腰痛の症状が重い時はマッサージで悪化することも！？

腰痛は日常生活をする上で気が重くなるしパフォーマンスも下がるので、マッサージに通ったり自己流でマッサージして早く良くなろうとする方も少なくないと思います。しかし、却って悪化してしまう場合もありませんか。悪化しないために知っておきたいことなどを確認してみましょう。

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腰痛マッサージの後に痛くなるのは何故？悪化を防ぐ注意点

マッサージに「症状の軽い場合は楽になる」が「症状の重い場合は悪化する」という性格があるとしたら結構大問題です。少し極端かもしれませんが、５０度のお湯を火にかけるとさらに熱くなるのに、８０度のお湯を火にかけると逆に冷たい水になってしまうようなものです。これを考えると「揉む／押す」ということが「症状を回復する」ということには根本的には結び付かない可能性を感じます。そこで「緊張した筋肉を揉む／押す」ということがどういうことかを考えてみます。

まず筋肉が緊張する理由ですが、これには様々なパターンがあります。例えばスポーツや筋トレを行った直後や、精神的なストレスなどにより筋肉は硬く緊張します。他にも慢性的な運動不足や糖尿病などにより血管の理想的な太さを失った状態の筋肉も硬くなる傾向にあります。ですが結果からいうと、マッサージで悪化した方には「骨格的な問題で筋肉が緊張した」という共通点があります。私の知る限り運動／運動不足や精神ストレスなどによる筋肉の痛みやコリに対してマッサージを受けて悪化したという例は「揉み返し」を除いてはありませんし、それらだけが原因で強い症状になることも普通はないといえます。

引用元-マッサージの後に痛くなるのは何故？悪化しないために知っておきたい注意点！

腰痛症状が重い場合のマッサージが悪化につながる理由

症状が重い場合は「木の傾きが大きく、支えるロープの緊張が強い」状態です。もし支えなければ木が倒れてしまうような大きな傾きの場合、倒れる寸前でそのロープがなんとか支えていたわけですから、それを緩めてしまうと倒れてしまいます。症状の重い腰痛の方がマッサージを受けた後にギックリ腰になったり、ギックリ腰の方がマッサージの後にベッドから起き上がれなくなったということがありますが、今まで倒れた体を支えていた筋肉を緩めてしまったわけですから体を「立てる」ことができなくなって当然といえます。つまりこれが「良くもなるし、悪くもなる」マッサージの正体です。

マッサージには「筋肉を緩めて疲労を回復する」効果があります。ただし「緩めてはいけない筋肉がある」ということに注意が必要です。症状が軽ければ一時的にコリも解消され楽にはなりますが、悪い姿勢を支えるために緊張していた筋肉をマッサージしてしまうと、疲労が回復することにより以前にも増してその筋肉で支えるのが楽になり「悪い姿勢をしやすくなる」ため骨格の改善はありません。そのため、みつわカイロプラクティックでは骨格調整が目的の方には「支えるために緊張している筋肉」を緩めないように注意しつつ施術を進めていきます。

引用元-マッサージの後に痛くなるのは何故？悪化しないために知っておきたい注意点！

腰痛を悪化させる意外な要因にはマッサージも！

内科医の小田切ヨシカズ先生に“腰痛を悪化させる意外な要因”をご紹介いただきます。

■1：喫煙

「ニコチンには血管を収縮させる作用があるので、椎間板に栄養を送る毛細血管を収縮させてしまいます。すると、椎間板が変性し、辛い腰痛を引き起こしてしまうのです。

腰痛を改善するためには、まず禁煙から始めてみてはいかがでしょうか」

煙草が腰痛の原因というのは意外ですね。過去記事「50歳からでも遅くない！禁煙によって得られるメリット」でもご紹介したように、禁煙のメリットは他にもありますので、煙草を吸っている方は禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

■2：マッサージ

「マッサージを受けた直後は気持ちが良いはずです。しかし、その効果は長くは続きません。無理にマッサージをすると、かえって筋肉を傷つけてしまい、傷ついた筋肉が修復される際に固くなり、血行が余計に悪くなって、腰痛が悪化することもあります。自己流のマッサージなどはせずに、素直に病院に行きましょう」

腰をマッサージすると気持ちが良いですが、そこに落とし穴があったのですね。特に自己流でのマッサージは気をつけた方が良さそうです。

■3：筋トレ

「腰痛予防には腹筋や背筋を鍛えることが必要ですが、やり過ぎは禁物です。自己流の筋トレを行って、かえって筋肉を傷つけてしまう場合もあるので、医師に相談したうえで筋トレを行いましょう」

マッサージと同様、こちらも自己流ではダメだということですね。正しい方法を学ぶ意味でも、腰痛に悩まされている場合は、整形外科などに行き、医師の診察を受けるようにするのが良いのではないでしょうか。

引用元-医師が語る！「腰痛を悪化させる」意外な要因3つ （nikkanCare.ism） – Yahoo!ニュース

腰痛にマッサージは痛みが軽減するだけ？！

これまで腰痛・ぎっくり腰の治療と言えば、電気や強揉みのマッサージ、無理な牽引が主なものでした。

しかし、仮にそれで痛みが軽減しても、それは痛みに対して一時しのぎの対処をしたにすぎません。

特に「押したり」「揉んだり」「叩いたり」という強い刺激は、筋肉にダメージを与えてしまうので、筋肉が修復される際に固くなってしまいます。

筋肉が固くなると血流が悪化し、神経の圧迫なども起きやすくなり、痛みが発生する元にもなります。

痛み止めの薬、湿布なども同様です。

痛み止めは長期間にわたって使用・服用した場合、他の部分に更なる痛みが出たり、慣れてしまって効かなくなったり、あるいは胃や肌が荒れてしまったりといった副作用も出ることがあるので注意が必要です。

痛みの原因が身体の歪みによるものであれば、湿布で歪みが解消される事はありません。
 
また、コルセットの使用も緊急時には仕方のない事ですが、確実に筋肉を衰えさせるので、長期的にみると逆効果になりかねません。

引用元-腰痛・ぎっくり腰 | 浅草　整体マッサージで口コミNo.１　 からだ回復センター浅草

腰痛時のマッサージ、整形外科医の意見は？

整形外科医には「治療法としてマッサージを認める」人と「認めない」人がいます。
「治療法としてマッサージを認めない」医師はマッサージを受けたことが無いのでその効果を実感していない。
あるいは、マッサージは単なる慰安サービスと言ったような偏見を持っている。
あるいは、整骨院でのマッサージを含めて技量の低いヘタなマッサージが多い現状を知っている、などの理由から敬遠するようです。

一方、マッサージの治療効果を認めている医師は、単なる筋肉痛や凝りからくる腰痛にはマッサージを薦めてくれます。

引用元-腰痛時のマッサージに関して – 病気 | 【OKWave】

まとめ

腰痛に対して身近な家族にマッサージをしてもらってその場では気持ちがいいのは症状が軽い時なのですね。その場しのぎならまだいいですけれど、悪化してしまうようなこともあるというのは気を付けていきたいですね。

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今日は花粉症悪化のため近所の病院へ。そして腰痛緩和のためにマッサージにも行こうかと。おじさんは体のメンテナンス大事(笑)

— 飲酒コヨーテdrinkingcoyote (@freebirdwithcy1) October 21, 2015

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