イギリスの料理になぜ悪いイメージがあるの？

イギリスに滞在した方や住んでいる日本人の言葉を借りると、イギリスの料理になぜ問題があるのかというと、調理法や味付けが大雑把な感じなのだそうです。たとえばレストランなどの野菜は、ほとんど茹ですぎで、本来の野菜の新鮮さや旨みがないそうなのです。味が塩辛すぎる、イギリス人って味覚音痴だなと思う、等…

日本人は特に繊細な味を好むので特にこの工夫のない調理法や味付けに、うんざりしてしまうのでしょう。今回は、イギリスの料理になぜ悪いイメージがあるのかについてまとめてみました。

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イギリス料理がなぜまずいのか？−ワーホリ体験

１．火をやたら通す

衛生上の理由でイギリス人は食材に火を通したがります。今は昔と違って新鮮な物が手に入りますが、この考え方が未だに根付いているようです。

２．宗教上食に興味が無い

イギリス人はプロテスタントが多いです。プロテスタントは無欲こそ美徳と考えるようです。私がホームステイ先でご飯を食べている時誰も料理に関してコメントしていませんでした。食事はただ生きるためだけの行為でしかないようです。
逆にカトリックは食事に重きを置くようです。カトリックが多い国はフランス、イタリア、スペイン等があります。納得ですね。

この２つの理由は歴史的な理由です。今ではイギリス人も食に興味を持ち「イギリス料理はまずい」という概念は徐々に淘汰されていると思います。
もし現代のイギリス人が食事に興味なければレストランなんて流行らないですからね。

引用元-【なぜ】イギリス料理は本当に不味いのか？【２つの理由】 | ワーホリでイギリス生活

イギリスの料理は科学実験？

イギリス料理とは、科学実験である。

イギリスの料理は不味いと評判であるが、料理の名を冠した科学実験であるのだから仕方がない。
可能な限り人力を排除し、科学の力（爆発とか破裂とかexplosionとか）を活用し調理する。

ただし朝食とお菓子に関してはその限りではなく、「イギリスでおいしい料理を食べたいのなら、朝食を一日三回食べよ」（サマセット・モーム　1874-1965）と言ったりする感じらしい。

概要

「不味い」と他国の観光客等から悪い評判が付き纏うデンジャラスな料理である。曰く「オウムの餌（ただ茹でたり焼いたり揚げただけな為）」「ロマノフ朝の暗殺技術顔負けの毒物（調味料のかける量が尋常でない為）」「大英帝国の発展はイギリス料理のおかげ（不味過ぎて他国に探索を始めた）」等々。
その評判をイギリス人自ら自虐ネタでジョークにする位お墨付き（ウィンストン・チャーチル等が実際に三つ目を発言している他、フランスのシラク前大統領がイギリス料理をけなした際に当時のイギリス外相が賛同して話題になった、など）。

引用元-イギリス料理とは (イギリスリョウリとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

イギリスの料理がなぜまずいのか訳がある

・気候が寒冷で地味が痩せており、食材に乏しかった。特に緑黄色野菜は近代に移入されるまで皆無だった。

そのせいで、一般層には野菜なんぞ動物の餌などと考えて食べようとしない層もいるようだ。

・良質な水資源に乏しかった。生水は大抵不味くて不衛生な上、近代以降は工業用水に回されて量自体も不足した。

・ノルマン･コンクエストで王・貴族がフランス系となったため、地元の料理が宮廷に取り入れられず洗練が遅れた。

・二度の英仏百年戦争など大陸国家と度々敵対したため、他国の食材と食文化が入ってこなかった。

・産業革命によって自給自足の農民が職場に長時間拘束される都市労働者に取って代わり、家庭料理・郷土料理の伝統と余裕が失われた。

・植民地などの料理を独自に発展させたものも多い（例：カレー）が、「イギリス風○○料理」と線引きして区別してしまい、自国料理に取り込むことができなかった。

・その後も労働者層は禁欲主義的な清教徒思想（メシに凝る暇があるなら働け）、中流層は上流趣味（不味くても使用人を雇って作らせた方がカッコイイ）が支配的で、家庭料理を復興する動きがなかなか起きなかった。

といった感じである。

これらの要因により、イギリス料理は「質の悪い食材を適当に火を通して食えるようにし、調味料を掛けて味を誤魔化す」が主流となってしまった。
最近では伝統食の復興・改良や現代的料理の創作も盛んになってきてはいるものの、 伝統的に粗雑な料理に慣れてしまったのと、ジャンクフードやインスタントの氾濫もあって、一般国民の底上げは中々難しいようだ。

引用元-イギリス料理とは (イギリスリョウリとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

イギリスの料理になぜ悪いイメージがあるのか

私からしてみると、理由はよく分からないのですが(笑)。おそらくこんな理由が考えられるのかと思います。

・1.　イギリスに行く外国人観光客は家庭料理を食べる機会が少ないので、安いパブとレストランで食べる事が多い。
・2.　イギリス人の国民性によって、ブラックユーモア的な表現として自分の国の料理をバカにするから。
・3.　海外で有名なイギリス料理は少し古臭いイメージで、あまり食べられていない。
・4.　フィッシュ･アンド･チップスはグルメ系料理ではなくストリートフードです。しかしイギリスに来る外国人観光客は、やはりパブやレストランで食べる。そして、その料理のバリエーションにがっかりする・・から。
・5.　様々な社会問題等から料理が出来ると出来ない人の差が広がっている。中には全く料理が出来ない人がいて、そういう人達は冷凍食品や保存食品、ファストフードに頼っている為。特にイギリス留学に行った際に、ホースステイ先等で、このような家庭に当たってしまう事もある。そしてその噂を広げる原因にもなっている。

引用元-イギリス人が答えるイギリス人の食文化と歴史についてに真相：イギリス料理は本当にまずいのでしょうか？

イギリス人の大学生はなぜゆで卵も作れないのか

イギリス人大学生の73％が簡単な料理もできない、78％以上の学生がゆで卵の作り方も知らない、そして約半数がピーマンの切り方さえ分からない、ということが、サークラという会社の調査で判明しました。

その調査結果を見てこれではいけないと立ち上がったのは、イギリスに住む5人のイタリア人女性です。彼女達はイタリア人の両親をもち、小さいころから家庭料理の作り方を母親から学びました、そして彼女達もまた自分の子供に料理を教えています。

しかし現在のイギリスではそのように家庭の料理を親から学ぶ事が少なくなっており、8割の大学生がゆで卵も作れないという状態になっているのです。

引用元-8割の大学生がゆで卵を作れない！料理ができないイギリス人を救うイタリア人 ｜ 「マイナビウーマン」

まとめ

レストランは美味しいという体験談が多かったように思います。やはり、お国柄であまり味にこだわりがないのでしょうか。フィッシュ＆チップもが伝統料理＝ファーストフードというイメージが悪いのでしょうか？

twitterの反応

イギリス人が彦根のある家庭に行ってきて沢山の魚料理とか食べて帰ってきた、その流れでなぜイギリス料理はイマイチなのか的な話になった。400年前の産業革命のせいじゃないか？と。お隣のフランスとかスペインとかの料理はおいしいのになぜ？と聞くと、困った顔に。つづく

— 京都ゲストハウスひつじ庵 (@hitsujian) September 5, 2015

外国人に道を聞かれたといえば、昔「ザクロ」というイラン料理屋に行くため日暮里駅前で人を待っていたら、日本語ペラペラのイギリス人に話しかけられて「ザクロというお店をご存知ないですか」「なぜ当たるww案内しますよwww」となったことあったな。あいつ相当強運だと思う。

— ystk (@lawkus) September 1, 2015

https://twitter.com/lesucre1969/status/637811423339347968
https://twitter.com/wide_world_/status/637793551426842624

日本料理にかぎらず、イタリアンや中華もまずくアレンジされてそれが好まれるのがイギリスなんだが、インド料理だけはなぜか外れない。

— 怪力熊女 (@M_Igashi) August 29, 2015

思い返すとイギリスにきて日本料理、中華料理、フライドチキンとポテト、インド料理、ドイツ料理、トルコ料理は食べたのにまだイギリス料理食べてない。

そして、なぜか意図してないのに多国籍の料理食べてる。

— Nostalgic.D (@nostalgic110) August 21, 2015

産業革命時のイギリス労働者はろくに台所のない環境に住んでたから料理ができなかった、ってのは聞いてたけどそれなら江戸と似た条件だしスシ的な屋台メシがなぜ発達しなかった！と思ってたんだけど……思ったよりずっと深刻であった。イギリス恐ろしい。

— リョージィ＠やったね高カロリー大家族 (@ryozy13) August 21, 2015

朝「イギリス料理はなぜまずいのか」つてツイートが流れてて、夜の#妄想ニホン料理 はイギリス料理か

— スグル・サトー (@SatoSuguru) August 21, 2015