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くも膜下出血の後遺症、高次脳機能障害とは?

      2017/09/12

くも膜下出血の後遺症、高次脳機能障害とは?

くも膜下出血によって脳が損傷され、何らかの後遺症が起きることがあるようです。その後遺症のひとつである高次脳機能障害は、記憶や集中力、行動異常など性格的に変わったようにも感じられることから、周囲は後遺症だということに気づきにくい場合もあるようです。その高次脳機能障害とは一体どんな症状なのでしょうか?周囲はどう対応したらよいのでしょうか?調べてみました!

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くも膜下出血とは?

脳は頭蓋骨によって外力から保護されていますが、頭蓋骨の内側では、外から順番に硬膜、くも膜、軟膜と三枚の髄膜で覆われています。くも膜と軟膜のすき間は、くも膜下腔と呼ばれていますが、ここには、脳脊髄液という脳を循環している透明な液体と、脳動脈や脳静脈が存在しています。
くも膜下出血とは、このくも膜下腔に出血を起こした状態を言います。
原因としては、くも膜下腔を走行する動脈の壁の一部が瘤(こぶ)のように膨らんだ脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂が大部分ですが、その他、血管奇形や外傷なども、くも膜下出血の原因となりえます。

引用元-くも膜下出血|慶應義塾大学病院 KOMPAS

くも膜下出血の3つの前兆

くも膜下出血が起きてしまう原因は、脳の血管が膨れて、破裂してしまうことにあります。したがって、よくあらわれる前兆は頭痛であることが多いです。
この頭痛は、くも膜下出血が発症する2週間〜1ヶ月くらい前に前兆としてあらわれることが知られています。

激しい頭痛が定期的に起こることが特徴的といわれてきましたが、人によっては、軽い頭痛でもくも膜下出血の前兆となることが分かっています。頭痛の強さに関わらず、注目すべき点は頭痛の持続性です。高頻度に頭痛がする場合は、念のため病院で精密検査を受けることをおすすめします。
また、この頭痛は特に後頭部で起きることが多いことも知っておきましょう。

引用元-くも膜下出血の3つの前兆!頭痛と目の異常に要注意

くも膜下出血の前兆として、目に異常がでる場合も多いです。
脳にできたコブが視神経を圧迫することによって、目にさまざまな症状があらわれるのです。

例えば、

・物がぼやけて見える
・いつもより周りが暗く見える
・めまいがする
・片目だけ見えにくくなる

このような症状が続く場合は、くも膜下出血の前兆かもしれません。
また、目の異常は頭痛より早い段階で起こることが多いことが確認されています。

引用元-くも膜下出血の3つの前兆!頭痛と目の異常に要注意

脳の血管での異常により、吐き気やモヤモヤした感じで気分がすぐれないことがあります。このような症状は、先ほど述べた頭痛と一緒に起こることが多いです。
頻繁に頭痛が起きて、吐き気も伴う場合は要注意です。

引用元-くも膜下出血の3つの前兆!頭痛と目の異常に要注意

後遺症で性格が変わる?

くも膜下出血とは、脳の周りを覆うくも膜内で起きた出血のことを言います。
その出血で頭蓋内圧が亢進し、意識障害や脳ヘルニアによって、生命の危険に晒されてしまいます。
全身状態が落ち着いて山を超えれば、後遺症なく日常生活へ復帰することが可能です。

引用元-くも膜下出血の後遺症|高次脳機能障害で人格が変わる?元に戻る? | 脳卒中に関する悩みを解決するブログ

ただ皆がそうなるとは限りません。

怖いのは、出血がくも膜内に留まらず脳実質内に及んでしまう脳血管攣縮や水頭症などの合併症の併発です。
これらにより、以下のような様々な後遺症が残る恐れがあります。

・運動麻痺
・高次脳機能障害
・言語障害
・認知症
・歩行障害
・尿失禁
・視力障害

なかでも高次脳機能障害や認知症は患者の性格を変容させ、コミュニケーション能力低下、社会復帰困難の原因となってしまいます。

引用元-くも膜下出血の後遺症|高次脳機能障害で人格が変わる?元に戻る? | 脳卒中に関する悩みを解決するブログ

くも膜下出血後に性格が変わってしまう原因として以下の2つが挙げられます。

・高次脳機能障害:脳のより高次な機能(記憶・注意・言語・行為・認知)が低下し、社会や日常生活への適応が困難となる障害
・認知症

高次脳機能障害は、脳実質内への出血や脳血管攣縮による脳梗塞で前頭葉が障害されたり、頭蓋内圧の亢進で前頭葉が圧迫されることで生じます。
認知症は正常圧水頭症を合併した際に生じる三徴(認知症、歩行障害、尿失禁)に含まれます。

引用元-くも膜下出血の後遺症|高次脳機能障害で人格が変わる?元に戻る? | 脳卒中に関する悩みを解決するブログ

後遺症の高次脳機能障害とは

くも膜下出血などが原因で脳が傷ついたために考えたり、会話したり、注意したりすることが難しくなる状態をいいます。
脳は体の中心的存在ですから脳が傷ついたら、いろんな障害がでてもおかしくありませんね。

たとえば、小学校でいったら生徒にとって中心的人物は担任の先生ですね。
担任の先生が不審者に襲われてケガをして小学校に来れなくなったら・・・
生徒たちは混乱し、何をしていいか?わからなくなりますよね。

これと同じ状態が高次脳機能障害です。

高次脳機能障害の特徴は
・体を怪我をしたわけではないので、外見では障害がわかりにくい
・本人だって目で障害が見えないのでわかりにくい
・買い物やバスや電車で移動中に違和感が起こりやすい

たとえば買い物をしているときに店員さん「1000円になります」と言われても、財布の中から1000円を選ぶことができず苦労することがあります。
でも、店員さんはお客さんが高次脳機能障害だと知りませんから「は?何この人、困ってるの?」とイライラしてしまことがあります。

あるいは、渋谷駅に行こうと思いJRの切符売り場に行っても・・・
「渋谷駅はどこだっけな・・・」と探すことが出来ず困ることさえあります。

こういった症状が高次脳機能障害の特徴です。

高次脳機能障害の方の外見を見ても異変に気づきません。
でも、上記のような場面と、以前くも膜下出血などの脳の障害を受けたことがあることを併せて、
「もしかしたら高次脳機能障害かも?」と判断されるわけです。

引用元-くも膜下出血の後遺症として起こる高次脳機能障害とは?

高次脳機能障害への周囲の心構え

高次脳機能障害の症状は、脳の損傷した場所によって、人それぞれ異なり、重症度も様々です。
また、その場の環境や対応する相手によって、現れ方が異なる場合もあります。
しかし、周囲の環境を整えたり、対応の仕方を工夫するなど、適切な対応を行えば、それまで出来なかったことができるようになったり、問題行動が減ったりすることがあります。

◆家族・周囲の人が高次脳機能障害を理解する
以前と人が変わってしまった、今まではできていたことができなくなってしまった、と様々な変化があります。
まずはその変化を理解することから始まります。

◆目に見えない障害を想像する
高次脳機能障害を持つ方の行動や反応に興味をもって、「どうしてそのような行動をとっているのか」「なぜこんな風に反応するのか」と想像力を働かせることが、その人への適切な対応を探る第一歩となります。

◆忍耐力をもって接する
適切な対処法を繰り返し実行して、その結果、生活の中で、出来る事がひとつひとつ増えていきます。
繰り返し行って習慣にしていくことは非常に手間がかかり、根気がいります。
すぐに結果を求めて、本人を追い込んでしまうことがないよう、忍耐力をもって接することが大切です。

◆環境を整える
高次脳機能障害を持つ方は周囲の様々な情報を受け取ることが苦手です。
その方にあわせて生活空間を整えたり、対応する人(家族)が適切な声かけや支援方法を統一することが大切です。

引用元-総合リハビリテーションセンター|各種センターのご紹介|受ける|福岡青洲会病院

まとめ

機能回復には周囲の愛ある対応がとても重要なように感じました。

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