代替空港へ緊急着陸！
↓
・利用者の旅のスケジュールが大幅に狂う…
・万が一、エンジンに大きな損傷が見つかれば、別のエンジンに交換しない限り、即座に目的地に飛び立てない…

もちろん、フライト時のエンジン停止発生率は、技術の進歩とともに低くなってはいますが、それでも可能性は「ゼロ」ではありません。

４発機がフライト中にエンジンにトラブルが発生した場合
・半分の２基が機能しなくなるというケースは極めて低い確率
・また、たとえエンジン１基が停止しても、残り３基でそのまま目的地に向かうことが可能

これらの想定されうるエンジントラブルの面からも、４発機に対するコックピットクルーたちの評価が高いのも、うなずけます。

つまり、双発機は「燃費や整備コストの面で優れている」し、４発機は「長距離輸送に適している」と言えます。

引用元-−-航空券.net

まとめ

いかがですか？飛行機のエンジンの違いは色々な意味があるんですね。
飛行機に乗ることがある人は一度見てみると面白いかもしれませんね

引用元-−-

twitterの反応

https://twitter.com/blueair787/status/579658205908729856

４つエンジンが付いている飛行機で3つ止まる場合って想定しているのかな？それはそれで過剰品質な気がするけど。

— junpei (@junpei_km) March 19, 2015

https://twitter.com/usagi25R/status/562990417105653760

火山灰、飛行機大丈夫なんだろうか。。。 以前BAの747エンジン4つとも止まったことあったけれど。。。

— yayoisakaki (@sakakiyayoi) September 27, 2014

https://twitter.com/off_vocal_ver/status/512714994291470337

なんか、でっかい飛行機が降りてきた…。
「あ、エンジン4つあるぞ、またジャンボだ」
「胴体太いからA380でしょ」
「えー、A380ってセントレア来るんだっけ？」
とか言ってたら……

— シグナル (@mahirunoisland) August 8, 2014

小松空港はエンジン4つのでかい飛行機も降りれるんだな。知らんかった。

— かもめ (@sunahama58) June 25, 2014

先日、頭上を巨大な飛行機が。
エンジン4つ、デルタの747じゃないし…
ロシアのアントノフAn-124でした。ラッキー♪
あわてて写真撮ったけど、間に合わず(>_<)

— sakayan (@saka5861) May 14, 2014

https://twitter.com/tikuwa_1117/status/460750129046093826
https://twitter.com/akilnkn517/status/450847793725194240