人間の進化と人種について
2017/09/12
人間は進化して現代まで来ました。ところが地球上に存在するいわゆる「人種」の起源について混乱に陥っています。 「私たちは人種という概念を、 人々をおおまかなカテゴリーに分けるのに便利な方法であるがために用いている。」という意見です。
今回は、人間の進化と人種について調べてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
重曹を置くだけでなぜ消臭できるの?計り知れない重曹パワー !
お掃除の定番アイテムの一つになっている重曹。テレビや雑誌、コ...
-
目がゴロゴロする時の対処方法!
ふとした瞬間に目がゴロゴロすることありませんか?目にゴミが入...
-
作るのが楽しい料理なら盛り上がりもUP!鉄板料理はコレ!
料理は女性がやるものという認識が薄れてきている昨今ですが、料...
-
ポリエステル素材の洗濯方法は?ドライクリーニングに出すべき?
ポリエステル素材の洗濯はどのようにされていますか?扱いやすく...
-
エビ水槽の掃除の仕方 !
エビに限らず、どんな生き物でも水槽で飼育している以上は水槽の...
-
「シワアイロン 顔用」とは?使い方やおすすめなどについて !
シワアイロンと聞いて一番に思い浮かぶのは衣服に使うアイロンか...
-
日帰り登山であったら便利なおすすめグッズをご紹介!
登山専門店をのぞいてみると様々なメーカーから登山につかえる便...
-
ブレーカーが頻繁に落ちるようになった!原因と対策は?
ついうっかり電気を使いすぎると落ちてしまうブレーカー。夜の暗...
-
余ったシチューやカレーの保存方法とリメイク料理!
小さな子供からお年寄りまで、幅広い年代層の人に人気のあるメニ...
-
男だって自分で作る楽しい料理!
最近は男性でも料理を作る方が増えてますよね。ある調査によると...
-
トイレ掃除はどこからすると効果的なのか?!
みなさんはトイレ掃除、どこから掃除していますか?実はトイレに...
-
観葉植物でおしゃれ部屋を作る! 初心者向けの種類と方法!
つい人を呼びたくなるような、自慢したいほどおしゃれな部屋って...
-
色々な作業に音楽を聴いて集中する方法!
作業ってなかなか長くできるものではないですよね。数十分・数時...
-
猫と死別。悲しくても最後の挨拶をしましょう。
かつてはペットといえば犬が代表格でしたが、最近では飼われてい...
-
腹痛、しかも激痛・吐き気もある。どんなことが考えられる?
「おなかが痛い」という経験は誰しもあるはずです。食当たりかも...
-
癒しを与えてくれるメダカ。その産卵時期はいつ?
かつては小川によく見かけられたメダカですが、今ではその姿を見...
-
点滴でできたむくみを簡単に解消する方法!
点滴を受けた後に、むくみができて、体が重くなったりしたことは...
-
郵便局に転居届を!一人暮しの第一歩
家を出て一人暮しを始めるのは不安と期待が入り混じっているので...
-
排卵日・高温期の数え方って?
赤ちゃんが欲しい方にとって一番気になるのが排卵日ではないでし...
-
「好印象がキー」履歴書の封筒の住所や番地まで手を抜かない
履歴書は特別なものです。入社への一歩目です。封筒の住所の番地...
スポンサーリンク
人間の人種は「進化論」の影響
チャールズ・ダーウィンが 『種の起原』を出版することによって、この状況は一変しまし た。ダーウィンの進化論は、本質的に人種差別的な理論で(未 だにそうです)、異なった民族グループ、あるいは「人種」は 異なった時に異なった速度で進化したので、あるグループは他 のグループよりもサルに近いと教えていました。例えば、オ ーストラリア原住民は類人猿と人類のミッシングリンク(失わ れた環)と考えられ(注1)、その結果、彼らはひどい迫害と差別 を受けました(注2)。進化論の第一人者であるスティーブン・ J・グールドはこう言っています。「人種差別主義に関する生物 学的議論は1850年以前も一般的だったかもしれないが、進化 論が受容された後に加速度的に盛んになってきた(注3)。」
進化論によって煽(あお)られた人種差別的な傾向に影響されて、アフリカのピグミー族がニューヨーク市ブロンクス動物園のカゴの中でオランウータンと一緒に入れられ、見世物にされるというようなこともありました(注4)。
ダーウィンの進化論の結果、人々は世界中の様々な民族グ ループをそれぞれ別の「人種」として考え始めました。それは 進化論の考え方に沿ったものでした。このことによって、意 識的、無意識的を問わず、人々の思考に他の民族グループに 対する偏見を植え付ける結果となりました。
引用元-「人種」はなぜあるのでしょうか? | Answers in Genesis
人間に『人種』はない
今では世界のすべての人は「ホモ・サピエンス」と分類されています。現在の科学者は、生物学上、人間には、たった1つの人種しかないと認めています。例えば、アトランタで開かれた科学促進会議(Advancement of Science Convention)で、ある科学者は次のように言ってい ます。「人種は社会的な概念であって主に歴史的な事実に由来 し、生物学的な根拠は全くない(注5)。」
人種という概念について行われた調査についての報道で、ア メリカのABC News のホームページの科学欄では次のように 報告されています。「今日、多くの科学者が、私たち人間を区 別するのは文化的な違いであって、人種的な違いではないとい う見解を示すようになってきた。そして、その中のある科学者 たちは、『人種』という言葉には意味がないので、その言葉の 使用をやめるべきだとまで言 い出した(注6)。」
引用元-「人種」はなぜあるのでしょうか? | Answers in Genesis
しかしある人々は、「異なった『人種』が存在しているのは周 知の事実だ。なぜなら、様々な民族グループ間で肌の色や目の 形などの大きな違いが厳然と存在しているからだ」と考えます。
しかし実際は、これら民族グループ間のいわゆる「人種的特 徴」というものはほんの小さな差異でしかないのです。科学者 たちは、もし世界中から2人をピックアップしたとするなら、 この2人の間の基本的な遺伝子の差異は通常0.2%程度であ り、たとえその2人が同じ民族グループに所属しているとして も、遺伝子の差異はそれと同じであることを見いだしました (注1 2)。一方、多くの人が「人種」間の大きな違いだと考える 「人種的特徴」といわれるもの(肌の色や目の形など)は、実は この0.2%の差異の内の6%ほどしか占めていません。つまり 遺伝子的には、どんな「人種」と比べても0.012%ほどの差異 にしかならないということです(注13)。
つまり、いわゆる「人種的」差異は、ほんの些細 ささい なものでしか ないということです。
引用元-「人種」はなぜあるのでしょうか? | Answers in Genesis
人間の肌の色の違いは人種の違いではない?
私たち人類の肌の色は、黒色、黄色、白色の3つに大きく分類できます。
では、現在のように肌の色が分かれていったのは何故でしょう?
初期の人類には衣類がなく裸で生活し、強烈に降り注ぐ紫外線は人類にとっては生存を脅かす脅威であったに違いありません。それは紫外線が皮膚に対し強い発癌作用があるからです。赤道付近の環境では、メラニンを多く含む黒色の皮膚は、紫外線発癌から皮膚を防御するのにきわめて有利です。その後、人類は、石器の発明、火の利用、獣皮を衣類にして保温するなどにより、 アフリカから出て世界各地に進出しました。
この場合、高緯度のヨーロッパに進出した人類は、肌の色の黒いと致命的な欠点になります。というのも、人類は紫外線の助けを借り、骨の発育に不可欠なビタミンDを皮膚で合成します。しかし、高緯度地域の冬季には紫外線量が少なくなるからです。低緯度地域で生活する黒色肌の人類は、高緯度では紫外線でのビタミンDの合成が不十分で、骨の生育が不十分 になる“くる病”に悩まされたでしょう。
このような環境で皮膚色がうすくなった人類は、少ない紫外線でビタミンDが合成でき、数万年の時間をかけ、彼らの子孫は繁栄し、中緯度地域では褐色、黄褐色の肌に、高緯度地域では白人の肌になっていったと考えられるのです。
引用元-人類の拡散シリーズ14 〜肌色による外圧適応〜 – 生物史から、自然の摂理を読み解く
人間の肌の色の違いはやはり人種?緯度だけでは説明できない
同緯度にも関わらず、肌の色が違う民族がいる。ということに対して、水蒸気説が考えられます。
上記の追求で肌の色はUV−Bに大きく影響を受けることがわかっています。
UV−Bは短波でオゾン層だけでなく雲や霧等の水蒸気にも反射し拡散します。
そこで、やはり肌色の地域差というのは、気候=地形的特徴に関係があると考えています。
引用元-人類の拡散シリーズ14 〜肌色による外圧適応〜 – 生物史から、自然の摂理を読み解く
人間の目の色は人種のせいなの?
黒、茶、青、緑、グレー……。世界には様々な色の瞳を持つ人種がいます。同じ日本人でも黒い目の人と茶色い目の人がいますが、実はこの瞳の色(濃淡含む)、瞳の中の「メラニン色素」の量によって変わってくるのです。
メラニン色素とは、有害な紫外線等から私たちを守ってくれる大切な色素。住む土地の風土、民族などによってメラニン色素の量は異なります。アフリカや南国など太陽光が強い国では、目を紫外線から守るために瞳の中のメラニン色素が大量に蓄積され、反対にヨーロッパなど太陽光が弱い国では、さほど紫外線を感じなくて済むためにメラニン色素の量が少なくなっています。メラニン色素の量によって瞳の色は青<緑<茶<黒と色が変わってきます。
色の変化は、光の波長に関係しており、メラニン色素が少なく小さいと、波長の短い青の光を多く拡散し、青い色に見えます。逆にメラニンが大きく量が多いと、全ての光を吸収する為、黒に見えます。これは空の色と同じ原理なのです。
ですから、実際に太陽の光を浴びたとき、青い目の人種はメラニン色素が少ない分だけ光を感じやすく、メラニン色素の多い黒い目の人種よりも眩しがるわけです。黒い目の日本人はファッションとしてサングラスをかけることが多いですが、青い目の欧米人にとって、サングラスは目を守るための必需品というわけなんですね。
引用元-欧米人の青い目に憧れます。そもそも目の色の違いは何から生じるのですか? | 快適視生活応援団
まとめ
海外に目を向けると、人種や宗教による差別が深く残っています。『ダーウィンの進化論』といえばだれでも信じてしまいそうですが、新しい研究を発表するとともに意識を変えていく事が大切だと思いました。
twitterの反応
https://twitter.com/wakuraba428/status/643742988993073152
人間の進化は、既にかなり以前から、ダーウィン的な意味での自然さを失ってしまっていた。現在ある世界は、寧ろ優れた人種が、生物学的に見た天敵の存続を保護してやっているような状況なのだ。そしてその間にも、最良の遺伝的性質が集中するエリート人種の数は、減少の一途を辿りつつある。
— ヨーゼフ・メンゲレ (@J_Mengele_bot) September 11, 2015
映画「それでも夜は明ける」150年後の「フルートベール駅で」。特定の人種への憎悪を必死に煽る人々は我が国にもおられる。科学は進んでも人間の進化ってなんだろう♪
— キヨシ (@hvnkc) August 25, 2015
https://twitter.com/lalagiu/status/636193539076943872
憲法9条…「いずれ人間が向かうであろう理想を掲げておくことに意味がある」…これは左翼的な進化論がベースになっている…今できないことが、将来できるという考え方は進化をベースとしており…人間は進歩するのだから進歩しない劣等人種は排除すべき…発想につながっていく『皇統は万世一系である
— 玄妙🇯🇵 (@kokindenjyu) August 25, 2015
まるさんが言ってたけど、ホントにその通りなのよね
人間が進化・成長の中で獲得していった、社会性という強みを全く活かせてない人種だよね
環境や教育みたいな外的要因か、人間性やそもそもの性質・資質みたいな内的要因なのかは知らないけど、可哀想な子供のイメージを持ってしまう— サイバーエルフF (@huyusawa) August 10, 2015
https://twitter.com/xxbrank/status/629666500291395585
人間は特別ではありません。人間が進化の頂点でもありません。だって、どこかの国の人が我が国民は最良の人種であると言ったって他の国の人はだれも信じないでしょう?
— 波動スピン教 (@wave_spin) July 15, 2015
https://twitter.com/tocoma110/status/621348472042553344
人間も苛酷な環境下でずっと進化を遂げていくと危険な猛毒を体内に宿すことの出来る人種が出てきたりするのかな
— 若燕P (@jakurenP) July 9, 2015