就活に大学の成績を活用する動き「秀」ならバッチリ！？

大学の成績評価で「秀」があるそうです。「秀」をつけない授業もあるとか。また、最近の大学の成績評価GPA。一言で簡単に表すなら、「今まで取った全授業の成績の平均」です。

今回は、大学の成績の「秀」と就活で企業が参考にする成績についてまとめてみました。

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大学成績の評価「秀」

一般的には以下の点数

秀 ９０〜１００
優 ８０〜８９
良 ７０〜７９
可 ６０〜７９ 以上は単位取得

不可 ５９ 未満 単位未取得

引用元-大学の成績単位評価 秀優良可不可の 見方を教えて下さい – 一般的… – Yahoo!知恵袋

大学の成績「秀」の割合は？

大学の成績について。
秀が一番良い評価なんですが、秀の人数は決まっているのですか？

引用元-大学の成績について。秀が一番良い評価なんですが、秀の人数は決まっ… – Yahoo!知恵袋

基本的には、つけない科目もあり、つけても秀は履修者の１０パーセント程度、というようなアウトラインがあるのがほとんどなのですが（あんまり秀をつけすぎると、大学のつける成績の信用にかかわる）、自分のゼミの所属で出席率が良くて成績がそこそこなら、ゼミの単位についてはほとんど秀をつけている先生はいます。

引用元-大学の成績について。秀が一番良い評価なんですが、秀の人数は決まっ… – Yahoo!知恵袋

大学の成績を参考にする企業が増えた訳

企業が大学の成績を参考にするという大変化が、今、なぜ起きようとしているのか。以下の3つの理由があります。
①企業の社会的責任が問われ始めた
②大学の成績の利用が簡単になった
③成績は、大学生の「やらなければならないことへの取り組み方」を見る最高の材料になる

引用元-就活､激変! 成績を問う企業が続出する理由 | なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか？ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

大学成績センターでは、各大学でまちまちの評価方法を統一基準でGPA（成績を数値化したもの。欧米などでは普通に使われている）に変換します。また、複数の大学生が登録した授業に関しては、成績のバラツキを確かめることで成績評価の信頼度を表示します。

大学生は企業の求めに応じて、この成績を企業に送ります。大学生からみれば、一度登録してしまえば何社にでも送れるので手間が省けますし、企業からみれば大学生に成績送付を依頼するだけで、統一基準で評価された成績表を、データで得ることができるのです。

引用元-就活､激変! 成績を問う企業が続出する理由 | なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか？ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

大学成績センターがハブになることで、企業の手間を極力省き、成績を活用しやすくする。先ほどご紹介したように、多くの大企業がこの仕組みを利用することが決まり始めています。就活の大変動が起こっているのです。

では、企業は大学生の成績から、何を判断したいと思っているのでしょうか。それは単に「お勉強ができること」では決してありません。実は成績からは、仕事をするうえで重要なある能力を判断できます。

引用元-就活､激変! 成績を問う企業が続出する理由 | なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか？ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

大学の成績を就活で採用する企業

成績表には、その学生自身が入学してから今まで取得した授業の科目、単位、成績が記載されています。しかし、大学の成績はいろいろな要素が絡み合っているので、一概に「成績が良いから彼は優秀だ」と判断することはできません。

成績から想像することができるものは、次の3つです。

1つ目は、授業選択の考え方（どのような授業を選択していたか）です。言い換えれば、学生の「学ぶ」姿勢が見えてきます。

2つ目は、授業への向き合い方（授業にどのように取り組んできたのか）です。どのような場面で「学ぶ」努力をするのかということです。

3つ目は、地アタマの良さ（厳正な授業評価は？出欠確認のない授業での評価は？）です。

成績は以上の3つの要素が絡み合っているので、成績が良いからといって「地アタマ」が良いというわけではありません。

一律に多くの学生の成績を見ることができない点が、採用活動において大学の成績が活用されていない理由です。しかし、言い方を変えれば「しなくてはいけないこと」に対しての考え方、行動、能力といった多くの要素が実は成績表から見えてくるのです。

引用元-「大学の成績」は使えない指標じゃなかった！“学生の本質”が分かる成績表を使った面接法｜不機嫌な就活　辻太一朗｜ダイヤモンド・オンライン

大学の成績と志望動機で学生像が見えてくる

成績表の内容と、就職活動での志望動機などを組み合わせた面接を行うと、「したいこと」だけを聞く面接よりもはるかに、その学生の本質を捉えることができるようになります。

引用元-「大学の成績」は使えない指標じゃなかった！“学生の本質”が分かる成績表を使った面接法｜不機嫌な就活　辻太一朗｜ダイヤモンド・オンライン

私自身が今まで多くの学生と接した中で感じたことと、人事担当の皆さんから伺ったご意見を考慮すると、例えば、Ａ〜Ｄといった4段階で成績を評価している場合は以下のような傾向があると思います（あくまでも一例です。大学・学部によっても異なります）。

・最高評価の割合が高い学生は地アタマが良い
・最低評価の少ない学生はマジメである
・最高評価と最低評価のばらつく学生は、マジメではないが要領がいい
・中間評価の多い学生は、マジメだが地アタマは良くない
・厳正な評価の授業を取得している学生は学び続ける意欲が高い
・必須科目での最高評価は地アタマが良い

このような成績評価と面接での質問をうまく組み合わせることで、学生の「したいこと」と「しなくてはいけないこと」のバランス、社会に出た後の行動や意欲が判断できるのではないかと思います。

引用元-「大学の成績」は使えない指標じゃなかった！“学生の本質”が分かる成績表を使った面接法｜不機嫌な就活　辻太一朗｜ダイヤモンド・オンライン

まとめ

国と大企業の牽引で始まった成績を就活に取り入れる動き、日本の学生と大学に良い刺激となるのでしょうね。また、企業にも、良い指針となりそうです。

twitterの反応

https://twitter.com/ao112433/status/637232971825614848
https://twitter.com/nasiriko/status/637184202522275844

みんなフル単フル単とかいってるけど、就活の時の成績は不可を見せる大学と見せない大学がある。

見せない大学だと、下手に可をとって単位もらうより、再履修して秀とか、優とった方がいいという事実がある。
日頃大人と遊んで手に入れた知識の1つ。

— はみとぅん (@brother1390) August 26, 2015

大学の成績で「優」「秀」が並んでいる中、英語のとこだけ「不」

— レグルス (@sk4286147) August 24, 2015

今日、大学から成績きた！再試なかった！＼（*´∇｀*）／ﾔｯﾀ-♪秀も思ってたよりあったし、良かった良かった‼︎

— 神在月 (@8kWBX9EQWnik2Rz) August 22, 2015

https://twitter.com/KuNyaha1031/status/628745994960633857
https://twitter.com/i_like___it34/status/627873810574737408

資格の受験料は親に出してもらっている経緯もあり、合否の結果は一応伝えるわけだが、受かれば「こんな簡単なもの誰でも受かる」と言われ、その一方で大学の成績にひとつでも「可」があれば「なぜ全部『秀』ではないのか」と罵られる始末で、これから就活ともなれば先が思いやられる。

— 昴 (@p_leiade_s) August 2, 2015

https://twitter.com/mstyle_mkn/status/626630750796812288
https://twitter.com/muraryu711/status/625621220608753664