日本の大企業と中小企業の割合

多くの人は大企業といえば、有名企業を想像すると思いますが、実は大企業の範囲は割りと広いらしいです。例えば規定に沿って考えると小売業でいえば、50人でも大企業になりえますからね。

今回は、大企業と中小企業の割合とその違いなどについてまとめてみました。

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大企業と中小企業の割合は？

経済産業省の中小企業省によると、412万社中99.7%が中小企業（零細企業含む）に位置付けられます。

大企業は12,000社、残りは全て中小企業ということになります。中小企業の定義は以下の通り。

製造業：資本金3億円以下又は従業者数300人以下
卸売業：資本金1億円以下又は従業者数100人以下
小売業：資本金5千万円以下又は従業者数50人以下
サービス業：資本金5千万円以下又は従業者数100人以下

更に小規模企業の割合を見てみると、約87%で、約360万社が小規模企業、残り53万社が中規模、大規模企業ということになります。

引用元-豆知識！日本の企業数、倒産件数、赤字会社の割合、上場企業数など

アメリカの大企業と中小企業の割合は？

世界の中小企業と大企業の割合はどのくらいでしょうか？
日本で中小企業の割合は99％を超えており、日本の経済は中小に支えられていると言っても過言ではないほど中小の比率が高いものだと言われていますが、これは世界的には珍しい状況なのでしょうか？

引用元-世界の中小企業と大企業の割合はどのくらいでしょうか？ – 日本で中小… – Yahoo!知恵袋

アメリカの例ですが、企業総数の99.9％と圧倒的な大多数で、日本の99.7％と同様のようです。

引用元-世界の中小企業と大企業の割合はどのくらいでしょうか？ – 日本で中小… – Yahoo!知恵袋

企業と会社、法人の違いは

企業は、個人事業主も法人も含みます。そのため企業数は？と聞かれると、412万8215存在するということになります。「法人企業」であれば、個人事業主は省きます。
会社は、法人のみです。そのため会社数は？と聞かれると、170万存在するということになります。

また、法人には普通の会社から、農業法人、社会福祉法人、NPO法人、独立行政法人など色々あり、全てが営利活動を目的としているわけではありません。
つまり、会社と企業と法人の中では、会社の数が一番少ないということになります。明確に使い分けている人は少ないと思いますが。

引用元-豆知識！日本の企業数、倒産件数、赤字会社の割合、上場企業数など

大企業と中小企業の違いは｜大企業定義

【大企業の定義】

1. 資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ常時使用する従業員の数が300人を越える会社及び個人であって、製造業、建設業、運輸業その他の業種（次号から第四号までに掲げる業種を除く）に属する事業を主たる事業として営むもの

2. 資本金の額又は出資の総額が1億円を越え、かつ常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であって、卸売業に属する事業を主たる事業として営むもの

3. 資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であって、サービス業に属する事業を主たる事業として営むもの

4. 資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ常時使用する従業員の数が50人を越える会社及び個人であって、小売業に属する事業を主たる事業として営むもの

上記4つの条件を満たす企業がどれくらいあるのかと言うと、実は日本企業の0.03％のみ。つまり、99.7％（430万社）は中小企業であり、雇用も約7割（約2800万人）を占めているのです。430万社と言っても、世界トップクラスの技術を持つ企業から地元に根ざした小売商店までその規模はさまざま。多種多様な業種の中小企業が日本経済の発展を支えてきたのです。

引用元-就職活動時に知っておきたい大企業と中小企業の違い

大企業と中小企業の違い

■大企業

・一般的に中小に比べ平均給与が高い
・名前が売れているので、他人に「おっ」って思ってもらえる
・日本のみならず世界中に転勤がある（これ、大企業の宿命とも言えます）
・福利厚生がしっかりしている
・優秀な人がたくさんいる。おかげで社内の中核業務になかなかつけない、ライバルや上の世代が多い。出世が遅い
・大きいプロジェクトに関わることが出来る（反面、プロジェクトの一部分だけという場合が多い）
・色々なルール、仕組みがしっかり決まっている
・教育システムがしっかりしている
・働いていて安心感がある
・仕事の分担がしっかりしている
・研究開発費が潤沢、設備が整っている、じっくり取り組める
・リストラがある

■中小企業

・給与は大企業に比べれば低い
・知名度が無い
・転勤が少ないor無い
・社内の福利厚生やルール、決まりの整備が不十分
・習うより慣れろの文化が強い
・若いうちから経験を積める
・一人一人の働きが会社の経営に結びつく
・雑用も含め、あれもこれもやらなければいけない
・大企業に比べて、やはり不安はある
・社内の人が大体把握できる
・少ない予算、設備の中早い段階での結果を求められる

もっと色々な要素はもちろんあります。

ただ色んな企業を見てきて、大企業だから一生安心かというと、もはやそういう時代ではありませんし、中小企業でもしっかりした「いい」企業はたくさんあります。

引用元-株式会社　ライト光機製作所 の人事ブログ：大企業と中小企業どっちがいいの？｜リクナビ2016｜学生のための就職情報サイト

大企業病って知っていますか？

あまりに大企業に就職することにこだわりすぎるいわゆる「大企業病」の話もよく聞きますが、やはり大企業で働くことのメリットの大きさからそうなってしまうのも致し方ない部分があるのかなと思います。

引用元-大企業病なんて気にするな！最初は大企業で働くべき９つのメリット

「大手病」とも言われたりしますね。
大企業にで働くことばかりを夢見て、大企業しか受けないという人。
内定することが難しい大企業ばかりを受け、結局内定をとれずに終わったりしてしまう人もいます。
確かにこれはよくありません。大企業のメリットどうこう以前の問題ですね。
ただ、そういう人の言う大企業って、本当に世間にも名前のしれているBtoCの会社ばかりであることが多かったりします。

引用元-大企業病なんて気にするな！最初は大企業で働くべき９つのメリット

まとめ

名前が知られていなくても、規模が小さい中小企業ても優良な会社はやまほどあります。ニッチな業種を担う新手の企業もそのひとつ。ただ、入社を希望する時に自分の気持ちと現実的な仕事像を明確にするのが大切だと思います。

twitterの反応

大手企業労組の賃上げをけん引役とした春闘体制が、中小のに結びつかないばかりか、非正規社員の割合を増やすだけだった―その反省に立ったならば、大手労組の担うべき春闘は、最低賃金の引き上げと全従業員の均等処遇の賃金・人事制度の提案です。かつて職工身分格差撤廃と電算型賃金体系確立のように

— 西尾　力 (@t_nishio) December 7, 2015

https://twitter.com/Y117Syo/status/669349537786363904

働き盛りの中年男性は、低所得者ほど入院する割合が高くなるとの研究結果を、千葉大の研究チームが発表。治療費の節約で日ごろの通院を控えた結果、逆に健康を悪化させているとみられ、所得による「健康格差」の一端が浮かび上がった。

※大企業ならともかく中小零細に勤めていれば休めないしね…

— 無外流の狼 (@miburou3) November 17, 2015

貧乏で大学に行けない高卒の人もいると思うが、おおむね”優秀な人の割合”と学歴は比例するという。採用時のコストをかけて微妙な大学や高卒から優秀な人を探して安く雇うのか、有名大の大卒を採用して選別して高コストで雇うのか。後者は大企業がやっちゃうから中小は前者なんだけど採用コストががが

— 低加速電圧電子線の半分は優しさで出来てい (@rong_long) October 30, 2015

希望者全員が65歳まで働ける企業の割合は72.5%（高年齢者の雇用状況・厚生労働省（2015年）高年齢者の雇用状況）。企業の規模別にみると、中小企業は74.8％で、大企業の52.7％を上回っています。また、条件つきを含めて70歳以上でも働ける企業は約３万社で20.1%。

— 社会保険労務士 池田事務所 (@SRIKEDA) October 22, 2015

外国人実習生受け入れ企業の76%が労基法無視とは大変ゆゆしき事態であり大問題だ。ところで外国人実習生を受け入れてない普通の中小企業が労基法を順守してる割合はなん%くらいあるのだろうか

— koume＠もち米は餅米でなく糯米です (@koume_nouka) October 12, 2015

大企業でも中小企業でも個人事業主でも、「うわ、この人優秀！！」と思う人と「うわ、こいつ無能！！」って思う人といるので世の中わからん。
ただ、組織によってその割合は変わってくるけどね

— 杏仁豆腐 (@annindouhu_suki) October 10, 2015

https://twitter.com/radical_shiina/status/639643414724669440

【韓国の中小企業状況⑩】これも除けば大企業と中小企業の従業員割合は32対68。大企業従業員3名に対し中小企業が7名。自営業者が1名という構造です。韓国は価格にはドライで国産保護目線が薄い。価格や品質で判定し一部の主力を除けば海外依存度が高い。行政、大企業も中小企業育成意志がない。

— 青空 (@bluesky4747) September 1, 2015

ちなみに、さっき女性的な「気持ち悪い人が嫌い」という主観的かつ本人にはどうしようもない評価が怖いといったけど、ホモソーシャルにはホモソーシャルなりの野蛮さがあるから結局はどっちの怖さも周知すべきだとは思います。まぁ、後者については男の割合が多い中小企業や大企業でも肉体系見れば明白

— 三沢文也a.k.a.青二才 (@tm2501) August 16, 2015