京都市で虫が大量発生!その正体と対策は?
2017/09/12
風光明媚な観光地、京都市。観光地ランキングで世界一にも輝いたこの街、大変清潔できれいなことで有名です。が、なぜか大量発生する虫、虫、虫。住人を悩ませるこの大量発生する虫の正体と対策についてまとめてみました。
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宇治川で大量発生した虫はトビケラ
春から夏にかけて京都府の宇治川で大量発生する水生昆虫のトビケラに対し、宇治市は対策を強化することを発表した。
トビケラは幼虫時代を水中で過ごし、羽化の際は水面へ出て成虫になる。宇治市ではこの50年で生息数が3~4倍に増えており、夜間は街灯など明かりに大挙して群がるため、観光客や住民から「気持ち悪い」という苦情が絶えなかったという。
このトビケラが増えた原因のひとつに、宇治川上流に天ヶ瀬ダムが作られたことが考えられている。ダム建設によって川の水量が安定して幼虫が巣を作る石が流れにくくなり、餌となるプランクトンもダム湖から豊富に流れてくるため、繁殖に適した環境に変わってしまったのだ。これに対し市では土砂を流して川底の石を動きやすくすることの他に、街灯の照明を蛍光灯からトビケラが集まらないLEDに変えることを検討しているが、その効果はすぐにあらわれるものではないと考えられている。そのため市は当面、従来の薬剤散布や殺虫器による成虫駆除を続けていく方針だ。
本来トビケラは水質が良好な川にしか住まない生物だ。大量に発生するのは、宇治川がそれだけキレイだということにもなる。また水中のプランクトンを食べるので、川の浄化にも役立っている。そもそも人間の都合で増えてしまっただけに、気持ち悪いと駆除してしまうのは、なんともすっきりしないものが残る。
引用元-京都・宇治川でトビケラが大量発生! その原因とは…? – エキサイトニュース
大量発生した虫、トビケラとは?
さてこの「トビケラ」ですが、もともとは川の清流にいる、完全変態をする水生昆虫の「成虫」なんです。
幼虫はイモムシ状で、清流の岩や石ころの裏側などに生息しています。蛹も円筒形です。釣りをする方ならご存じかと思いますが、この幼虫は「いさご」と言って、これを餌にして渓流釣りを楽しまれるものです。
引用元-「トビケラ」の季節・・・・・・|吹き抜ける風と太陽を浴びて・・・心の行くまま流れるまま・・・
この虫の生息は害虫の様に、人間に危害を加えたりするものではありませんし、虫自体は生息環境から考えても、また決して腐性のものに群がったりするものでもありませんから、ある意味とてもキレイな昆虫なのです。また宇治川がキレイな川であると言う事に繋がる指標でもあるのです。
同じ宇治川流域でも、宇治橋のある辺りより下流に向かうほど、このトビケラの数は少なくなる傾向があります。それは水質や河川底の状況にも因るのかも知れません。
さて、しかしそうは言うものの、この虫はこの時期に一度に大量発生し、約1ヶ月以内にほぼ完全にいなくなる。そう言う意味では、毎年この虫が灯りに飛んで来ると、梅雨や夏が近いな・・・と感じるものなのです。
それとこの虫が川縁に多量に飛び交う事から、自転車やバイクで通行する際、身体全体に一杯ぶつかって来るのです。素肌を出していると、極めて痛いくらい・・・。
引用元-「トビケラ」の季節・・・・・・|吹き抜ける風と太陽を浴びて・・・心の行くまま流れるまま・・・
とても長い触角があるので、着ている服が、ナイロンやシルク等の様なツルッとした素材でない場合、服に着いたり、髪の毛に絡まったりして家に連れて帰る事があり、実に不愉快な気分になります。
引用元-「トビケラ」の季節・・・・・・|吹き抜ける風と太陽を浴びて・・・心の行くまま流れるまま・・・
京都市で大量発生している虫の正体は?(Q&A)
今京都に一人暮らしをしているのですが
部屋に小さいハエみたいな虫が大量にはいってくるのですしかも雨の日におおく
対策としてムシコナーズやハエがいなくなるスプレー(キンチョール)コバエほいほいなどしているのですがまったくきいていません
どこからはいってくるかというと玄関のドアのしたの小さな隙間から潜り込んでくるみたいで外にでると玄関のしたやドアのまわりにびっしりのくっついてるのです
引用元-今京都に一人暮らしをしているのですが部屋に小さいハエみたい… – Yahoo!知恵袋
クロバネキノコバエかと思います。
我が家でも10日くらい前から発生してます。去年も発生し対策に四苦八苦してましたが結果わかったことがいくつかありました。
まず、殺虫剤ですぐ死にますが虫コナーズや網戸にスプレーするタイプの物は全く効き目がありませんでした。コバエホイホイなんかも対象のコバエの種類と違うので効果なしです。
早朝4時くらいから10時くらいまでに多く発生しています。網戸の目よりも小さいので網戸に止まることもなくスルッと部屋の中へ入ってきます。なので活発に活動する時間帯は窓を閉め切るしかないです。
窓を閉め切ったところで侵入を完璧に防げるかと言ったら無理です。極僅かな隙間から(サッシの雨水を逃すための穴など)侵入してきます。結局侵入経路を徹底的に絶つしか策はありません。私は穴という穴にメラミンスポンジを詰め込みました。
毎朝起きると床にびっしりと大量の死骸があってものすごく不快でしたが上記の対策をしたところ圧倒的に数は減りました
引用元-今京都に一人暮らしをしているのですが部屋に小さいハエみたい… – Yahoo!知恵袋
京都市で大量発生するクロキノコバエとは
主な種類
チビクロバネキノコバエ Bradisia agrestis SASAKAWA
害虫のカテゴリ
不快害虫、混入異物
形態
体長約2~4mm、黒色~黒褐色。翅脈に特徴が見られる。
分布
日本全国に分布。
被害
光に誘引されて屋内に侵入したり、植木鉢などから発生し、不快昆虫となる。
生態
クロバネキノコバエ類は日本に113種分布し(笹川、2014)、通常は野外に生息し、屋内に侵入した成虫が不快視されることが多い。しかし時には、屋内の植木鉢の肥料などから発生することもある。幼虫は朽木の腐った部分や有機質に富んだ土壌中に生息して腐食物を食すため、建物周辺の堆肥や花壇、植木鉢などから突発的に発生することもある。植物の根を食するものもいる。野外で発生した成虫は灯火に誘引され家屋内へ飛来する。
チビクロバネキノコバエでは、成虫の寿命が4~10日程度で、20℃で羽化後2~3日から産卵を始め、60~80個の卵を産み、卵期間3~4日、幼虫期間15~20日、蛹期間3~5日であったという(中込,1983)。
引用元-クロバネキノコバエ類 Sciaridae | どんな害虫にお困りですか? | イカリ消毒オンラインショップ
なぜキノコバエがここ数年、京都市などで大量発生しているのか?
私自身の経験と、隣家との環境を比較していくらか分かったことがあります。
それは「周期的な大量発生である」ということです。
クロバネキノコバエが水分を適度に含んだ腐葉土などのある場所(野山、畑、植木鉢等)から発生することは確かですが、大量発生する前からその環境は変わっていません。
例えば、森林伐採をしたとか、畑を開拓したとか、山火事があったとか、新たな出来事があったら理由がはっきりしますが、ここ数年、環境的には何の変わったこともしていないのです。
つまりキノコバエが環境に左右されず、周期的に大量発生している可能性が高いです。
過去の大量発生の経験談を見聞しても「数年周期で終わる」と言われています。
なので一生、毎年続くわけではなく、いつかは終りがあるということです、ここ数年(2010年以降)の「大量発生」の事例を見てみると、ドクガ科に分類される蛾(ガ)である「マイマイガ」も、岐阜県や新潟県など中部地方、東海地方、北陸地方で大量発生しています。マイマイガの発生も周期的なものだと言われています。(※3)
並行して竜巻や突風、ゲリラ豪雨や降水量に高温、エルニーニョ現象/ラニーニャ現象や、ヒートアイランド現象など温帯の日本らしからぬ亜熱帯のような異常気象に伴っての環境の変化があるのではないかとも疑いました。しかし、ここ数年以前と比較しても特に際立って大量発生と関係のありそうな原因はありませんでした。(※4)
気になるのは「4時間で死ぬ」という寿命です。これを毎日繰り返して勝手に死骸の山を作るので迷惑なのですが、この習性はセミやホタルと似ています。
例えば、素数の年に大量発生する「周期ゼミ」は13年と17年で年次発生集団を分けることで、捕食者が同期して発生する可能性を抑えられるようにしています。(ちなみに2014年と2015年は、13年セミ組と17年セミ組の大量発生時期が重なるので大量発生する)
単独生では捕食者と出会った時に生き延びる確率が低くても、群れになれば自分が狙われる確率は減るという希釈効果を期待した生態ですが、コミュニティで集団発生するクロバネキノコバエを観察していると同じものを感じます。
引用元-大量発生!極小のクロバネキノコバエ駆除対策の方法! | リバータリアン心理学研究所~Libertarian Psychology~
まとめ
クロキノコバエはなかなかにやっかいな性質をもった虫のようですね。不快なだけでこれといった害がないのが救いなようです。
twitterの反応
@love_kotaueda
昨年の夏は京都市全体で虫が大量発生していたので…(´・ω・`)— 京都サンガF.C.ファン(非公式) (@kyoto_sanga_fc) March 14, 2015
京都市でも特に北のほうが虫大発生なのかしら。。。
— さがら (@sagara0915) June 27, 2014
https://twitter.com/ohhashi87/status/481021175284252672
https://twitter.com/alsok0120/status/750713496665403393
何の虫でしょう…京都市北区で虫の声が聞こえ始めました
— 北いきいき市民活動センター@京都 (@ikiiki_north) May 30, 2016
https://twitter.com/Exoo244/status/728256863679086593
京都市山科区の外環沿いの畑、ようやっとこさ、二匹のモンシロチョウを見つけた。他では、一切蝶々を見ない、この春。農薬や排ガスや、諸々の環境汚染で、虫のいない春。アブもいないし、羽音も聞こえない春。
— まりくすこ (@marikusuko) March 21, 2016