日本と世界の宗教なぜ日本は無宗教なのか？

日本にも宗教は数多く存在しますが、ほとんどの人が無宗教だと答えることが多いのではないでしょか？それでも、クリスマスやお正月にはお祝いをしたり行事を行うことには抵抗がないように思えます。そんな日本と世界の宗教について調べてみました。

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日本の宗教は「信教の自由」で強制できない

戦前の歴史を振り返れば、国民が否応なく国家神道への関与を強いられ、思想や信教の自由を失いかねないという不安にはもっともな理由がある。日本国憲法第20条は「信教の自由」を規定する。第1項「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。

いかなる宗教団体も、国から特権を受け、 又は政治上の権力を行使してはならない」、第2項「何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない」、第3項「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と定めている。

つまり、誰も国家神道に従うことを強制されてはならないし、国家が神道に特別な地位を与えることがあってはならないことを憲法上明らかにしているのである。

引用元-日本人と宗教―「無宗教」と「宗教のようなもの」 | nippon.com

世界の宗教では有害度で殺すことが奨励されていることも

ある時、こんなことがありました。 私たちが街を歩いているとき、頭上を一羽のカラスが飛んでいきました。それを見て彼が、彼の信仰する宗教について驚くべき話をしてくれました。

イスラム教では、ヘビ・カラス・ネズミ・狂犬・トビの５種が、有害度において逸脱した動物であるとして「殺すことが奨励されている」というのです。

私は別に動物愛護主義者などではありませんが、これを聞いて彼との根本的な価値観の違いに愕然としました。夏に蚊に悩まされながら「蚊なんて絶滅してしまえ」と喚くのとは訳が違います。預言者の言葉として、きちんと明文化されているのです。 （有害な動物とはいえ）宗教が殺生を推奨しているというのは、日本で生まれ育ち日本的な価値観に基づいて生きている私には驚愕すべき事実でした。

引用元-【世界が注目！】絶対に知っておきたい誇るべき日本の宗教観。 | co-media [コメディア]

日本人の宗教観

お寺の中に神社があるところもたくさんあります。ですから日本の仏教というのは非常に特異な形をとっています。例外はありますけれども、日本のお坊さんは妻帯を許されていますし、修業中はお肉、お魚を謹んで精進料理をいただきますが、修業が終わってしまえば特別厳しい戒律はありません。しかしこの日本では、ものを残すもしくは無駄にする、こういったことは非常に敬遠されます。

引用元-「クリスマスと正月が同居する日本」に世界の宗教家が注目！　寛容の精神に見る、宗教の本質とは – ログミー

もしこの仏教発生の地であるインドの方が日本の仏教をご覧になったら、これは仏教じゃないんじゃないかとおっしゃるかもしれません。インド、東南アジアを中心として信仰されている上座部仏教では、戒律の順守、それから経典の学習、瞑想の修業。こういったことを目的とされています。しかしここ日本の仏教は、先祖供養、普段の生活の中での礼節を敬う、こういったことを重視しています。

引用元-「クリスマスと正月が同居する日本」に世界の宗教家が注目！　寛容の精神に見る、宗教の本質とは – ログミー

世界が見る日本は神道が自然と教育の中にあるのでは？

不可避の出来事を冷静に受け止めることができるのは「信者であろうとなかろうと、仏教 の教えは日本人の心情にしみ込んでいる」からと推論する。アニミズム的な神道の影響で、世界は人間の理解を超えた力によって動かされるという考えが土台に あった日本に、仏教の「諸行無常」の考えが浸透しているからだという。

そして「日本人にとって信仰とは、真実の追求というよりも心の和らぎを求めることな のである」と解釈する。このような信仰に加えて、親から自制心を教えられることも冷静さにつながっているという。

引用元-海外の震災報道に見られた宗教の役割～なぜ日本人は冷静だったのか～ | 宗教情報センター

宗教的行事を行っても無宗教？

「あなたの宗教は何ですか？」と聞かれて、「無宗教です。」と答える日本人は少なくありません。日本人にとってはあまり違和感のないこの回答ですが、海外では目を丸くされることがあります。

なぜならば、海外では無宗教の人間なんてあり得ないのが普通だからです。日本人にとっての無宗教というのは、「特定の宗教を敬虔に崇拝しているわけではない」という位の意味なのですが、それは複数の宗教を容認する文化のない西欧の人々には理解不能な感覚なのです。

日本人が宗教的な感覚に恐ろしく鈍い原因は、成人になるまで公教育において宗教を学ぶ機会が皆無だからに他なりません。（一部のミッション系の学校を除く）

ところが、実は日本人ほど非常に宗教に寛容な国民はいないのです。年の暮れともなると宗教の多様性はより顕著となります。多くの日本人の年末年始の過ごし方を見てみると、師走の二十五日にはクリスマス【キリスト教】を祝い、大晦日にはお寺の除夜の鐘【仏教】を聞きながら年を越して、年が改まれば氏神様の神社【神道】に初詣をし、ご先祖様の仏壇【道教】に灯明をあげる。

たった１０日間程の間に4種類もの宗教的行事を行いながら、少しも違和感を伴わないのは我々日本人くらいのものでしょう。

引用元-「宗教」が怖い！日本人(塾生レポート) | 松下政経塾

まとめ

世界から見ると日本はなんだか不思議な部分が多く理解されない気がしますね。でも、宗教にとらわれず行事やイベントを楽しむ方が幸せな予感がします。

twitterの反応

日本で育った人になかなか理解できない基層宗教の現象に「妖術」があります。いわゆる魔女裁判に至る過程などが有名ですね。ヨーロッパ世界では中近世を中心にしばしば表出しました。逆に日本ではこれが殆どなかったために私達には理解しづらいのかもしれませんね。

— 神道たん (@Shinto_tan) March 13, 2016

以前にも述べたように「宗教」とは「人間はどのように良く生きるべきか、その為に世界はどうあるべきなのか」の答えであり、その実践方法のこと。現在の日本の「いかに流行を煽り、人々の消費欲を焚きつけ、盲目的に流行りに乗っからせるか」とは真逆の「思想」である。

— SHIVA (@francisco_bot) March 12, 2016

(皇室の存在は日本の象徴であり、偶像だと思ってる。日本人という宗教の、かな？
世界で最も歴史ある王族であり、それは世界も認めるものであり、天皇陛下の訪問や挨拶には最上級の敬意を払う存在であると認識されているのに、日本人がその意味を認識してないのが現状なんだなぁって)

— Iris 🜸野生の黒魔 (@Iris_CoC) March 9, 2016

日本には「家族と一緒に住む」とかいうカルト宗教の価値観があって、日本はおろか世界でも最大の宗派である。

— スパルタ (@sparta_cc) March 9, 2016

弱虫の負け犬の遠吠えは情けない。くやしかったら強くなれというのが世界の常識。そーゆー世界に反対の人はキリスト教とかの宗教に頼ったり、弱者同士で集まって傷のなめ合いをしたり、ネットの世界でウサ晴らしをして、ウダウダと毎日を過ごしている。日本の若者にはどっちのタイプが多いんだろう。

— 高瀬　慶 (@rikuoharuo) March 5, 2016

https://twitter.com/j2eTj8rQrJGNx8m/status/705369927482368001
https://twitter.com/cthrc_hasebe/status/705363609354776576

２．日本は諸外国に何を言われようが日本の文化を大事にすべきだ。宗教に対する寛容性も日本の長所だ。この“ゆるさ”が世界平和の役に立つときが来る。和食が世界遺産になったりで、日本料理もジワジワと世界で認められてきている。

— Itaru Aoki (@goroh) March 1, 2016

https://twitter.com/tokusajin/status/703211457484181504
https://twitter.com/Cloud_Moeaven/status/702801780833284096″