DV被害者を襲う後遺症とは

最近よく耳にするようになったDV。よく耳にするようになったということは、その分だけ被害者もいるわけで・・・。DVはその場だけでなく様々な後遺症をも引き起こします。今回はDVの後遺症についてまとめてみました。

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DV被害者になりやすいタイプ、加害者になるタイプ

モラハラやDV被害者になるタイプの傾向がありそうです。

争いを好まない
自己犠牲しがち
ヒトを悪く思うのを嫌う
基本的には前向き
自分に多少自信がない
優しい

です。

モラハラ加害者と被害者は不思議と磁石のような関係であるケースが多い気がします。
なのでお互いに次の出逢いは慎重にしないと(^^:)

元彼もモラハラ気質の特長を持っている方だと思います。
過去の生い立ちに原因があります。
モラハラの見極め方は確かに難しいです。
でも決定的なのは素直に謝ることができるか！
心からヒトに感謝できる気持ちがあるか！
です。

モラハラの共通点は
超自己中心。
自分の非を絶対に認められない。
ヒトの気持ちを汲み取る感覚が欠如している
ヒトから指摘をされるのを極度に怖がる

でも

表面的には自信にあふれています。
明るく、明瞭活発で人気者、正義感も強くて、面倒見も良い。

でもこれは小心者の超ナルシストが原因です。
原因は自分に自信がない事です。

自信がないから指摘されるのが怖い
自分を守らないと不安になるから自分の非を認められない。
自己陶酔して素晴らしい自分を演出していないと恐怖心に負けるからです。

引用元-ＤＶモラハラ後遺症 – DV(家庭内暴力) 解決済 | 教えて！goo

DVの後遺症は様々

身体的、性的、経済的、言葉など、さまざまな形で暴力を受けると、まず身体的な症状が出てきます。肩の痛み、腰痛、腹痛、頭痛、慢性疲労などの心身症の症状が出てきます。その後、大半の人はうつ状態になります。これは当然です。誰でも暴力を受け続けるとうつになっていくのです。うつ以外では、不安、パニックが出てきます。強迫症状も出たりします。いつも不安でイライラし（これはうつがかなり進行した状態とみることもできますが）、パニックになります。イライラが出てくると、子どもなど弱い者に八つ当たりする傾向が出てきます。夫の怒りは自分より弱い妻へ向かいますが、妻は子どもに向かって怒りを爆発させるのです。

これ以外にはPTSD（特にC-PTSD：複合型心的外傷後ストレス障害)の症状がでる場合があります。C-PTSDとは虐待によるトラウマを持っていらっしゃる方に後遺症のような形で残る症状です。C-PTSDは、虐待のほかには、境界性パーソナリティ障害やアダルトチルドレンなどの状態とも親和性の高い症状です。具体的には、フラッシュバックが起きて、男性に殴られる夢を見たり、とても怖い悪夢を見続けたり、パニック状態に陥ってしまったり、無気力になり自信を失ってしまいます。

引用元-ドメスティックバイオレンス（DV) | 依存やトラウマのカウンセリング－埼玉・東京・神奈川・千葉

DVの後遺症は、自分を大切にしようとする気持ちを蝕む

人は自分ではどうしようない状況で、日常的に苦痛を与えられつづけると、冷静に客観的にものを考えられなくなり、徐々に無気力になり、自分の本当の感情や自分を大切にしようという気持ちをなくしてしまうことが少なくありません。
「自分はダメな人間だ」「悪いのは自分のせいだ」と思い込まされ、誰にも相談できずに自分への自信を失うと、人との適切な距離感をもつこともむずかしくなり、引きこもりがちになって社会的にも孤立してしまうことにもなりかねません。

悪いのはあなたではありません。今のあなたは本当のあなたではありません。
自分を大切にしようという気持ちを取り戻すことができれば、笑顔も自信も、そして人とのより良い関係も、きっとあなたの元に戻ってくることでしょう。

引用元-DV経験者の方へ | Turn to Smile　たんとすまいる | アフターDV回復自立支援活動

DV被害者の後遺症で一番心配な「完璧主義」

サバイバー（被害者）の特徴として挙げた、9パターンほどの中に、一番、本人のためにならないかも、後が心配タイプがいます。

＜サバイバーの共通しがちな特徴＞
自尊心が低い
自信がない
欲求をすり替える（嗜好に走る、リスカなど、自分を攻撃する）
完璧主義
人間関係がうまくいかない
落後者症候群(自分からトライしておいて、成功しっこないと途中で、自分が失敗するような行動に移るなど）
悪いことはすべて自分のせいだと思う
危機志向（私がいないとあの人は駄目なんだと救済しようと反対の方向に動いてしまう）
怒りや怨みをためている

上記の中でも、一番心配なのが、
＜完璧主義＞
特に幼児期に虐待などをうけていると、心理的虐待を切りぬけるために発達させるメカニズムの一つに、すべてのことを「正しく」やろうとする強迫観念があります。
今まで、ちょっとでも間違えると否定的な反応が返ってくる相手と暮らしてくれば、絶対にミスをしないようにと神経質になる。
このような「完璧主義」の傾向は、大人になるとさらにはっきりしてくるようです。
完璧主義の大人は、自分に対してのみ厳しい場合と、周囲に対しても自分と同じ完璧さを要求する人がいます。
正反対の方向ですが、どちらも破壊的であることに変わりはないと思います。

引用元-★ＤＶ・モラハラのサバイバーのもっとも危険な後遺症の一つ「完璧主義」★｜再起動

DVの真の被害者は子ども

ドメスティックバイオレンスによる後遺症に悩まされるのは、配偶者よりも子供です。

子供が目の前で、父親（母親）の暴力により母親（父親）がいたぶられたりする姿を見て育つのですから、情緒不安定となります。また自身もいつそのような暴力の被害者になるのかということに対しておびえて育つわけですから、その影響をもっとも受けてしまいます。このような子供は、人間関係を築くことが難しくなります。
そのため、不登校になってしまったり、引きこもりという、人間関係を築かず自身の殻に閉じこもったり、他者に対して攻撃的な性格となり、いじめをおこなう可能性もあります。
また、この子供が成長し、結婚をすると自身がドメスティックバイオレンスの加害者となりやすくなります。
また、モラルハラスメントのような精神的にいたぶるドメスティックバイオレンスを受けて育つ子供は、自分が無力な存在であると思い込み自信喪失状態なり、無気力な子供となります。
また、知らず知らずのうちに、相手へモラルハラスメント的な振舞いをするような、精神的に未発達な大人になりかねません。
もっとも参考にすべき親が、人間的に最低な振舞いをすると子供も似たような振舞いをします。

引用元-ドメスティックバイオレンスの後遺症はこんなに残酷

まとめ

DVはじわじわと心も身体も蝕んでいきます。被害者の方は絶対に悪くありません。しかるべき機関に相談をし、本来の自分を取り戻しましょう。

twitterの反応

未来のこと言える日が来るなんて思わず、後遺症はいろいろあれどようやく過去になった気がするような。「女性は気をつけて」と言ってしまいがちなんですがストーカーやDVそのほか今まで女性が守られて然るべきと思われたことっていまの世の中では男性も被害者になるので本当に気をつけてください。

— さやてぃ🍄 (@sayabycolor) August 20, 2016

https://twitter.com/bserseb/status/757549765764587520
https://twitter.com/russian356a/status/754323143385153536

DV被害者として後遺症期間11年の間に（一生引きずる人も）、女性センター、フェミニストカウンセリングの二次被害などで本当に迷惑だったので、カテゴリで嫌うことはしたくないけど、フェミニズムに一生積極的に関わることはないと思ってる。ジェンダー論者でひどい誤解してる人もいた

— Hiroko Y.@🇺🇦『めくってたのしむ原子と分子ずかん』 (@chiruru) December 9, 2015

私もだけど、DVや虐待の被害者は失敗することが怖かったりする。何もなくても攻撃されるのに、失敗したらかなりの確率で攻撃される。
それは相手と離れても後遺症みたいに残って被害者の人生を複雑にする。自分の失敗だけでなく、自分の子どもの失敗にも厳しすぎちゃったりするんだよね、反省。⑤

— NPO法人 レジリエンス (@resilience_jp) August 17, 2015

大きなお金を動かせる立場の人に自分が何か言えるとしたら…。
虐待で死にそうな子どもを助けて。壊れそうな子どもを助けて。後遺症に苦しむ人を助けて。
DV被害者を助けて。性犯罪被害者を助けて。
教育の段階でCAPや正しい性知識を教えて。
緊急避妊ピルを簡単に手に入れられるようにして。

— なあ (@naa_san) July 8, 2015

https://twitter.com/tokimekisugarr/status/601817880091447296
https://twitter.com/fragrant0131/status/490401931781619712

@kawa1020 DV法ができながら警察&交番時代が被害者感情や後遺症に理解がない。市役所もDV男に情報漏洩。意味がない。保護さらる子どもの“安全”が間違った意味で使われている。増税は福祉に…って児相の拉致した子どもの施設運営費と報奨金のためかも？

— snow-white (@snowwhite0824k) May 14, 2014

精神的DV被害者の後遺症は調停してても理解してもらえない。キャラ的に強いと言われる自分さえ、診断書をもらって少しは考慮してもらえた程度の印象。今だにモラ元夫と同じ背格好の人を見かけると、胃が毎度ギュッと痛くなる。彼女も早く回復して最低限養育費位は相手に請求してもらいたい。続く

— うみ (@umiumhi) July 14, 2013