金魚が罹る病気、「エラ病」ってどんな病気？

大事な金魚がある日突然罹患してしまうかもしれない病気のひとつ、それがエラ病です。金魚の大切な呼吸器であるエラに変調をきたすエラ病とはどんな病気なのでしょう。治療法とともにまとめてみました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

金魚のエラ病ってどんな病気？

エラの機能が低下するため呼吸困難に陥り、口やエラの開け閉めの速度が速くなり、水面近くで鼻上げしたり、逆に水底でじっと動かなくなります。
カラムナリスが原因の場合は、尾ぐされ病の原因菌でありますから、ヒレなどにも異常がないかどうかを確認します。この場合初期ではエラやエラ蓋の一部に菌が繁殖し、黄白色の付着物が見えます。片エラを閉じていたり、重傷になると両エラがひらいて、襟巻きとかげのようにはれる、エラが暗赤色になる、白濁する、寄生虫が見える等、症状が進行するにつれ、エラの一部が腐って欠落したりします。
また、虫が平衡器官に入ると、魚はグルグル回ったり、ガラスにぶつかるほど激しく泳いだりします。
稚魚は特に弱く成長した金魚ほどかかりにくいですが、稚魚は体も弱い為っかかりやすいので、注意が必要です。

引用元-金魚 きんぎょ 飼育方法 飼育用品 エラ病の治療法と治療薬

金魚のエラ病の原因

【カラムナリス菌】
一番多いのはカラムナリス菌という細菌がエラの内部に寄生する事によって起こります。
エラに小さな傷が付いているとそこからカラムナリス菌が入りエラ病になってしまうのです。
エラについた小さな傷、そこからこの菌が入り込むとどうなるのでしょうか。
水槽の環境に影響されますが、その繁殖スピードは異常に早く、症状が発現してから市販の薬を使っても病気の進行速度に追いつかず、結局金魚を死なせてしまうケースが多いです。

【ダクチロギルス・ギロダクチルス】
次に多いのがダクチロギルス、ギロダクチルスという寄生虫によるものです。
ほとんどの場合新しい金魚を水槽に入れた時に一緒についてきます。
ダクチロギルス、ギロダクチルスは接触感染で感染していくので金魚から金魚へと広がっていきます。
これは通常肉眼で見えないほどの寄生虫です。超小型で、ヒルに似ています。この寄生虫はエラから血液を吸い、気付かずに放置してしまうと体中の血を吸いつくしてしまうでしょう。感染してすぐに死んでしまう、というわけではありませんので、早めの手当てで命をつなぐことができます。

【サイクロキータ（トリコジナ）】
サイクロキータ（トリコジナ）という原生中もエラに寄生することがあります。
原生中とは細菌よりも少しだけ進化した微生物です。　
これはエラで悪さをする前に、体表にすることが多いです。なので、粘液の異常分泌や鱗が剥がれるなどの異常が見られます。なので、前述したふたつのものよりも発見しやすいと言われています。

引用元-金魚のエラ病ってどんな病気？【原因と対策】 :: PECO（ペコ）

まずは金魚の病気を治療する為の環境づくり

飼育中の水槽ではなく他の場所に入院（隔離）をして治療します
病気の金魚がでたら、病気の金魚を隔離し水槽の水は1/2～2/3の水換えをします

１、バケツでもプラケースでもＯＫですのでなるべく沢山水が入る容器を準備します
①金魚1匹に対して（金魚の大きさにもよりますが）水が10Ｌ以上入る容器を準備します
②エアレーションを準備します（充分な酸素が必要です）
③投げ込み式ろ過フィルターを使用する場合は活性炭やゼオライトを取り除いておきます

＊薬を活性炭やゼオライトが吸着してしまいます
塩水のみで治療する場合は問題はありません

２、100％新水を準備します（金魚の水槽の水は使いません）
＊金魚導入時は、きちんと水合わせをして下さい

引用元-金魚クリニック

３、水が汚れてしまう前に水換えをしましょう
私は毎日水換えを（1/2程度）します
＊あくまでも私のやり方ですが→水量によります
↓
水量が多くて水の汚染が少なければもっと水換えの間隔は広がります

引用元-金魚クリニック

金魚のエラ病は塩水浴で治る

カビ類や菌類は３０℃以上の高温に弱く、高温での塩水浴を行えば、えら病は直る。

塩水浴の濃度
魚の大きさによって、塩水の濃度が違う。
一般に０．３％から０．９％の間で治療を行う。
同時にエアレーションを行う。
不安なときは０．５％で行えば、塩水浴の副作用も少ない。
経験的な、だいたいの目安は以下の通り

小指大以下の大きさの稚魚　０．４％から０．６％
親指大の稚魚　０．５％から０．７％
親魚　０．６％から０．８％

塩水浴の最大濃度は経験的に１．５％が限界。
海水の濃度は約３,０％

１．５％の塩水浴をさせると、魚は最後の力を振り絞り、勢いよく泳ぎだしやがて横たわり、死んだように動かなくなる。
ぬめりはとれ、真水に戻したとき尾や鰭の先が溶け出す。長い時間気づかず塩水浴を続けると死んでしまう。
塩水濃度と水温はより高い方が、効き目が速い。
しかし絶対失敗をしないためには、０．５％の濃度で水温は２８℃が無難。

塩水濃度の水の量と食塩の量との関係
塩水濃度を簡単に量るには「コイメデイック」１２０００円が便利だが、すぐに濃度の誤差がでて、故障しやすい。計器類は、故障する場合もある。しっかり計量して、濃度を確定する方が良い。
初期のえら病では、３０℃の水温で０．６％の塩水浴で３日ぐらいで完治する。
中期のえら病では１週間を要する。
塩水浴中は餌を完全に切ることが絶対条件。

引用元-

金魚のエラ病を治す裏技的治療法

効果はありますが、限りなく危険な裏技ですがホルムアルデヒド薬浴が効きます。（効きすぎますので自己責任で）

やりかたは
ホルムアルデヒド（ホルマリン）を薬店から買ってきます。
すごく安いのですが、置いていないところも多いです。（身分証明書が必要です）
これをバケツなどに水を張った水槽に入れます。
濃度は１：２００００程度
１０リットルのバケツなら、キャプで１／２杯程度です。
これに約３０分程度泳がせます。
それ以上泳がせると体表の粘膜が白くなってきて危険です。（体表の菌類が全滅します）
そのあと数分間別の水槽にいれて薬液を流します。
その後、元の水槽に戻します。
これを数日続けます。

間違っても飼育している水槽に直接いれないでください。
水槽内の微生物が全滅し水面に浮かんできます。
（プラナリア・ミズムシ・ミズミミズ・スネール・ヒドラ・・・etc）
水槽内の厄介者を駆除するには最適かもしれませんけどね。

引用元-えら病の治療方法について – 魚 解決済 | 教えて！goo

まとめ

大切な家族である金魚の健康は飼い主がきちんと守らなくてはいけません。病気の症状と治療法は知っておきましょう。

twitterの反応

@chibananana 金魚の場合エラが赤くなって、動きが悪くなり、食欲も落ちるとなると、エラ病です。この病気になったら、塩か薬で治します。塩は0.6パーセントの濃度にして、しばらく餌はやりません。薬で治療するならエルバージュエースというのがあります。

— nori nori (@marienori7217) July 14, 2016

@8564Ym エラ病になった土佐錦が今のところ回復兆しにあるのはある方のアドバイスのおかげである。あのまま私の思い込みの治療を続けていたら先は見えていた。変な例えだが人生の近道なんてそうあるものではないが金魚の病気を治す近道、誰かの話を聞くべきだ。救える命無駄にしたくないから…

— ゆか李@只今絶賛宇野らん中 (@8564Ym) April 10, 2016

@leopardus_plco 金魚の病気に対しては、そろそろ認識の転換期が来ると思ってます。昔から金魚の病気というと、エラ腐れ病、尾腐れ病、穴あき病、泥かぶり病、松かさ病、エラ病…と症状をそのまま病名に使うアバウトなものでした。
私はそんな名前は捨ててしまえ〜と思ってますよ。

— だんく (@danku315) January 30, 2016

@shimako05_11 ヒレ長い金魚は、病気になりやすいよ。らんちゅうは、エラ病になりやすいけど

— シュリ@東京BO (@mb15720702) October 15, 2015

金魚の白点病は、寄生虫によるもので、最悪エラ病にまでなったりする。病気が広がるスピードも早いので、早めの対処が大切。

— かまぼこ@やまのぼらー (@kamaboko123) August 14, 2014

酢であら不思議、金魚の病気、特にエラ病の原因カラムナリス禁や原虫症によく効きます

— 手乗りインコショップ　福岡ペットミッキン (@PETMIKKIN) September 28, 2013

うちで飼ってる１番病気にもならず巨大化していってる金魚がエラ病にかかった。とりあえず塩と加湿機の殺菌剤ぶちこんだ。成分見ればいけそうだっとので入れたら少し元気になった。これは下手な金魚専用の薬よりいいかも。高い割にはせんようの薬って効かないことある。鷹の爪なんかの方が効果あるし。

— 五色健太郎（ヘルニア） (@hernia05) March 17, 2013

金魚は水の環境にすごく敏感で、間違えるとエラ病、斑点病、尾腐れ病などの病気にすぐかかっちゃう。伝染する病気もあるから、いまは一匹隔離中。ここ数日、色々調べてると、小さい頃買っていた金魚がよくあんなに長生きしたもんだと思う。水環境の作り方も病気についてもなんも知らなかった。

— YutaTanaka (@omom398) February 18, 2013

昨日残念ながら、金魚が☆になってしまった。ちょっぴり元気になったかな？と思ってけれど、エラ病と思われる病気に勝てなかった。懐いていたし、とても可愛がっていたのに残念。唯一残った小金、今のところ元気なので、長生きしてほしいな。近々仲間を連れてこよう。

— Yumi Robinson (@Yumi_crochet) June 5, 2011

金魚一匹傾いて浮いていましたが、塩浴でかなり復活。尾ひれが痩せてきたのが気になるが命に別状はなさそう。こいつは最初エラ病もなったし、もともと病気がちだったかな？

— 鳴田　真人 (@orijin925) June 3, 2011