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子宮を摘出した芸能人が向けた世間へのコメント… | 鳳凰の羽

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子宮を摘出した芸能人が向けた世間へのコメント…

      2017/09/12

子宮を摘出した芸能人が向けた世間へのコメント…

女性にとって子宮を摘出すると言うのは耐え難い悲しみだと思います。芸能人であればメディアへの露出がある以上、公表しなければならない事情もあったと思います。今回は子宮を摘出した芸能人である彼女たちは世間にどのようなメッセージを残したのかをまとめました。

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子宮を摘出した芸能人、原千晶さんのコメント(2010年11月)

タレントの原千晶が15日、都内で会見を行い、自身の病気の経緯と入籍について報道陣に改めて報告した。がんの再発や世の中の女性に向けてのメッセージを語る際、原の目からは涙が何度も頬を伝った。体調が回復したこのタイミングで入籍し、子宮がんを公表したことについては「『公表することで(同じ病気の人の)救いになれば』とたくさんの方が言いますが、そういうきれいごとではなくてまずは自分が楽になりたかった。ビジュアルが変わって隠しきれなくなったというのが大きい」と素直な思いを語った。

引用元-原千晶、病状&入籍報告会見で涙 子宮がん公表は「楽になりたかった」 | ORICON STYLE

5年前の手術では「公表する気は一切なかった」という原だが、再びの手術、抗がん剤治療を乗り越え「本当に病気が重かったこと、巻き込んだ人が多かったこと、子宮を取ったことは事実なので、自分で向き合って生きていかなきゃいけない」との思いで今回のタイミングでの公表を決意。「ずっとカツラをかぶっていて、眉毛もまつ毛もなく分かる人には分かる。今は生えて、もみあげは自分のですが、天パーのクルクルみたいになって伸びるのに時間がかかる」と今まで病気を隠してきた上での辛さを明かした。

引用元-原千晶、病状&入籍報告会見で涙 子宮がん公表は「楽になりたかった」 | ORICON STYLE

子宮を摘出した芸能人、森昌子さんのコメント(2010年5月)

子宮全摘出手術を受けた歌手の森昌子(51)が26日、都内で会見を開き、手術にいたるまでの経緯、その後の心境や経過などを語った。会見冒頭「ファンの皆様本当にご心配をおかけしました。おかげさまで、元気で戻ってまいりました」とあいさつした森は、これまでの苦難や悲しみを明かしながらも、最後には笑顔で「(手術後は)明るくなりました。今回、心身ともに健康になりまして、これからファンの皆様の前で笑顔でいられるし、カーテンを閉めて一人で泣くこともないので、新たな出発と思っています」と手術の成功を喜ぶとともに、復活を力強く宣言した。

引用元-森昌子「明るくなりました」 子宮全摘出手術成功を会見で報告 | ORICON STYLE

昨年3月には複数の子宮筋腫と子宮頸がんが見つかり、同年5月にこれをレーザーで切除。しかし「再発はない」という医師の見通しも虚しく、1年足らずで再発した。今回、全摘出を決断した経緯について森は「元々子宮筋腫ができやすい体質で、何回レーザーで焼いても新しくできてしまう。ならば、全部とってしまったほうが体的には楽なんじゃないでしょうか? と先生に言われました」。当時は「この五十数年間自分の体とともに歩んできたので、一概に“わかりました”とは言えませんでした」と悩んだが、最終的には「それが一番いいと思い」決断したことを明かした。

引用元-森昌子「明るくなりました」 子宮全摘出手術成功を会見で報告 | ORICON STYLE

子宮を摘出した芸能人、洞口依子さんのコメント

個性的な映画監督たちとお約束事にはおさまりきらない作品をつくりあげてきた女優 洞口依子さん。38歳で子宮頸がんの告知を受け、子宮、卵巣を失うという過酷な体験を経てなお、女優として、ひとりの人間として歩み続ける日々をお話しいただきました。

引用元-洞口依子さんスペシャルインタビュー|あなたへのメッセージ|人間ドックのここカラダ

ようやく何かがふっ切れたのは手術後3年目の夏くらいから。その間は本当につらかった。心のバランスを崩してうつや不安障害にもなりました。病気だから、具合が悪いから、といらだちをぶつける私に周りは腫れ物でも扱うように接していました。
回復のきっかけは大好きな沖縄でした。東京にいるとどうしても焦りと不安でもがいてしまいます。でも沖縄では気ままに歩き回って、海にぽっかり浮かんでいると何ていうのかな、よけいなジャラジャラしたモノが一切落ちて、自分も海や魚や木と同じ、地球で生きている一つの生命体なんだって感じるんですね。かけがえのない恵みのようなもの。
女「性」を失い何ができるのか、本当に想像もつかなかったのですが、そんなことを危惧する前に一人の人間なんだってことに気がついた。もっと人間らしくありたいなと思えるようになったのです。それに私という存在は子宮を失っても、子供が生めなくても、確かに「女」なのです。子宮のない女。その私のなかから生まれてくるものを、ずっと表現していきたいと思います。

引用元-洞口依子さんスペシャルインタビュー|あなたへのメッセージ|人間ドックのここカラダ

子宮を摘出した芸能人、三原じゅん子さんのコメント(2009年3月)

三原じゅん子(44)が昨年7月に子宮頸がんを患い、子宮の全摘出手術を受けていたことが18日、分かった。19日発売の「女性セブン」が報じている。

同誌によると、早期での発見で進行は0期だったといい、「漠然と身辺整理をしないとと思ったんですよね。そのとき。死ぬということを考えさせられましたね」などと三原の切迫した発言を紹介している。また療養中は11歳年下の恋人であるミュージシャン、SATOSHI(33)が精神的な支えになったと語った。

三原は記事の内容について18日に更新した自身の公式ブログで「当分、誰にもお話しするつもりはございませんでした。とてもデリケートな事ですから」と綴ったが、今になって同誌に病名を明かした理由については「同じような病気を患った方々に『治るのだ』という事もお伝えできるか、との思いもありました」と苦しい胸の内を告白。

その一方で、「私の中ではもう昨年の事。以前より、益々、心身共に元気です!」と高らかに完治を宣言している。

三原は15年前に卵巣のう腫を患い卵巣を片方摘出。初婚後の90年に流産。2000年8月にも妊娠4カ月の時に死産するなど辛い過去がある。今回子宮は全摘出したが、卵巣は残し代理母などの方法で赤ちゃんに望みをつないでいる。

引用元-お医者になるのは、大変ですね : 子宮頸癌の手術を受けていた-三原じゅん子さん

子宮を摘出した芸能人、和田アキ子さんのコメント(2014年12月)

「芸能界をやめたいと思ったことはありますか?」という視聴者の質問に、和田は、「何度もありますね」と答える。「歌手でデビューしたのにバラエティばかり評価される」ことなど悩みはいろいろあったそうだが、とくにつらかったのは「女じゃないと言われる」ことだったらしい。和田は、「私に話聞きにきてよ。子供死ぬほど好きで、どんなことがあっても産みたいって言っていたのに……」と訴えるうちに声が涙まじりになっていき、「涙出そうになっちゃった」とつぶやく。

和田は、1981年に当時カメラマンだった男性と再婚した直後、子宮がんが発覚して子宮を全摘出している。その際、当時は「がん=死」というイメージが強かったこともあり、所属事務所から「がんと発表するのはやめてくれ」と頼まれた。なので子宮筋腫と発表したら、今度は医者から「子宮筋腫ではよっぽどのことがない限り全摘出にはならないので、本当のことを言ってください」と頼まれて、和田は板挟みになってしまったそう。

和田は、「会社に『和田アキ子は強いイメージなのに女みたい』と言われたときが、芸能界やめたいと思った1回目」と打ち明ける。「なんでちゃんと芸能人である前に女性として見てくれないのかな」と当時の胸の内を明かした。

引用元-和田アキ子、引退考えた過去「なんでちゃんと芸能人である前に女性として見てくれないのかな」 – トレンドニュース

まとめ

芸能人といえど、同じ人間ですから自身の病気や、子宮を失った事について世間に公開することはとても勇気の要る事であったと思います。そんな彼女たちの心強いメッセージが同じ病気を患っていたり、子宮の摘出で苦しんでいる女性に一人でも多く届けられたら、双方にとってとても良いことなのではないでしょうか。

twitterの反応


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