風邪ってウイルスに感染したってことなの?
2020/05/09
風邪をひいたことがない人っていないという位にポピュラーな病気ですが、ポピュラー過ぎるせいなのか、風邪についてよく知らない人の方が多いようです。そんな中で風邪ではなく、ウイルス感染だと診断されたことにより、不安に思う場合もあるようです。風邪って一体どんな病気なのでしょうか?風邪のことをウイルス感染と呼ぶのでしょうか?調べてみました!
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ウイルス感染症と風邪(質問)
病院でウイルス感染症と診断されました。
私はただの風邪だと思っていたのですが、風邪とは違うのでしょうか?
確かに薬は効かないから安静にしているようには言われたので、風邪だったら普通に抗生物質などを処方されるだろうし。
安静にしていなかったら肺炎になるといわれたのですが、風邪でもこじらしたら肺炎になったりしませんでしたか?
引用元-ウイルス感染症と風邪の違いについて – 病院でウイルス感染症と診断されました… – Yahoo!知恵袋
ウイルス感染症と風邪(回答)
風邪の原因の80%以上はウイルスです。
ウイルスの半分以上は鼻風邪ウイルス(ライノウイルス)とされています。
インフルエンザはインフルエンザウィルスと言うウィルス感染症ですウィルスには一般的に「抗生物質」は無効です
インフルエンザウィルスについてのみ、例外的にリレンザ等の「抗ウィルス剤」が開発され使用されています風邪で抗生物質を処方するのは肺炎などの最近感染症の予防的投与です
引用元-ウイルス感染症と風邪の違いについて – 病院でウイルス感染症と診断されました… – Yahoo!知恵袋
かぜ症候群とはどんな感染症か
咳(せき)、鼻水、くしゃみを主症状とする上気道感染症で、発熱、咽頭痛(いんとうつう)、全身倦怠感(けんたいかん)、食欲低下などを伴う場合があります。
80〜90%はウイルスが原因です。通常は数日の経過で自然に治り、予後は良好です。
乳幼児では一般にかかる頻度が高く、発熱を伴う頻度も高くなります。ほとんどは呼吸器系のウイルス感染によるもので、原因ウイルスとしてはアデノウイルス、インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルスなどがあげられます。
しかし、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、RSウイルス感染症については、年齢によって特徴的な症状を認めるので、これら以外の感染症、あるいはこれらのウイルス感染症であっても非典型的な臨床経過をとるものが、かぜ症候群としてとらえられていることが多いと考えます。
引用元-かぜ症候群<感染症>とはどんな病気か|症状や原因・治療 – gooヘルスケア
知ってるようで知らない風邪の話
僕がまだ学生のころ、知人から風邪にまつわるこんな相談を受けました。
「このあいだバイト先で、他のバイトの子が体調崩して急に欠勤したのね。
で、その子が電話で言うには、病院に行ったら『ウィルス性の風邪だから、大事を取って休みなさい』って言われたらしいんだけど、これってホントかな? ウィルス性の風邪って、普通の風邪より悪いの?」さて、あなたはこの話、どう思いますか? 「ウィルス性の風邪は、普通の風邪より悪い」のでしょうか?
引用元-知ってるようで知らない「風邪」の話 | いしゃまち
風邪についてよく知らない方でも、風邪が感染症の一種であることはなんとなくご存知でしょう。
さて、我々医師が感染症をとらえるときは”What”と”Where”の2点がポイントになります。Whatは「病原体」のこと。細菌やウィルス、あるいはその中間の性質を持つマイコプラズマやクラミジアなど、病気を引き起こす原因となるものたちのことです。
これに対して、Whereは「感染臓器」のことです。
上のような病原体が、人体のどこで感染を引き起こすか、という話です。
したがって、たとえば連菌という細菌が扁桃に感染を起こせば「溶連菌性扁桃炎」ということになりますし、マイコプラズマが肺に感染を起こせば「マイコプラズマ肺炎」ということになります。
これが感染症のとらえ方の原則です。風邪とは「ウィルス」による「上気道」の感染
件の「風邪」とは、正式には「かぜ症候群」と呼ばれるもので、「上気道炎」のことを指します。
すなわち、ウィルスや細菌が鼻、咽頭、喉頭といった気道の上のほうの臓器に感染する病気が風邪なのです。
引用元-知ってるようで知らない「風邪」の話 | いしゃまち
実は、上気道炎や気管支炎の病原体は90%近くがウィルスだと言われています。
したがって、典型的な「風邪」は「ウィルス性上気道炎」なのですね。
ウィルスは厳密には生物ではないので、「抗生剤」が効きません。ここが細菌との大きな違いです。
幸い、ウィルス性の感染症は重症化するものが少ないため(例外もたくさんありますが)、解熱剤や咳止め、痰切りを飲んで安静にしているしかありません。ここまで読んでいただければ、冒頭の話の辻褄があわないことはすぐにわかりますよね。
風邪の多くはそもそもウィルス性ですし、細菌より悪いということも別にありません。
「風邪」のことをよく知らずに妙な言い訳をしてしまったようですね。
引用元-知ってるようで知らない「風邪」の話 | いしゃまち
ウィルスと細菌の違い
ウィルスと細菌の違いは、抗生剤が効くかどうかということに加えてもう1つあります。それは、
「細菌は基本的に1つの臓器にしか感染しない。これに対して、ウィルスは複数の臓器に同時に感染しやすい」というものです。こう書くと「じゃあウィルスのほうが怖いじゃん!」と思われそうですが、そういうことではありません。
要するに、ウィルスの感染では複数の症状がでる、ということです。
風邪をひいた時のことを思い出してください。咳が出たり、のどが痛くなったり、鼻水が出たりと、症状は1つではないでしょう。
これらの症状は、それぞれ別の臓器の感染を意味しています。咳は気管支の、のどの痛みは咽頭の、鼻水は鼻・副鼻腔の感染によるものです。
これが「複数の臓器」に感染しているということです。ウィルス性の上気道炎では、これら3症状がバランスよく出現します。一方、これがどれか1つに偏って出現するのが細菌性の感染です。
咳だけがずっとつづくなら「細菌性肺炎」や「マイコプラズマ肺炎」の可能性を考えなければいけませんし、のどの痛みだけなら「細菌性扁桃炎」を、鼻水だけなら「副鼻腔炎」を考えなければいけません。
いずれも1つの臓器だけに感染が生じた結果なのです。
ウィルス感染であれば抗生剤が必要ありませんから、3症状がまんべんなく出ているときには「風邪かな、家で休んでいれば大丈夫そうかな」と判断できます(例外もありますが)。
引用元-知ってるようで知らない「風邪」の話 | いしゃまち
鼻風邪ウイルス ライノウイルス
風邪(普通感冒)の2分の1から3分の1は、ライノウイルスが原因だと言われています。
ライノウイルスは一般に「鼻カゼウイルス」と呼ばれていて、特に季節の変わり目である春と秋に多く見られるウイルスです。このライノウイルスによる風邪の一番の特徴は、鼻風邪症状の最初の二日間に他の人を感染させる力が非常に強いことです。
その感染経路は感染者の咳やくしゃみによって飛散したライノウイルスを、直接吸い込んでしまうだけではありません。感染者の鼻水や唾液には大量のライノウイルスが含まれていますので、くしゃみや咳などで飛散した鼻水や唾液が付着した物、さらには鼻をかんだり、痰を出したり、くしゃみや咳を手で押さえたりして、感染者の手には自然にウイルスが付着するので、その人が触れた物にも当然ウイルスが付着することになります。
物に付着したウイルスは2時間以上もの間その感染性を保ちますので、他の人がライノウイルスが付着した物に触れ、その触れた手で自分の目をこすったり、鼻や口に触れたりすることによっても間接的に体内に取り込んでしまうわけです。
引用元-感染確率をグン!と下げる風邪ウイルスの特徴から考える風邪予防法 : サプリメント マニュアル
ウイルスに感染しにくい体づくり
空気中のウイルスを完全に遮断することは難しいことです。日ごろから感染しにくいよう気をつけましょう。
●温度・湿度のコントロール
空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜が乾燥して体の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。
また、夏場の冷房や冬の寒さなどで体が冷えると、血液循環が悪くなり繊毛運動が弱って、ウイルスが侵入しやすくなります。
室内の温度や湿度を適度に保って、感染しにくい環境を整えましょう。●十分な栄養と適度な運動
偏食を避け、バランスよく栄養をとることが大切です。
風邪(かぜ)の予防効果を高めるためには、体の免疫システムに欠かせないビタミンCと体のエネルギー産生に必要なビタミンB1群、鼻やのどの粘膜を強化する働きのあるビタミンB2、B6を多くとることがポイントです。
アミノ酸の豊富な動物性タンパク質を食事に取り入れるのも効果的です。
ウォーキングや水泳、ヨガなどの適度な運動で風邪(かぜ)に負けない体力をつけ、免疫力を高めることも大切です。●薄着の習慣をつくる
厚着の習慣は体温調節の能力を低下させ、抵抗力を弱めてしまいます。
なるべく薄着にして気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるよう鍛えましょう。
寒い時期に極端な薄着をするのではなく、温度差の大きい屋外と室内の気温に合わせて、こまめに衣服の脱ぎ着をすることを心がけましょう。
引用元-風邪(かぜ)の予防|からだの症状|くすりと健康の情報局
まとめ
ウイルスが感染する場所によって風邪と呼ぶようですね!
twitterの反応
生理痛とか偏頭痛とかあるけど、基本ウイルス系に強い私が一週間以上風邪長引かせてて驚いてるんだけど、普段引かない分今回の菌強いのかバイト先で同じ症状の風邪が流行っててなんかもう完全に感染源私
— とくこ (@Georsumm) May 28, 2016
https://twitter.com/mineralwateeer/status/736378740876271618
RSウイルスは非常に感染力が強く、ウイルスがおもちゃなどに付着してから4~7時間は感染力を持っているといいます。日ごろから外出の後や調理、食事の前、鼻をかんだ後などは石鹸でよく手を洗いましょう。また、家族が風邪をひいたら、たとえ軽くても油断せずに、マスクをつけ手洗いや消毒を。
— 食添ライフ (@shokutenlife) May 28, 2016
https://twitter.com/502cab5096ac41d/status/736117398491660289
風邪ひいた、抗生物質飲んだからすぐ治るっしょ。そんなの嘘。抗生物質は細菌に効果があるものであって、風邪(ウイルスが原因)には効かないんだなあ。でも風邪ひくことで免疫が低下するため、細菌感染しやすくなる。それを防ぐために風邪でも抗生物質を処方してるんだなあ。
— そんなの嘘。 (@where_is_real) May 27, 2016
【風邪・インフルエンザ】ウイルスによる感染で体の免疫力が低下しているとかかりやすく、発熱や鼻水、咽頭痛などの症状「エキナセア」免疫力を高め、ウイルスへの効果も「エルダーフラワー」カタル症状を和らげ、鼻水や鼻づまり、くしゃみ解消に、熱を下げる発汗作用も「ウスベニアオイ」咽頭痛の軽減
— メディカルハーブ学習用 bot (@haruhime_bot1) May 25, 2016
https://twitter.com/chihiro_bt/status/735121982014918656
https://twitter.com/asakochan_dana/status/734748642477801473
コロナウイルスの感染
→軽い風邪SARSの原因ともなった
— 検査くん (@kensagishibot) May 23, 2016
https://twitter.com/kmym7arupenski/status/734667783758184448
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