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猫が白血病ウィルスに感染したら寿命はどのくらいに?

      2017/09/12

猫が白血病ウィルスに感染したら寿命はどのくらいに?

猫の命にかかわる病気に「猫白血病」というのがあります。これは猫白血病ウィルスに感染して起きる病気ですが、感染すると寿命はどのくらいになってしまうのでしょうか?今回は猫白血病ウィルスに感染した場合の対策、寿命などに関して調べてみました。

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猫白血病ってどんな病気なの?

猫白血病ウイルス感染症とは、猫白血病ウイルス (FeLV)を原因とする猫の感染症です。
猫白血病ウイルス(FeLV)はレトロウイルス科ガンマレトロウイルス属に属するRNAウイルスです。
このウイルスは感染している猫の唾液、涙、血液、乳汁などに含まれており、口や鼻の中から感染したり(経口感染・経鼻感染)、母猫が子猫を産む際にも感染したりします(垂直感染)。
しかし人間や犬などの猫以外の動物に移ることはほぼありません。

引用元-猫白血病ウイルス感染症(FeLV)〜症状・原因から治療・予防法まで猫の感染症を知る

猫白血病ウィルス、感染したらどんな症状が出るの?

症状は、食欲不振、体重減少、貧血、下痢、発熱、脱水、鼻水、口内炎、など。
免疫力が低下し様々な病気が治りにくくなるので、病気や傷が治りにくい、下痢がつづく、歯ぐきが白い、痩せた、元気がない等の症状がある場合はこの病気の可能性もある。
特に貧血症状には注意が必要で、死亡原因になる場合が多いようです。
主な病気は、リンパ肉腫、腎臓病、慢性口内炎、貧血、白血球減少症、流産など。
増悪させる病気として、猫免疫不全ウイルス感染症、猫伝染性腹膜炎、原虫性疾患など。

引用元-猫白血病(FeLV)

猫白血病ウィルスが引き起こす病気と、発症後の寿命は?

直接作用によるものには造血器腫瘍(リンパ腫、急性リンパ性および骨髄性白血病、骨髄異形成症候群)、再生不良性貧血、赤芽球癆、流産、脳神経疾患、猫汎白血球減少症(FPL)様疾患などがあります。
二次的に発症するもののうち免疫異常に関連するものには免疫介在性溶血性貧血(IHA)などの免疫介在性疾患や糸球体腎炎などです。免疫不全に関連した疾患としてはヘモバルトネラ症、猫伝染性腹膜炎、トキソプラズマ症、クリプトコッカス症、口内炎、気道感染症、などが挙げられます。

猫伝染性腹膜炎の40%、ヘモバルトネラ症の50%〜70%、クリプトコッカス症の25%、流産/不妊の60〜70%は猫白血病ウイルスに感染していると報告されています。
猫白血病ウイルスに感染して、発病した猫の性別は雄が全症例の60%〜70%を占め、不妊済みの雄および雌の発症率は未処置の猫に比べて明らかに低いことが知られています。
予後は疾患により異なりますが、わたしたちが過去におこなった調査では発症後3ヵ月の生存率は60%、1年生存率は50%、2年生存率は35%、3年生存率は12%でありました。

引用元-山陽動物医療センター 病気と予防法【猫白血病ウイルス感染症】血液病、血液内科

猫白血病ウィルスに感染。少しでも寿命を延ばしてあげたい・・

感染が確認されたら…

・他の猫ちゃんへの感染を防ぐため、お外には出さない。
・病気が治りにくいので、他の病気に感染したり、怪我をしたりしないためにもお外に出さない。
・できるだけストレスをためずに過ごせるように心がける。
・感染しても症状が出ないことも多いので、常に注意して猫ちゃんを観察する。
・健康状態に変化が無いか定期的に健康診断を受ける。
・貧血に注意する(歯ぐきがいつもより白っぽくなったら要注意です)。
・体をよく触り、何か変化が無いか注意する(リンパ節のシコリには気をつける)。
・腎臓・肝臓の機能低下に注意する(可能であれば定期的に血液検査をしてください)。
・同居猫がいる場合は、必ずウイルス検査を受け、陰性ならワクチン接種をする。

引用元-猫白血病とは|猫ちゃん|ペットの病気|犬や猫フェレットの病気の事なら津市のルナ動物病院へ。

発症を予防するには、猫の飼育環境や栄養管理とともにストレスからの回避が重要です。
われわれは猫が外出して帰ってきた時点で発症しているケースをよく経験します。外でのストレスは特に雄猫では大きく、冬場の寒冷のストレスが加わるとさらにストレスは大きくなります。われわれの調査では避妊、去勢手術を受けている猫の猫白血病ウイルス感染症の発症率は手術を受けていない猫より有意に低いことが明らかになっています。これは手術を受けている猫の猫白血病ウイルス感染率が低いのか、感染率は変わらないが、発症率が低いのか、もしくはその両方の理由によるものなのかは不明ですが、避妊、去勢手術は猫白血病ウイルス感染症の予防に有効であると思われます。

引用元-山陽動物医療センター 病気と予防法【猫白血病ウイルス感染症】血液病、血液内科

猫白血病ウィルスに感染しないために飼い主ができることは?

●猫白血病ウイルスに感染させない。

猫白血病ウイルスは、すでに感染している他の猫から感染します。ケンカや交尾のような濃厚な接触では感染する危険性は高くなります。
ですから完全な室内飼いとすることでかなり感染の危険を低下させることができます。

去勢手術、避妊手術を受ければ交尾による感染の危険がなくなります。気性の荒さが無くなってケンカが減るため、感染の危険が減ります。

去勢手術・避妊手術には他にもメリットがあります。もちろんデメリットもありますから獣医師によく確認してください。いくら病気予防のためとはいっても、健康な臓器を摘出することは誰にでも抵抗感があります。納得してから手術を受けさせてください。

猫白血病ウイルスに対して予防ワクチンがあります。接種を受けても100%の感染防止効果はありません。希ではありますが副作用が発現します。またすでに感染している場合にワクチンは無効であるばかりか、安全性が確立していません。ワクチン接種前には検査を受けさせてください。

引用元-猫白血病ウイルス感染症-リンパ腫の発生に注意

まとめ

猫白血病ウィルスは感染が確認されてもすべての猫が発症するウィルスではないとのこと。感染、発症を共に防ぐには猫の免疫力を上げることが重要。普段からきちんとした食事や体調管理をして、出来る限り猫ちゃんを長生きさせてあげたいですね。

twitterの反応

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