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指先に痛みがあってもなくても爪の異常を感じたら注意!! | 鳳凰の羽

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鳳凰の羽

指先に痛みがあってもなくても爪の異常を感じたら注意!!

      2017/09/12

指先に痛みがあってもなくても爪の異常を感じたら注意!!

指先にいつもと違う異常を感じたら、痛みがあってもなくても注意したほうがいいと聞きました。爪は最後に栄養が届く部分でもあり、爪は健康のバロメーターのひとつと言えるでしょう。症状をみながら下記の内容に当てはまるか確認してみましょう。

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グロムス腫瘍:指先の痛みが爪の下や指の腹側に発生することが多い

グロムス腫瘍

グロムス腫瘍の特徴は痛みです。そして、発生場所の多くは爪の下で、指の腹側に出来る事もあります。爪の下や指腹の深い部分に、少し触っただけでも痛い腫瘍が出来ていたら、まずは、グロムス腫瘍を疑ってみてもいいと思います。
この痛みは特に冷たいときに強まる傾向がありますので、冬場や水仕事の際に痛む事が多いようです。爪の下に出来た場合は、やや紫がかったピンク色の腫瘍を爪の表面から透見出来る場合がありますが、小さい場合や指腹に出来た場合は確認する事が困難な場合も珍しくはありません。痛み等の症状があり、肉眼で腫瘍の確認が出来ない場合はMRIを撮影して診断する事もあります。治療法は手術によって摘出する以外にありません。

引用元-手指の爪のトラブルの治療 | 手のしびれや腱鞘炎治療、皮膚科・形成外科の「築地皮膚と手のクリニック」

指先の細菌感染はひょう疽:指の腹側が発赤し腫れて激しい痛みを起こす

ひょう疽

指先に起こる細菌感染の主なものがひょう疽です。ひょう疽にかかると指の腹側が発赤し腫れ上がり、激痛を起こします。元々指腹部の脂肪組織は、物をつまむときの安定性を高めるために線維性の隔壁で仕切られています。そのためそこに感染が起きると内圧の上昇によって、強い痛みが起こります。この状態を治療せずに放っておくと感染が指腹だけでなく腱や関節に至り、化膿性腱鞘炎・化膿性関節炎などの重症疾患に至る危険性があります。
治療は炎症が激しい場合は外科的に切開と排膿が必要です。炎症がさほどではなく、すぐに排膿される程ではない場合はまず抗生物質の投与によって治療を行います。いずれにしましても早い段階にキチットした治療を行う事が重要になってまいります。

引用元-手指の爪のトラブルの治療 | 手のしびれや腱鞘炎治療、皮膚科・形成外科の「築地皮膚と手のクリニック」

爪周囲炎:爪の周囲に痛みがあり、膿がたまるようになる

爪の周囲はいつも外傷などの危険がある場所です。爪周囲がささくれなどで傷つくとそこからばい菌が入り、爪の周囲が赤くはれるなどの炎症を起こします。
指先の腹側が化膿するものは、ひょう疽(瘭疽)と呼ばれます。

症状

急性炎症では爪の周囲の痛み、発赤、腫れがあり、進行すると膿(うみ)がたまります。ずきずきする痛みで、眠れないこともあります。

引用元-「爪周囲炎」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

原因と病態

爪周囲炎は、ささくれ(さかむけ)、ふかづめ、陥入爪、マニキュア、爪を噛むくせなどが原因となり、化膿菌が進入して発生します。爪の根もとに向かって化膿が進んでいきます。
このほかに指先の腹側が化膿するひょう疽(瘭疽)という病態があります。

引用元-「爪周囲炎」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

治療

初期には化膿止め(抗生物質)と冷湿布で治療します。膿がたまっているときは切開して膿を出します。爪が食い込んでいるような場合は、食い込んでいる爪の一部を部分切除します。爪の下に膿がたまっていれば爪を切除して膿を出す必要があります。
詳しくは整形外科医にご相談ください。

引用元-「爪周囲炎」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる

表面の爪の中がズキズキ痛み皮膚科では治らない、どの科を受診する?

爪の病気やケガは 皮膚科、整形外科、形成外科が扱います。
皮膚科は、爪白癬や爪周囲炎、指の湿疹などを主に治療します。
整形外科は、指の痛みやケガの治療、爪周囲炎の手術などを行います。
形成外科は、爪や指の変形などの手術を主に行います。
このわけかたは、あくまで目安です。

さて、ご質問の症状は、爪・指先の痛みなので整形外科がよいかと思います。
考えられる病気は、血行障害、神経の病変、骨の病変、心理的な病態などです。
また、グロームス腫瘍という爪の下などにできる良性腫瘍があります。これは、寒冷によって痛みが強くなる比較的珍しい腫瘍です。
痛みの内容からすると、グロームス腫瘍の可能性があります。

引用元-指の先端の痛み

真菌感染症:足の指に多い爪の病気で痛みがない

感染症の一種としてよく起こります。高齢者、糖尿病患者、足の血行が悪い人に特に真菌感染症がよく起こります。

症状
感染した爪の外観に異常が起こりますが、その爪には痛みもかゆみもありません。軽症では爪に白や黄色の斑点が生じます。爪の表面の下にチョークのような白い鱗屑が徐々に広がります。重症の場合は、爪が厚くなり、変形、変色を起こします。爪床から爪がはがれることもあります。通常は、感染した爪の破片が先端の下にたまります。

診断と治療
通常、爪の外観に基づいて診断します。診断の確定には、爪の破片を顕微鏡で調べ、培養してどんな真菌による感染かを判断します。

真菌感染症は完治が難しい病気のため、治療は症状の重症度と本人が感じる不快さの程度に基づいて行われます。治療が望まれる場合は、経口薬のイトラコナゾールやテルビナフィンを処方します。このような薬は長期間(約3カ月)服用しますが、服用を中止した後も成分は爪甲に結合した状態で残り、効果を発揮し続けます。ネイルラッカーに含まれる抗真菌薬であるシクロピロクスは、単独で使った場合はあまり効果がありませんが、特に抵抗性の感染症の場合、内服薬に加えて使った場合は治癒率が高まることがあります。シクロピロクスは、他の健康上の理由により内服薬を服用できない人に役立つこともあります。

再発の可能性を下げるために、爪は常に短く切り、入浴後は足を乾いた状態に保ち、吸収性のよい靴下を履き、抗真菌薬の足用パウダーを使用するとよいでしょう。古い靴には真菌の胞子が多数いることがあるため、できれば履かないようにします。

引用元-手と足の爪の感染症: 爪の病気: メルクマニュアル 家庭版

まとめ

手は本当によく活動する体の部位ですよね。ずきずき痛みがあれば気づきますが、普段から気を付けて観察するとちょっとした異変に気づきやすくなりますね。これからの乾燥する季節、きれいに手を洗ったりハンドクリームでケアしたりするのもオススメかもしれません。

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