猫の脳腫瘍、その症状とは?
2017/09/12
昔と比べて猫の生活スタイルも食事も変わったせいか寿命も長くなりました。それと同時に人と同じような病気にかかってしまう猫も少なくありません。その中でも猫にとっては検査がしづらく確定診断がしにくいであろう『脳腫瘍』と、その症状について調べてみました。
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猫の脳腫瘍と種類
■脳腫瘍とは
人間同様、犬や猫にも脳腫瘍は比較的多く認められるという事がMRIなど画像診断技術の発達や獣医神経科医達の長年の努力とデータ蓄積によって近年明らかになってきました。
多くの場合には老齢動物がかかりますが、腫瘍の種類によっては1歳未満、あるいは4-6歳で多く認められるものもありますので、全ての年齢で脳腫瘍という病気は起こり得ると考えられています。
また、犬種によって特に多い脳腫瘍の種類が異なります。
引用元-脳腫瘍 | 埼玉の動物病院 | 埼玉動物医療センター
■種類
脳の腫瘍は、そこから発生したもの(=脳原発性腫瘍)と、身体の他の場所に出来たガンが転移した場合(=転移性腫瘍)があります。
脳原発性腫瘍
脳や脊髄自体はごく柔らかい組織であり、それ自体が「腫瘍化」する事もありますが、最も多いのは周りを覆う髄膜という膜が「腫瘍化」して髄膜種と呼ばれる腫瘍となる事が犬でも猫でも最も多い事が知られています。
髄膜種は脳を表面から圧し潰してしまう事が多いです。一方、脳や脊髄自体がガン化する場合には、脳の中に腫瘍が隠れています。グリア細胞種と呼ばれるものが多く、これ自体も数種類に分類されます。
また、脳内にある脳室から発生する脈絡叢腫、上衣腫なども散見されます。転移性腫瘍
身体の様々な部位に出来た腫瘍が転移する事が知られていますが、犬で最も多いのは血管肉腫という悪性腫瘍である事が報告されています。
引用元-脳腫瘍 | 埼玉の動物病院 | 埼玉動物医療センター
猫の脳腫瘍の兆候・症状
・食欲不振、人目を避けて隠れる
これはどんな病気でも一番最初にみられる事だと思う。3日続いたら病院へ・ゴハンを食べ辛そう。または食べるのが下手になった
お口の病気や食道の病気かも?調べてそうでなければ脳疾患を疑ってもいいんではないでしょうか。飲み込み辛いのかもしれません・突然、粗相が始まる
モカは粗相癖があったので発見が遅れてしまいましたが、そうでない子は泌尿器の病気の可能性と併せて疑ってみて。・性格の変化
病院嫌いなモカが、医師に撫でられてシッポを震わせて喜んだのは驚愕。ありえない事です。
凶暴になったりする子もいるらしい・ふらつき、ジャンプの失敗など
足取りがおかしいとか、最初に気付けるのは飼い主さんです。
同じ方向にグルグル回っちゃうとか、高齢の子にはあるみたいです。また、斜頸が出ている場合は突発性の前庭神経疾患の可能性あり。前庭疾患だった場合は完治の可能性もあります。・眼球振蕩(がんきゅうしんとう)
一点を見ていても、黒目が左右や上下に細かく動きます。(モカの場合は左右の水平眼振)注意深く見ないと分からない事もあるみたい。
実はウチの場合、モカの眼振はダンナが医師に言われるより先に気付いていました。ただ、モカは子猫の頃から「明るい所でも瞳孔の絞りが甘い気がする」とダンナは言っていたので、そのせいかとも思ったらしいです。元々、目に何かしら障害があったのかもしれません。
ちなみにシャム系の子は視覚異常や眼振が最初からある子もいるらしいです。生まれつきなのか、後天的なのか観察が必要ですね。・その他
物にぶつかるようになったとか、最近、耳が急に悪くなったのでは?とか。
圧迫される神経の場所によっては、平行感覚以外にも立体の認識野や聴覚神経に障害が及ぶことだって十分考えられます。
引用元-猫の脳腫瘍 モカが教えてくれたこと – ちびもかの縁側
脳腫瘍の症状
症状は腫瘍の発生場所によって様々です。痙攣発作や性格の変化、歩行障害や食欲不振、行動パターンの変化、食餌の飲み込み困難、四肢麻痺、意識障害などの症状が表れます。大きな症状が見られないこともあるため、気づきにくい場合があります。
引用元-脳腫瘍 – 猫の病気|FPCのペット保険
猫の脳腫瘍、痙攣発作(質問)
飼い猫の病気、脳腫瘍、痙攣発作について相談です。
17歳のオスの飼い猫です。
一週間前くらいに、痙攣発作を初めて起こしました。それから、2時間後くらいにまた発作。。
病院で、血液検査に問題は無かったので、てんかんか、脳腫瘍だろうと言われました。
MRIは高齢のため、負担も大きく、原因が特定できたところで治療はあまり変わらないと言われたので、受けない方針です。
引用元-飼い猫の病気、脳腫瘍、痙攣発作について相談です。17歳のオス… – Yahoo!知恵袋
今では寝たきりになってしまいました。
頭を、アイスノンで冷やすと楽そうに気持ち良さそうにするのですが、
脳圧などに効果があるのでしょうか?
ご飯も水も自分では食べなくなってしまったので、今は注射器で水を垂らしてあげています。誤飲するのが怖いのですが何か良い方法はありますでしょうか。
自分でやらずに点滴をして貰いに行った方が良いでしょうか?なんでもいいので出来ることがあれば教えていただきたいです。
たくさんたくさん素敵な思い出を貰いました。
大好きな家族です。
何かしてやれることがあれば、なんでもしたいと考えています。
引用元-飼い猫の病気、脳腫瘍、痙攣発作について相談です。17歳のオス… – Yahoo!知恵袋
猫の脳腫瘍、痙攣発作(回答)
飼主さんが最後の最後まであきらめずに闘病したいのか、それとも、もうつらいことはやめて、あとはできるかぎり苦痛を和らげてあげるための緩和医療(ターミナル・ケア)をしたいのか、で違ってくると思います。
飼主さんの意思を主治医に伝えて、その上で「何ができるのか?」を考えてあげたらいいのかな、と。
引用元-飼い猫の病気、脳腫瘍、痙攣発作について相談です。17歳のオス… – Yahoo!知恵袋
ステロイドは悪性腫瘍の治療のためにも使われますし、痛みを軽減するため、食欲を増進するためにも使われます。
抗てんかん薬についても、治療のためなのかネコに安らかな時間を過ごしてもらうためなのか、飼主さんの考えがはっきり決まっていれば、病気には悪くても薬をやめる選択肢が出てくるだろうし、逆に、QOL(生活の質)を上げるために投薬してるという自負があれば悩まずに済みます。個人的な意見ですが、私は治らない病気のコであれば(もしくは治らない病気「かもしれない」高齢のコであれば)、残された日をできるだけ不快感なく暮らしてもらうことを最優先に考えます、たとえそれによって寿命が縮まっても、です。
私が慢性腎不全のネコの看取りをしたときは、他の飼主さんと比べるとたぶん早い段階で食事療法もやめ、ネコにとっては大変なストレスである強制給餌もしませんでした。
皮下点滴と胃薬は続けていましたが、それは延命のためではなく(結果的に延命になるだろうとは思いますが)、あくまでもネコの吐き気やだるさを緩和させるためであり、終末期になったときは、なんとなく「ああ、そろそろ旅立つ準備をしてるんかな」と思った日があり、それからは点滴もやめました。まるで あきらめろと言っているようで気分を害されたかもしれんのですが、私はガキの頃に、治らない病気なのに周りから「がんばれ、がんばれ」と言われつらい闘病をした末に死んでいったおふくろを見ているので、どうしても「つらい闘病」は気が進まんのです。
引用元-飼い猫の病気、脳腫瘍、痙攣発作について相談です。17歳のオス… – Yahoo!知恵袋
まとめ
可能ならば複数の動物病院に聞いてみるとよいかも知れませんね。
twitterの反応
猫において認知症に似た症状を示す病気には代表的な骨関節炎のほかに、全身性の高血圧、甲状腺機能亢進症、慢性腎疾患、糖尿病、尿路感染症、消化器疾患、肝臓疾患、神経疾患、脳腫瘍、感染症、視覚、聴覚疾患、疼痛疾患等があります。
— 小宮山典寛 (@norihiroko) August 19, 2015
老猫タソ♂のケースについてここ半年程・ここ10日程・診察日~亡くなるまでの間の変化、を思い出しながら調べている。じきに20歳になる年齢でも毛艶よく若々しい子だったけど老化は進んでいて認知症と思われる節はあった。脳腫瘍や脳内出血などの疾患からくる症状との日常生活での鑑別点はどこに?
— SHINA/しぃな (@d916senna3) August 15, 2015
@20108f 脳腫瘍とかの可能性は?犬は買ったことないから分からないけど突然の痙攣とかはうちの猫でも症状があったことあるんだ。MRI取ればわかるかもだけど動物用は扱ってるところが少ないから紹介してもらわないとかもですが
— まつりちゃ (@maturitya) July 30, 2014
関東では犬猫も鼻血を出してると聞く。
脳腫瘍や鼻腔腺癌を発症したり、心臓病で急死したりと人間と同じように被曝症状が出ている。
うちでは猫が沢山いるけどまだ特に変化は見られない。— なつ (@natsu513) June 12, 2014
猫の先端巨大症って臨床症状でそれだ!!って気づくことあるんかな?脳腫瘍ですって位ならCTとれば済むけど
— ᘜᘿSᕼᕵ𝕆ᖻO (@gesh_talt) September 5, 2010
昨年のこの時期は、母が脳梗塞で入院して、今年は愛猫が脳腫瘍か血栓か梗塞か分からないが、脳の問題で倒れた。立てず動けず瞳孔開いた状態との事で、パスポート更新中の娘をおいて、今すぐ日本行きたい。
— (ФωФ)猫テ (@37_co) December 15, 2015
@kumic31 くみぽんさん ありがとう。
おそらくですが、脳腫瘍のではないかとの事です。
高齢の猫 犬に多い病気みたいです。きっと
今は病気も治って元気よく虹の橋を渡っていると思います— ゆきえ (@yukie_bunta) December 14, 2015
犬猫の話ではあるけど、脳腫瘍を患って外科手術をした後、元気に退院していく患者さんを見ています。(一緒にすんな!って思う人いるかもしれないけど)
順調に回復されているとのことで、ひとまず安心…。
今はゆっくり休んでほしい。— やと (@yagichil) November 30, 2015
https://twitter.com/loverkuni/status/668252473350467584
https://twitter.com/miko080429/status/664810236633419776″