抗生物質は市販のものでも皮膚に安心？

どんなときに“抗生物質”と接する機会がありますか？おそらく、多くの方は「風邪をひいたときに処方される薬」とお考えになるのではないでしょうか。一般的には飲み薬としてのイメージが先行している抗生物質ですが、実は湿疹や皮膚炎の治療では、塗り薬としても使われます。皮膚にも安心なのかどうか調べてみました。

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抗生物質入りのにきびに効く皮膚に使う市販薬はある？

テラコートリル軟膏って、炎症を抑えてくれるヒドロコルチゾン（副腎皮質ステロイド）と抗生物質が配合されていて、症状が悪くなるのを抑えながら、炎症を治してくれるんですね。

なので、化膿した皮膚炎や湿疹に効果的って言われています。今なら市販の薬局やドラッグストアでも買えるので、ニキビを治す目的じゃなくても、すでに持っているかもしれませんね。

「エッ！？あのタンスの2段目にいつも入っているキャップが青いヤツってニキビに使えるの？」って、あなたも思ったかも（笑）

以前は、処方箋がないともらえない薬だったので、そういう意味では効果は十分ありそうですよね。

「じゃあ、なんで市販で買えるようになったの？」

ってことですが、コレはあくまでも憶測ですけど、配合されているステロイドがあまり強くない…
だから、市販の薬局で販売しても問題ない、ってことになったのかな…って思っています。

ちなみに、ステロイドの強さは、5段階のうち下から2番目だそうです。もちろん、下から2番目と言っても、ステロイドにはかわりはないんですけどね（汗）

で、効果が高そうなのはわかったけど、じゃあ、ニキビには効果があるの？ってことですよね。

引用元-ニキビに効くテラコートリル軟膏？副作用に要注意？ ｜ ニキビに良い食べ物＆悪い食べ物一覧.com

湿疹・皮膚炎にも 「抗生物質」は使うものなの？

そもそも抗生物質は、別名を「抗菌薬」と呼ばれていることから想像できるように、感染症の原因となる微生物の発育を阻害したり、死滅させたりする働きがあります。つまり、細菌が原因で起こる病気に対して、抗生物質は効果を発揮するのです。もちろん、風邪をひいたときに抗生物質が処方されるのも同じ理由からです。

それでは、具体的に、湿疹・皮膚炎の治療で、抗生物質がどのように用いられるのか、みていきましょう。

ご存じの通り、湿疹や皮膚炎にかゆみはつきもの。「かゆいから」とかいていると、次第にジュクジュクしてきたり、白いウミが出てきたり…。このようなかき壊してしまった傷口では、細菌が増殖しやすい状態になっています。そこで細菌によって更なる炎症が起こると、湿疹・皮膚炎は悪化してしまいます。

炎症を起こしている患部には、抗ヒスタミン剤など、ただ、かゆみを抑える働きだけの薬を使っても治りません。炎症の大本に作用するステロイド薬できちんと炎症を抑えることが必要ですが、ステロイドには免疫抑制作用があるので、逆に細菌の繁殖を助けてしまうことも…。そんなときには、細菌の増殖を防ぐ働きのある抗生物質が配合されたステロイド薬が有効です。

引用元-皮膚の炎症で「抗生物質」は使うべき？｜教えて薬剤師さん｜ヒフノコトサイト｜田辺三菱製薬

抗生物質が配合されたステロイド外用剤は、どのような症状で使うべき？

本来は、“皮膚のバリア機能”があり、皮脂膜により細菌が繁殖しにくくなっている皮膚ですが、かきこわすことで欠損した表皮から細菌が入り込んでしまいます。つまり、バリア機能が働いていない状態の皮膚に細菌が入り、そこで細菌が増殖して炎症が悪化した状態が“化膿”です。

化膿を伴う皮膚トラブルには、大きく分けて2つあります。1つは湿疹・皮膚炎がかき壊しなどで悪化した化膿、もう1つは単なる細菌感染で炎症を起こしている化膿です。

1つめの湿疹・皮膚炎の悪化した化膿は、湿疹・皮膚炎の治療がベースとなります。湿疹・皮膚炎の治療では、一般的にステロイド外用剤を使用しますが、抗生物質成分が配合されていないステロイド外用剤は、化膿している患部には使用できません。この場合に使用できる薬剤には、非ステロイド剤と抗生物質配合ステロイド外用剤があります。化膿した湿疹・皮膚炎は、炎症が強く、症状が進行しているケースが考えられるので、優れた抗炎症作用があり、かつ細菌の増殖を抑えることができる抗生物質配合ステロイド外用剤がよいでしょう。

もう1つの単なる細菌感染の化膿（とびひ、めんちょう、毛のう炎、にきびなど）は、感染症の治療がベースとなります。通常、抗生物質の内服による治療が行われますが、セルフメディケーションでは抗生物質の内服薬は使用できないので、代わりに抗生物質外用剤を使います。広範囲の場合、感染箇所が皮膚表面から深い場合など症状がひどい時は、内服での治療が必要なのでお医者様に診てもらいましょう。

引用元-2/2 皮膚の炎症で「抗生物質」は使うべき？ [湿疹・皮膚炎] All About

市販の代表的な皮膚用抗生物質　クロマイ-N軟膏の効用

●抗真菌作用を有するナイスタチンを配合してありますので、カンジダ・アルビカンスによる皮膚感染症に有効です。
●抗生物質クロラムフェニコール、フラジオマイシンを配合してありますので細菌感染に有効です。
●軟膏は滑らかで、のびがよく、病巣をよく保護します。

☆適応症☆
●カンジダ、アルビカンスに起因する皮膚感染症の治療
●クロラムフェニコール・フラジオマイシン感受性菌による皮膚感染症の治療
●外傷、火傷、凍傷等に伴う前記感受性菌による細菌感染症の治療及び予防

使用上の注意
1．次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談して下さい。（1）今までに薬や化粧品等によるアレルギー症状（例えば発疹・発赤，かゆみ，かぶれ等）を起こしたことがある人。
（2）患部が広範囲の人
（3）湿潤やただれのひどい人
（4）深い傷やひどいやけどの人
（5）医師の治療を受けている人

2．使用に際して．次のことに注意して下さい。
（1）定められた用法を守って下さい。
（2）小児に使用させる場合には，保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。

（3）本剤は外用にのみ使用して下さい。
なお目には使用しないで下さい。

引用元-通信販売（クロマイ-Ｎ軟膏）

市販皮膚用抗生物質入りドルマイシン軟膏

けが等の化膿予防や治療、おできに
2種類の抗生物質を配合しているので幅広い細菌感染症に効果を発揮します。また、やけどや傷に起こった化膿性皮膚疾患の治療や予防にも有効です。

ドルマイシンとドルマイコーチの違い
ドルマイシンは非ステロイド製剤です。ドルマイコーチには副腎皮質ホルモンのヒドロコルチゾンが配合されています。けがやすり傷でできた傷の化膿予防及び治療にはドルマイシン、化膿を伴うしっしん・皮膚炎にはドルマイコーチをご使用下さい。

にきびケアのアドバイス
・ 栄養(ビタミンA、B2、C)をしっかりとって、生活リズムを整えましょう。
・ つぶしてはいけません。跡になったり、化膿したりする恐れもあります。
・ メイクは控えめに。ファンデーションは毛穴を詰まらせ悪化の原因にもなります。

引用元-ドルマイシン軟膏 12g 【ケンコーコム】

「ドルマイシン軟膏 12g」は、殺菌作用をもつ両抗生物質を配合し、グラム陽性・陰性菌による単独又は混合感染症はもちろん、一般外部疾患の感染予防並びに治療に効果を発揮する皮膚の薬です。医薬品。

引用元-ドルマイシン軟膏 12g 【ケンコーコム】

まとめ

抗生物質は処方してもらうものだと思っていました。塗り薬は市販されているのですね。処方薬よりは効能は弱いのかもしれませんが、長期使用はなるべく避けたほうがよさそうです。

twitterの反応

これ肌荒れに悩んでた時期に痛感した。さっさと皮膚科に行き、市販にはない強力なビタミン剤、時に抗生物質を処方して貰うのが近道。それでも治りきらないならピーリングで肌質改善を目指す、だね。因みにニキビの場合、皮膚科医曰く、オイルや乳液は良くなく何事もジェルタイプがベスト、とのこと。

— diamondwater (@diamondwater418) November 18, 2015

https://twitter.com/bordeaux211/status/657713364206882816

ゲンタマイシン
商品名ゲンタシン
抗生物質を含有する抗菌外用剤。
皮膚感染症の原因物質を殺菌・除去する。
主成分はアミノグリコシド系の抗生物質、細菌のタンパク合成を阻害することで殺菌的に作用。
軟膏は副作用が殆どない。
べたつくので薄く塗布する。
市販はされていない。

— 館山 (@sh33302) October 14, 2015

https://twitter.com/mu_song_u/status/651020546583359490

手荒れ膿んできて知人に指はすぐ腐るぞとかびびらされて皮膚科行ったら診察一瞬で終わったwけど初診料+塗り薬と抗生物質で市販の薬買うより全然安かったから行って良かったかも

— ポニ子 (@pony_ko) October 3, 2015

https://twitter.com/date_suparo08/status/634661775657402368

@_t0ki 市販薬ならヘルペシア？でしたっけ？とにかく小さい水ぶくれでも触るな潰すなで痒みと痛みに耐えてください。潰したら広がりますしー。接触感染はしますしー。早めに皮膚科にかかられて抗生物質と塗り薬で5日くらいで完治しますよ

— さわ (@winter_yk) July 17, 2015

いやー、急に気温上がったので、皮膚トラブル抱える患者さん急増です(･_･;

特に少しの傷がすぐ化膿しやすいですから、市販の塗り薬（抗生物質）を常備しておくと良いです。

お気をつけてー( ´ ▽ ` )ﾉ

— 人狼を愛する薬師(じんぱち) (@zinpachi009) July 13, 2015

午前中に皮膚科で面疔の抗生物質もらって午後からポーアイで仲間と集う土曜日〜（＾ω＾）
しかし面疔は市販薬じゃやっぱ治り悪いな。

— すたーりん (@sterling335) March 20, 2015

@pnpnpnty ちな治療するなら絶対皮膚科通った方がいいよ
それか市販の抗生物質飲むか

— 樫村ざらき (@_zrk) November 28, 2014

@aza_372 ビタミンB2とB6を飲むと皮膚の炎症抑える効果あるよ！あとビタミンC飲んでニキビのところ日焼けしないように日焼け止めとかしたら跡もゆっくりかもしれないけど綺麗になるよ！市販のよりも、皮膚科とかでもらうとめっちゃ安いから良いと思う！抗生物質なんかも言えばくれるよ！

— みづキチ (@sadijk) November 23, 2014

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