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明治時代の生活から、お金の価値を換算すると

      2021/05/08

明治時代の生活から、お金の価値を換算すると

「明治時代のお金1円が現在の3800円であるので、3800倍の価値がある。」というデータがあります。日本経済が発展しはじめたばかりで、物価に比べて賃金の水準は低く、いまよりも、職業によっての所得格差も大きかったようです。お給料が安ければ、それだけ1円の重みも違います。

今回は、明治時代のお金の価値についてまとめてみました。

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明治時代のお金はどんな制度だったのか

明治政府は、欧米先進国に対抗できる強国を作るため、富国強兵・殖産興業(近代産業育成)の政策を進めた。そのためには、近代的な貨幣制度を確立することが必要で、明治政府は、1871年「新貨条例」を制定し、貨幣単位を従来の「両・分・朱」から「円・銭・厘」とした。1881年には松方正義が大蔵卿に就任し、中央銀行設立の必要を訴え、日本銀行は「松方財政」のなかで1882年10月に誕生した。

引用元-近代・日本貨幣史 日本銀行金融研究所貨幣博物館

1881年、松方正義が大蔵卿に就任した。松方大蔵卿は、紙幣価値の下落は不換紙幣の過剰な発行が原因と考え、緊縮財政による剰余金で不換紙幣の整理を断行した。また、松方大蔵卿は、兌換制度の確立と近代的な通貨・金融制度の確立を目的として中央銀行設立の準備を進め、日本銀行は1882(明治15)年10月に開業した。

最初の日本銀行券「大黒札」は、紙幣価値の回復を待って、日本銀行の開業から2年半後(1885年)に発行された。日本銀行券は、本位貨幣(正貨)である銀貨と交換できる兌換銀券であった。松方大蔵卿は、欧州主要国にならい金本位制を理想としたが、日本は蓄積していた正貨が銀であったため、銀本位制となった。
日本銀行券は円滑に流通し、整理が進められていた国立銀行紙幣と政府紙幣は1899年末に通用停止となった。

引用元-近代・日本貨幣史 日本銀行金融研究所貨幣博物館

明治時代は激変の時代。お金の価値も変化

単純に、明治30年頃の物価と、今の物価を比べると、今の物価は当時の3800倍ぐらいです。つまり明治時代の1円は、今の3800円ぐらいに相当することになります。

とはいえ、昔のお金と今のお金の価値を比べるのはなかなか難しいことです。人々の仕事の種類も生活のしかたも違いますし、生活に必要な品物も異なるからです。物価も賃金水準も年々変化しているので、明治時代でも前半と後半では違いがあります。

引用元-明治時代の「1円」の価値ってどれぐらい?(1) | お金の歴史雑学コラム | man@bowまなぼう

明治時代のお金の価値−自転車が高級車並み

「うどん・そば」は明治37年には2銭だったので、今でいうと約400円。カレーライスは明治35年頃で5〜7銭だったそうですから、1000円以上ということになります。また、ビールの大瓶1本は明治34年頃で19銭だったので、約3800円。これはお米1升分よりも高く、庶民には手が出ない値段でした。

引用元-日本で最初の「お札」とは?(2) | お金の歴史雑学コラム | man@bowまなぼう

さらに高価だったのが「自転車」です。明治32年、アメリカ製の自転車が200〜250円で売られていたそうです。当時のお給料で約1年分。現在のお金でなんと400万円相当ですから、高級自動車クラスの値段だったわけです。もちろん、その頃の自動車はさらに高く(1台5000円前後)、大富豪しか乗れませんでした。
このほか、野球のグローブが1〜2円(現在の換算で2〜4万円)、グランドピアノが750円以上(現在の換算で1500万円以上)となっています。

引用元-日本で最初の「お札」とは?(2) | お金の歴史雑学コラム | man@bowまなぼう

明治時代のお金の価値の変遷

明治時代の貨幣価値についても、その当時の物価を見るとおおよその貨幣価値と当時の社会構造のようなものが見えてきます。

明治25年 ビール大ビン1本  14銭
  24  新聞購読料(朝日・朝刊のみ) 28銭
  21  駅 弁    7銭
  20  鉛筆1本   1厘
  26  きつねうどん 1銭
  22  卵 1kg  16銭
  22  JR普通運賃(大阪−東京) 3円56銭
  26  しょうゆ 1.8㍑ 9銭
  20  白米(10kg)  46銭
  22  日本酒(1.8㍑) 14銭9厘
  21  コーヒー(1杯)  1銭5厘
  23  理髪料金(大人)  5銭

引用元-過去の時代の貨幣価値について : 私の旅はこんな旅

この感じだと、明治20年代半ばの金銭感覚は個人的には、
1銭はおおよそ今の100円 というのがしっくり来ます。1円がおおよそ今の1万円。

ビール大ビン1本  1,400円
新聞購読料(朝日・朝刊のみ) 2,800円
駅  弁   700円
鉛筆1本   10円
きつねうどん 100円
卵 1kg  1,600円
JR普通運賃(大阪−東京) 3万5,600円
しょうゆ 1.8㍑ 900円
白米(10kg)  4,600円
日本酒(1.8㍑) 1,490円
コーヒー(1杯)  150円
理髪料金(大人)  500円 

ね。いい感じでしょ^^

引用元-過去の時代の貨幣価値について : 私の旅はこんな旅

そして、これはあくまでも大都市の大阪だからの貨幣価値。

大阪では1円はおおよそ1万円ですが、同じころでも、地方に行けば行くほどその価値は跳ね上がって、1円は2万円3万円の価値になっていくはず。
そしてもう一つ。

1円がおおよそ1万円の大阪など大都市での貨幣価値についても、円の数字が大きくなれば、その価値は単純な比例ではなく、累乗的にどんどん大きくなっていくはず。
たとえば、1円、10円、100円は単純に1万円、10万円、100万円、ではなく、1万円、20万円、300万円、とか。

「当時の物価」は、計算でいろいろはじき出すのが一般的ですが、結局やってることはこれとおんなじ。これを数式化してるだけです。
おおよその数値でいいのなら、こんな感じの捉え方で十分かと思います。

引用元-過去の時代の貨幣価値について : 私の旅はこんな旅

明治時代のお金の価値を米価で換算

日本人の主食である米価(かつては配給制で、値段が統制されていました)を基準に計算してみました。
明治10年の白米10キロが51銭、昭和62年では3,780円でしたので、単純計算では約7412倍の価値があることになります。よって明治10年の1000円は昭和62年における7,412,000円ということになります。ただし私の近所では白米10キロを消費税別で2,800円前後(品種にもよりますが)で売っていますので、それで換算すると約5,765,000円ということになります。

引用元-明治時代の貨幣価値 – BIGLOBEなんでも相談室

まとめ

江戸時代の徳川幕府から明治政府への変化と文明化、戦争など色々な事変を経て日本はどんどん変わってきました。明治の時代は前半と後半でもかなり貨幣の価値が変わったようです。

twitterの反応


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