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病院での薬の処方、多いのはなぜ?

      2021/05/08

病院での薬の処方、多いのはなぜ?

風邪をひいて病院を受診した場合、何種類かの処方薬を飲まなければならないのに、ドラッグストアで購入した風邪薬は1種類・・・病院の薬はなぜ多い?と疑問に思ったことはありませんか?本当にこんなにたくさん飲まなければならないのでしょうか?今回は病院の処方薬が多い理由について調べてみました。

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病院で処方される薬が多い理由は医師の都合なの?

医者が大量の薬を出すには、いくつかの理由がある。
ひとつは、薬価差益(仕入れ価格と処方したときの薬の価格との差)によって医療機関の収入を増やそうというもの。最近では薬価差益はほとんどなくなり、薬を出すことで稼ぐことは難しくなっている。それでも年間を通せば開業医で100万円近い薬価差益があるという指摘もある。だからまだ院内に薬局を持っている医院では、薬を出すだけで儲けにつながっている。
院外薬局では薬価差益はないので、別の理由がある。例えば骨粗鬆症の薬は、80歳以上の高齢者に対して効果があるかどうかの信頼性の高いデータはないが、それでも整形外科へ行けば、骨密度の検査を受けて、すぐに骨粗鬆症と診断され、薬の投薬となる。薬を出すことで、定期的な通院が必要となり、それが診療所の大きな収入となるのだ。つまり、また外来させるために薬を出すのである。
さらに投薬が増えるもうひとつの理由がある。例えば高齢者などで訴えが多い患者の場合、外来診療で長々と話を聞いていると、ほかの患者を診察する時間がなくなってしまう。そのため、頭が痛いと言えば鎮痛薬、胃が痛いと言えば胃薬、眠れないと言えば睡眠薬と、訴えに対して薬を出すことで迅速に対応していくのだ。

引用元-なぜ大量の薬が処方されるのか|経済界

処方薬が多いのは患者向けにオーダーメイドしてるから?

風邪で病院より処方された薬は、1日に合計13錠服用するのに対し、市販されている薬は1日に6錠だけの服用です。
なぜ、このようなことになるのでしょう。
例外はありますが、病院で処方される薬の多くは、1つの製品に1つの薬の成分だけを含みます。(最近では2つの成分を含むものも増えてきましたが、これは長期的に服用を続ける必要のある薬がほとんどです。)

引用元-病院で処方される薬は種類が多くなるワケ : Ph.ソラトモの I ? KOBAYASHI

おそらく、病院で処方される薬がたくさんに見えるのは、錠剤やカプセル剤など、製品の種類が複数あるからであって、市販される薬のように1種類の錠剤やカプセル剤だけの製品とは異なるから、見かけ上の比較対象による感覚なのだと思います。
同じ風邪に使う薬でこのような違いがあるのは、お医者さんが処方する薬は、その成分ごとに1日に服用する回数や用量を患者さん1人1人に応じてオーダーメイドするためです。
成分ごとにオーダーするためには、1成分だけの製品で組み合わせることができる方が都合が良いのです。
これは、風邪の薬だけではなく、他の病気に処方される薬についても同じことが言えます。
いろんな目的で薬を使う場合には、それぞれの成分の1日服用回数が異なったり、1つの成分の用量を細かく調節したりする場合があるので、1製品1成分を組み合わせることで処方が組み立てられるのです。

製品ごとに飲み方が違ったり、飲む薬の種類が多くなるのにはこのような理由があるのです。

引用元-病院で処方される薬は種類が多くなるワケ : Ph.ソラトモの I ? KOBAYASHI

病院で処方薬が多いと感じたら、まず先生に確認

外来で薬を処方しようとしたり、増やそうとしたりすると、「薬を増やさないでくれ」とか「薬は飲みたくない」という人が多いです。
気持ちは非常によくわかります。薬が増えていくとあまりいい気分でないのは、私も自分が薬を飲む側になって考えれば、同じ気持ちになることは間違いないでしょう。しかし、医者側も医学的に必要であるとの判断から薬を勧めているわけです。

引用元-薬を飲みたくない人へ|なぜあの医者は薬を処方しようとしたのか

しかし病院に来て診察を受けていただいたのに、単に薬を飲みたくないというだけで健康に過ごせなくなるリスクを背負ったままというのでは病院に来た意味がなくなってしまいます。
せっかく健康を気にして病院に来ていただいたのですから、せめてなぜ薬が必要といわれたのかという点についてはしっかりと理解していただきたいと思います。

引用元-薬を飲みたくない人へ|なぜあの医者は薬を処方しようとしたのか

今、高齢者の処方薬のもらいすぎが社会問題に

高齢者の薬のもらい過ぎが問題になっているそうです。
なぜ薬のもらいすぎという問題が起きるのでしょうか。

・高齢者になると複数の病気にかかることが多い
・複数の医療機関・複数の薬局にかかる
・薬剤師は「お薬手帳」で患者がどんな薬を飲んでいるか把握するが、薬の重複がわかっても、薬の整理までは手が及ばない
・医療機関に問い合わせてもすぐに返事がもらえず、患者を待たせないため、処方箋通りに薬を渡せばよいと考える薬剤師がまだ多い
・薬の情報が、医師や薬剤師間で共有されていない

処方された薬を適切に服用できずに、その結果、症状が悪化して薬が増えてしまい、また、その薬を飲み残してしまい、症状が更に悪くなっていく悪循環に陥ってしまうこともあるようです。

引用元-なぜ高齢者の薬のもらい過ぎという問題が起きるのか?

処方薬のもらいすぎ、注意すべき点は?

同じような症状で受診をする場合には、「いつ処方された、どんな薬が、どれだけ余っている」ということを医師・薬剤師に伝えることが重要です。よくわからない場合には、家にある薬箱ごと持って行っても構いません。
また、常備薬として服用した薬がある場合には、必ず医師・薬剤師に伝えるようにしましょう。
薬は飲み合わせによって副作用が生じることがあるので、これをしないと受診した結果体調が悪化してしまうことすらあるからです。(本末転倒ですね)

引用元-薬のもらいすぎに注意しよう! – 医療費節約のコツ

◾️かかりつけ薬局は最も身近な医療提供施設
現在、全国に約5万5,000の薬局があり、取り扱っている処方箋の枚数は年間約7億5,800万枚にものぼります。 処方箋を持って行けば、どの薬局でも薬を出してくれますが、顔なじみの薬剤師がいる「かかりつけ薬局」をもたれることをおすすめします。
社会の高齢化が進み、お年寄りが複数の慢性疾患を抱えて複数の医療機関に通院している場合などに、同じ薬が重複して処方されてしまうケース(重複投薬)などが増えていますが、かかりつけ薬局は地域の薬の交通整理を行い、こうしたケースの解消に役立ちます。

引用元-日本薬剤師会

まとめ

2016年4月の法改正で調剤薬局に「お薬手帳」を持って行くと薬の自己負担金を減額されることになりました。「お薬手帳」を持つことで常備薬や今まで処方された薬の履歴を確認することができますので、処方薬のもらいすぎも防ぐことができるのではないかと思います。とにかく、処方薬で気になることがある時は病院の先生や薬剤師の方にすぐ相談することが大事ですね。

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