日本の四季が作りあげた日本文化いろいろ
2017/09/12
「雪月花」という言葉もあるように、日本の穏やかな四季が作る自然美は、長く日本人の生活に根付いてきました。
食や行事など、四季が生んだ日本文化について調べてみました。
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日本の四季が生んだ食文化・和食
日本の自然環境は、食材の宝庫です。モンスーン気候の中にあって四季がはっきりと変化し、平均雨量一七〇〇ミリの豊かな雨は国土の七〇%に及ぶ山地を駆け下りて清流となって平野部に注ぎます。山、里、川の豊富な食材が生まれます。四周を取り囲む海には暖流と寒流が交錯し、四〇〇〇種という魚が棲み、ミネラルいっぱいの海藻が成長します。こうした自然の恵みが和食の食卓に届けられるのです。
アメリカ人の学者とテレビで対談した時、彼が言ったことは、日本に来て食卓に並ぶ料理が四季に変わることに驚いた由。アメリカでは一年中、ほとんど食材が変わらないと言っていました。
季節の食べものを楽しむのは、和食の特色です。旬の食材を使うのはどこの国でも同じでしょうが、日本人は旬だけを楽しむのではなく、出始めの初物を楽しみます。それを”はしり”とも言いましょう。そして一番の盛りの”旬”。さらに季節の終わりに味わいが変化したところを楽しむ”名残り”。落ち鮎とか秋茄子など、嬉しいものです。
引用元-季節広報誌「あじわい」ajiwai|日本の文化-四季のうつろい (十一)
四季折々を生活に織り込む日本文化・和菓子
1月は年賀の和菓子にはじまり、鏡開きのお汁粉、大寒につく寒餅が定番です。2月は節分の福豆、3月の雛節句には娘の無病息災を願い、雛餅や桜餅、雛あられをいただきます。また彼岸のおはぎもこの時期。入学期である4月は紅白饅頭、5月の菖蒲節句には息子の健康を祈り、ちまきや柏餅を食べます。6月は16日が和菓子の日です。その由来は、西暦848年頃に当時疫病が蔓延したことから時の仁明天皇が年号を「嘉祥(かしょう)」に改め、6月16日に菓子類を神前に供え疫病退散を祈願した、という故事からきています。
7月の七夕には無病息災を願い七夕餅を、土用の入りには土用餅をいただきます。8月のお盆には先祖を迎える盆菓子、9月は敬老の日の養老饅頭、秋彼岸のおはぎ、十五夜にちなんだお月見団子と行事がずらり。10月は豊年満作を祝う野菜や果物の菓子、11月は七五三の千歳飴が定例です。12月はお歳暮の品として多用されます。
引用元-暮らしの特集:Vol.013 和菓子の世界「知るほどに優雅で美味な銘菓たち」|Family First. Club
あなたが感じる日本の四季を表す言葉は何ですか?
一般財団法人 日本気象協会では、平成23年(2011年)2月より、現代の季節感にあう「新しい季節のことば」を提案するための取り組みとして、「日本版二十四節気 専門委員会」を設置し議論を行ってまいりました。
その結果、いにしえより伝わる二十四節気の重みを重要視し、委員会名を「“季節のことば”選考委員会」と変更し、二十四節気とは別になじみのあることばや、最近の風物詩となることばを選び「季節のことば36選」を選定することにしました。
そして、平成24年(2012年)8月~12月には、「あなたが感じる季節のことば」と題して、広く一般から“季節のことば”を募集しました。
引用元-季節のことば36選 | 暦の上では
「季節のことば36選」
1月
初詣、寒稽古、雪おろし
2月
節分、バレンタインデー、春一番
3月
ひな祭り、なごり雪、おぼろ月
4月
入学式、花吹雪、春眠
5月
風薫る、鯉のぼり、卯の花
6月
あじさい、梅雨、蛍舞う
7月
蝉しぐれ、ひまわり、入道雲、夏休み
8月
原爆忌(広島と長崎)、流れ星、朝顔
9月
いわし雲、虫の声、お月見
10月
紅葉(もみじ)前線、秋祭り、冬支度
11月
木枯らし1号、七五三、時雨
12月
冬将軍、クリスマス、除夜の鐘
引用元-季節のことば36選 | 暦の上では
外国人から見た「日本人の四季感」
四季は日本人にとって超重要なんだろうね。
職場の同僚達は季節が変わるたびに毎年毎年”あなたの国には四季があるの?”って聞いてくるよ。
後は”あなたの国は暑い?”とか”寒い?”とか。●
オーストラリアだと、いわゆる夏と超夏がある感じだな。●
シカゴだと1日のうちに四季があるよ!●
↑ミズーリも同じだね。●
俺の母国コロンビアは赤道上にあるから季節は一年中一緒だな。●
ソースを示すことはできないけど、アジアで四季があるのは日本を含めた一部の地域のみで、他の場所は雨季と乾季があるだけだと読んだ事がある。
単純に世界の残りの場所を見過ごしてるだけなんじゃないかな。●
正直言って、日本人が四季は日本にしかないと言ってるのを聞いた事は一度もないけどね。
日本には四季があるとは言ってるけど、それって日本にしかないとは程遠いよね。
外国人からも人気の日本の四季に基づく年中行事
日本に観光や留学などを目的にやってきた外国人が体験した日本の年中行事や風習のなかで、特にウケが良かったものをランキングにしてみました。日本の伝統や風習の由来など、私たち日本人も事前に少し勉強したことを外国人に教えて、日本の年中行事を一緒に楽しめたらいいですね!
1. 夏祭り
日本一活気があって華やかな行事と言えば、やっぱり夏祭り。江戸時代以前から近代化によって変質したものが現代の夏祭りとされていますが、今も昔も日本の夏には欠かせない行事です。夏祭りでは浴衣を着る人が多く、外国人を連れて行けば「KIMONO!KIMONO!」と言って喜ばれるでしょう。また、観光シーズンでもある7~8月にある行事という点もポイントが高いです。夏季に日本へ旅行に来る外国人にはぜひ参加してもらいたい日本の年中行事です。2. 正月
1年を通して、もっとも日本らしい時期と言えばお正月。普段は口にしないお節料理やお雑煮を食べたり、届いた年賀状を見たり、お年玉をあげたり。初売りのバーゲンで福袋を買ったり、お笑い番組で初笑いしたり、初詣に行ったり。そんな“普通”の日本のお正月を日本を訪れる外国人にはぜひ体験してみてほしいと思います。3. お花見
お花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われていますが、現在は世界的に愛される風習になりつつあります。アメリカ・ワシントンDCのポトマック河畔の桜は有名ですが、中国、ドイツ、フランスほか多くの国で日本から贈られた桜が愛されています。もちろん、外国人のお花見の評価も高く、日本でのお花見では特に公共の場所でもお酒が特に気に入られます(欧米では公共の場での飲酒が禁止の国が多い)。
まとめ
身近なものから、最近はあまり感じられなくなったものまで、四季が生んだ日本文化がたくさんありましたね。外国の方々から見ても、独特なものも多くみられるようです。もう一度振り返って、日本らしい四季を楽しんでみるのも楽しいかもしれませんね。
twitterの反応
RT日本の色ってほんとに豊か。
聞いた話では、こんなに細かい色彩に名前をつけて色分けする文化は少ないとか。着物文化、染物文化の影響なのかな。四季があることで日本人の色彩感覚が豊かになるのは自然なことかもしれないなぁ。— コト (@satonsaton77) September 1, 2015
やっぱり夏でした。気持ちが秋に向いてたものですから今日は非常に暑く感じてしまいます。これを厳しい残暑と言ふのです和ね。四季のある日本文化。
— MCOOL J (@mcoolj) August 26, 2015
日本館は四季と食の結びつきの文化について全面的に押しだしてたなあ。旬の御膳パネルあったり。でも料亭料理だからあれ食べてると思われたら困るw バーチャルレストランでも冬だから鍋つくろみたいな感じだった。最後の方は「洋食」も紹介されてました
— もと (@myotoo) August 18, 2015
季節や行事ごとに掛軸を掛け替えてみませんか?床の間や縁側は、日本の四季を室内で感じられる、本当に素晴らしい文化です。
— 掛軸と骨董の縁 -EN- (@EN_JapaneseArt) August 3, 2015
https://twitter.com/nagi_kbc/status/626725625575780352
https://twitter.com/scarecrow_1911/status/625176588485701632
日本の観光のこれからの売りを考えるやつで
東南アジアなどの新興国からの訪日者が増えていくから
日本の四季を売りにして
季節よる旬の味と伝統文化の移ろいとか 東南亜諸国にはない感覚を体験してもらうことによって
四季という衝撃的新感覚を経験させるという内容で3時間がんばった
— Kyossy@タイ語学研修から帰還 (@kunamory) July 22, 2015
今日は料理家のご自宅に取材と撮影で伺って、さりげない季節のおもてなしをたくさん受ける。器と料理から見えてくる日本の四季や文化。料理をよそう作家の器を手にしながら、「ゆりかごみたいね」と表現されていたのが印象に残る。料理はお腹を満たすだけでなく、包み込むような優しさを持っている。
— 青木佑子 (@bluetreeYK) July 18, 2015
九州も漁港が多いから、関西に似た出汁を使うのだろうか。沖縄はまた北海道と同じく昆布か?いやまて、九州沖縄は、お酢の文化か?うーむ、日本は小さいのに、気候の違い、四季の違いがあるから、古今東西含めて色々な食文化があるな、面白い。げに面白き事かな。
— アキ=トータ (@aki_tohta) June 5, 2015
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